トイレの水位が低くてコポコポ鳴る?|7つの原因と対策を徹底解説

トイレの水位が低い!コポコポ鳴る!7つの原因と対策を徹底解説

「便器内の水位が低い」
「トイレから悪臭がする」
「トイレを排水するとコポコポと音が鳴る」

このような疑問を解決すべく、本記事ではトイレの水位が低くなる原因や、排水時にコポコポ鳴る音について徹底解説します。

トイレの水位不足やコポコポ音といった現象は、放置すると故障や悪臭の原因にもなるため、早急に対処する必要があります。

故障や悪臭などのトラブルを避けるためにも、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

トイレの水位が低い原因

トイレの画像

トイレの水位が低い原因は、次の5つです。

  • トイレの詰まり
  • 補助水管の故障
  • 封水の蒸発
  • 封水の誘引
  • 排水量の減少

それぞれ詳しく解説します。

トイレの詰まり

トイレの水位が低くなる原因として、もっとも考えられるのが「トイレの詰まり」によるもの。

詰まりのもととなる大量のトイレットペーパーや排泄物などが、排水時に封水を一緒に吸い取ってしまうのが原因です。

封水とは、下水からの悪臭や害虫の侵入を防ぐため、トイレの便器内に一定量貯まる水のこと。

つまりトイレの水位が低いという状態は、封水の量が不足していることを意味します。

トイレの封水がいつもより少ないと感じたら、まずトイレ詰まりによる封水不足を疑いましょう。

トイレ詰まりの対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。

トイレつまりの直し方|自分でできる解消方法を解説!

補助水管の故障

水位が低くなる原因として、補助水管の故障も考えられます。

補助水管とは、封水をより多く貯めるために付けられたゴム管のこと。

サイフォン式と呼ばれるトイレには、この補助水管がつけられています。

「サイフォン式トイレとは?」

水を吸い出す力で汚物を流すのが「サイフォン式」のトイレ。
水の落差を使い、流水作用で汚物を押し流す「洗い流し式」のトイレもある。

この補助水管が何らかの不具合を起こすことで、水位が低くなってしまうのです。

補助水管を正しく取り付けることで解決できますが、補助水管そのものが故障していた場合は、別途修理が必要になります。

封水の蒸発

封水が蒸発することによる「蒸発現象」も、水位が低くなる原因の1つ。

封水の蒸発は、長期間トイレが未使用だった場合に発生する現象です。

旅行などで1〜2ヶ月ほど家を空けることで、便器内の封水が蒸発し、水位が低くなります。

「長旅から帰宅したらトイレがクサイ!」と感じるのは、封水が蒸発したことで下水管やアンモニアのニオイが防げず、ニオイが充満してしまうため。

封水の蒸発は一時的に水が減っているだけなので、水を流すことでかんたんに解決できます。

また長期間家を空ける場合は、コップなどで便器に水を足しておくといいでしょう。

封水の誘引

封水が誘引されることで発生する「誘引現象」が原因で、水位が低くなることがあります。

封水の誘引現象とは、大量の排水などにより排水管に水が流れることにより、排水管内の気圧が低下し、封水も一緒に流されてしまう現象のこと。

主に2階建て以上の集合住宅で起きやすい現象で、戸建て住宅であっても近隣の水道工事などが原因で発生することもあります。

水道工事であれば一時的な現象で済みますが、集合住宅の場合は個人で解決するのはむずかしいため、管理会社に相談してみましょう。

排水量の減少

トイレタンクから流れる排水量が減少すると、便器内の水位も低くなってしまいます。

便器内に貯める水(封水)は、トイレタンクの中にある水を流して貯めています。

そのためトイレタンク内に水が足りていないと、排水量が減ってしまい封水を貯められないのです。

フロート弁やボールタップなど、トイレタンク内にある部品が故障するとタンク内の水量が減ってしまいます。

トイレタンク内の構造は複雑で部品も多いため、素人が修理すると失敗する可能性が高いです。

無理に修理しようとせず、専門業者や管理会社に相談するのをおすすめします。

コポコポと音が鳴る原因

トイレの画像

トイレを流す際にコポコポと音が鳴る原因は、次の2つです。

  • 排水管の不具合
  • トイレタンクの不具合

1つずつ解説します。

排水管の不具合

排水管が詰まりなどで不具合を起こすと、コポコポと音が鳴ることがあります。

特にトイレだけではなく、シンクや洗面所などからもコポコポ音が聞こえるようなら、排水管の不具合を疑いましょう。

汚れや詰まりなどで排水管いっぱいに水が流れると、排水管に「負圧状態」と呼ばれる現象が発生します。

負圧状態とは、排水管内の空気が薄くなり、周囲の気圧より排水管内の気圧の方が低くなること。

空気の逃げ場が失くなり通気できなくなることで、排水口より空気が漏れ「コポコポ」と音が鳴ってしまいます。

排水管が原因と考えられる場合は、トイレの詰まりを解消したり、シンクや洗面所のパイプクリーナーを流すなどして、汚れや詰まりを除去します。

それでも解決できなければ、専門業者や管理会社に相談してみましょう。

トイレタンクの不具合

トイレのみから異音が聞こえる場合は、トイレタンクの不具合を疑いましょう。

トイレタンクからの異音は、異音の聞こえ方により原因の予測が可能です。

スクロールできます
音の聞こえ方考えられる原因対策
コポコポ排水管の詰まり詰まりの除去
ゴー ブーン配管との共鳴現象 (パッキンのボールタップの劣化で発生)パッキンやボールタップの交換
シュー部品破損による水漏れ破損部品の交換 ※専門業者の依頼がおすすめ
チョロチョロフロート弁かボールタップの不具合フロート弁やボールタップの確認

上記の表を参考に、まずは音の原因を特定してみましょう。

ただし、自分で修理する場合は失敗する可能性も踏まえて、自己責任で実施すること。

修理に自信がない方は、専門業者へ依頼するのをおすすめします。

トイレの水位が低い&コポコポ音のQ&A

考える男性の画像

トイレの水位が低い(封水切れ)やコポコポ音について、よくあるQ&Aを紹介します。

排水管やトイレタンクが壊れていないのにコポコポ鳴ります

大雨や台風など、天気の影響によりコポコポ音が鳴ることもあります。

原因は大雨や台風により排水管の水量が増加し、排水管の水が逆流してしまうため。

天気が回復すれば音も自然に消えるため、あまり心配する必要はないでしょう。

排水直後は問題ないのに気づいたら水位が減っています

目に見えない部分で、少量の水漏れが起きている可能性があります。

便器やトイレタンクなど、表面上は破損がないように見えても、実際は床下や内部など見えない箇所で水漏れしていることもあります。 放置すると症状が悪化する恐れもあるため、すぐに専門業者や管理会社に相談しましょう。

まとめ

トイレの画像

トイレの水位が低かったり(封水切れ)、コポコポ音が鳴る時の原因や対策について解説してきました。

便器内の封水が減ることで、悪臭や害虫が発生する原因となるため、すぐに対応する必要があります。

トイレのコポコポ音は、排水管の詰まりやトイレタンクの不具合などが原因で発生します。

いずれの現象もすぐにトイレが使えなくなる訳ではありませんが、放置するとより状況が悪化する恐れがあるため、早めの対処が必要です。

自分で対応できるケースもありますが、トイレタンクや補助水管の破損など、素人では対応がむずかしいケースもあります。

特に部品の交換など専門知識が必要な場合は、無理せず専門業者に相談してみましょう。

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近畿水道サポートセンター

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