New Life After 50

50才からは、自分のために生きてもいいですか?

New Life After 50 〜 50才からのコウフク 〜

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前々から計画していた訳ではなかったのだけれど、ただ、子供たちが成人して、50才の足音が聞こえて来た途端、「独り立ち」という言葉がとてつもなく魅力的な響きを蓄えるようになったのです。紆余曲折を経て、よろよろと頼りなくも、ようやく巣立っていった子供たちの後に残っていたのは、人生100年と言われるようになった膨大な時間。50才からのコウフクは、始まったばかり。

新入りのクジラ

               

サボテン三兄弟に、仲間が加入しました。クジラと言えば、潮を吹かなくちゃと、それらしい植物を探していたところ、やっと見つけた可愛いサキュレント。

サイズもぴったり、中にすっぽりとおさまり、これがシンデレラフィットなのかと、妙に納得。

値段も、ダイソーで300円。例え枯らしても、諦められる値段です。植物をいけるのは得意な方ですが、育てるのは実はとても苦手。サボテン三兄弟の中にも、既に二代目がいます・・・「水をやらなくてもいいサボテンを枯らすのってどういうこと?!」と言われましたが、枯らすのが怖いあまり、ついつい水をやって、枯らしてしまいました(涙)。

水差しに伸びる手を頑張って引っ込める戦いの日々が続いています・・・。

 

 

 

 

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至福の時

     

至福の時といえば、「カウチでパディントンとテレビを観ながらゴロゴロすること」という、全くお金のかからないアクティビティ。家の中をきれいに掃除して、片づけて、整ったところで、ゴロン。

パディントンもなかなか心得ています。移動用のキャリーバッグを出すと「おう、行くんかい。ほい来た。」と自らキャリーバッグの中に入っていきますが、カウチに私が座ると「ゴロゴロダイムやな。ほい来た。」(何故、関西弁なのかは分かりません 笑)と、カウチに乗ってきます。まるで、息がぴったり合った漫才コンビのよう。

なので、カウチはいつも居心地のよい場所にしたいのです。というのは、言い訳でもあるのですが、そんな理由で、クッションカバーはセールになっていると、ついつい買い続けてしまいます。今回は、H&Mのセールで見つけたストライプのクッションカバー。カウチと同系色のストライプなので、絶対合うはず!と興奮気味にクリックしたもの。

やっぱり、「どんぴしゃ」です。もう一つは、おとなしめの麻色にして、ストライプを際立たせると、ゴロゴロタイムが更に充実 笑。

 

 

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3月の雪

     

毎日の通勤が辛く、クサクサするのも得意ですが、そこからあっという間に回復するのも得意です。ここ数日は、何事にも無理矢理「転職祝い」をこじつけては、いろいろ動き回っています。

「長野は大雪」というニュースを聞き、「転職祝い」で、早速長野へ (笑)。この間まで、雪不足だったスキー場にも新雪がたっぷり。しかも、平日なので、スキー場を独占状態。滑り放題、転び放題。(転んでいる方が多いのですが)写真の通り、誰もいません。

そして、半日滑って悲鳴を上げる50代の体を労わるため、帰りは温泉へ。最近は、「トンボの湯」が混雑状態なので、久しぶりに「八風温泉」へ。うちの周辺には、こういった日帰り温泉がざっと数えただけでも5軒以上あり、気が向いたときに、さっと行けるのでとても便利。しかも、一部の温泉では、町民割引があるので、ちょっと高めの銭湯といった感じです。

家に帰ると、カウチでパディントンと寝ころびながら、テレビを観ながらウトウト。もうこれ以上の幸福感はありません。

所詮、私の幸福感なんて、こんなもの(笑)。これくらいで、すぐにキラキラな人生。おめでたいといえばそれまでですが、安上がりで良かったなぁとつくづく思う日々。

 

 

*スキー場:奥ダボススノーパーク(菅平高原)

 

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消えていた理由

     

2月初旬以来消え去っていたのには、理由がありました。

今年から、リモートワークが全面的に廃止になり、毎日の通勤で心身ともに疲労状態。家の中も整わず、パディントンの散歩も家の周りをちょこっと回っただけでおしまい。なんだか、毎日が消化不良と疲労の日々で、仕事に対する意欲もミニマムに。何事も、最小限のことだけやって、それ以上はやらないという悪循環に陥っていました。

そんな訳で、「クリスマスツリーを見て、勝手にキラキラする自分を失っていくのは、全く本望ではない!」と、一念発起、転職活動を始めたのでした。でも、最後の就職活動は、6年前。当時40代だった私は、既に50代。転職活動を始めてみたものの、年齢制限が付いている仕事が多く、入口にさえ立たせてもらえない日々が続きました。

あっという間に「お断りメール」が積み上がっていくのは、精神的にきついのですが、ここは、そんじょそこらの若造とは違います 笑。図々しくもここまで生き延びてきたので、結構へこたれません。そして、そんな中、競合他社のリクルーターから、直接LinkedInにメールをもらい、約2ヶ月に渡り5回の面接が続き、やっと正式なオファーをもらうことができました。

諦めないことも大事ですが、「世の中、捨てる神あれば拾う神あり」を実感した転職活動。どんなことも、捨てたり拾ったり、それが日々の積み重ねだとつくづく感じさせられました。これからも拾う神に大いに気付いてもらえるよう、大きく手を振り続け、跳ね続け、神様に拾い続けてもらおうと勝手に心に誓いました。

と言う訳で、またちょこちょこ書き始めますので、よろしくお願いします。

写真の階段は、毎日通勤で昇り続けた、TBS横の大階段。足取りも重く、トボトボと昇り続けた日々ももうすぐ終わりです。後は、次の職場に大階段がないことを祈るばかり 苦笑。

 

 

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文字インテリアにちょい足し

                  

      

玄関の小さなコーナーに、取り敢えずかけていた文字インテリア。これだけじゃ寂しいよなぁと思いつつも、いいアイデアも浮かばず、そのうち、見て見ぬふり。家に帰って来ても、なるべく見ないように見ないように・・・苦笑。

そんなことをしているうちに、ようやく見つけた黒いフック。H&Mのセールで、なんと2百数十円。仕舞い込んでいた「GATHER」のサインを引っ張り出し、フックに掛けると出来上がり!

「GATHER」と言われても・・・と言う感じがしないでもありませんが、これは最近ちっとも顔を見せない長女に「集合の圧」を暗黙のうちにかけているつもり。でも、そんなメッセージは全く届かないようで、「oh nice」と言う普通の返事が来ていました・・・。

 

 

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Ski Ski Ski

昨年から突然始めたスキー。「私をスキーに連れてって」以来の再デビューに、周りからも呆れられましたが、周りの男の子ばかりに気を取られていた時代(笑)とは違い、素直に気持ちよく滑ることを楽しんでいます。

とは言え、この暖冬。雪不足でなかなかスキーにも行けない日々が続いていましたが、ようやくまとまった雪が降ったようなので、週末は大急ぎで用意して長野へ。

とりあえず、長野の家から1時間弱で行ける、パルコール嬬恋へ。ゴンドラで一気に2100mまで行ける上、コースのほとんどが中級向けなので、緊張する必要もなく、景色を楽しみながら、3km以上の長いコースを滑り下りることができます。

この日の気温は、朝9時でマイナス5℃。ふもとは快晴。

でも、登って行くに連れて、気温はぐんと下がり、頂上はマイナス10℃。

ゴンドラを降りると、スキーをしに来たのか、南極に探検に来たのか、ちょっとわからなくなりそうな感じ 苦笑。でも、待ちに待った雪。ここで引き下がるわけには行きません。

一気にふもとまで滑り下りると、feel so great。もうこの上ない達成感と快感。スキーを担ぎ、またゴンドラへ。

これを3時まで繰り返し、帰りにトンボの湯へ寄って家へ帰ると、2階への階段さえ一苦労。今日は筋肉痛で「いたた、いたた」を連発しながら、やっとの思いで東京へ戻って来ました。リモート勤務が強制終了になってしまった今、日曜日にはきっちり東京へ戻る悲しいルーティーンです (泣)。

 

 

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赤い口紅 ~50才からの人生~

       

若い頃、パリやミラノを訪ねる度、中高年女性の格好良さに、憧れを抱かずにはいられませんでした。「いつか自分も絶対ああいう女性になる」と心に決めながら、街角のカフェで通り過ぎて行く中高年女性をガン見(笑)したものです。

はっと目を引く中高年女性たちのほとんどが、ナチュラルなグレーヘアに、赤い口紅。どの年代の女性たちよりも、ひと際魅力的でした。赤い口紅というのは、ある程度年齢を重ね、人生の重みを知った人のみに似合うと勝手に思っています。という訳で、「赤い口紅が似合って初めて、一人前の証」と、呪文のように唱え、赤い口紅を追いかけながら、ずっと人生を過ごしてきたのです。

最近は、「もうそろそろいけるかも」と淡い期待を胸に化粧品カウンターへ行って試してはみるのですが、やっぱりまだ似合わない。ああ、まだ半人前かぁ・・・と、がっくりの日々。

でも、ふと目にした赤い口紅の隣の隣にあった、ボルドーに近い口紅。憧れの赤い口紅ではないけれど、半歩くらいは近付く色です。うん、悪くない。

ここから、自分の口紅が少しずつ明るい赤に近づく度、あの頃憧れていた女性たちに近付いて行くと思うと、50代も楽しくなってきます。

 

 

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