こんにちはこのブログを訪れていただきありがとうございます。
福岡で夫・2匹の猫と一緒に暮らし、講師業をしているあきと言います
このブログはスピリチュアルや精神世界に全く興味も縁も無かった20才女子だった私が、先輩から強制的に??
連れて行かれたお寺で瞑想体験をさせられ、それから次々に不思議な出来事が起こりはじめ、人生にいろいろな転機が訪れたり、どん底を経験しながらも、すべて不思議な縁によって次々と導かれ、不思議な億万長者と出会い私自身もまた
「幸せな億万長者」になる(予定)までのストーリーを書いたブログです。
私の自己紹介は、こちらをお読みいただけたらと思います。
第1章 はじめての瞑想でいきなり幽体離脱、からの生まれて初めてオーラが見えた瞬間
このお話は、今から25年ほど前にさかのぼります。
私はスピリチュアルや精神世界とは全く何の関係も興味もない、お洋服が好きなごく普通の20才の女子でした。
親の薦めで入学した大学が自分に合わず、「一日も早く働きたい」という気持ちから両親の猛反対を押し切って大学を中退した私は、初の就職先で地元福岡のデパートの中にある婦人服ブランドの販売員をしていました。
そのお店は、全国のその婦人服ブランドの売り場の中でも月間売り上げが1位になることもあるような、とても忙しいお店でした。
洋服屋さんで働くことも、就職もはじめての私には分からないことだらけで、毎日ひたすら先輩や店長から教えてもらった通りに接客をしながら、毎日10箱近くも届く大きな段ボールの中の洋服を検品してバックヤードに並べ、先輩たちが売った洋服をひたすらストックから運び出す、そんな重労働の日々でした。
その店のスタッフは店長と副店長、そして私より少し先輩のYさんと私の4人でした。
私ははじめての就職でもあり、それまでの学生生活やアルバイトとは全く違う社会人としての生活、デパートの厳しい規則や売上のプレッシャーなど、ストレスを感じることも多かったです。
そんな中ちょっと上のY先輩は何でも話せるような、とても身近な存在で休憩時間やお店の暇な時などにいろんな話をしていました。
このY先輩、見た目は清純派ですごくかわいいのですが、実は中身はものすごい変わり者で男前、当時大人気だったスポーツカー(GT-R)を買って乗り回し、この会社のお給料よりも数万円も多い毎月の車のローンを、休みの日にパチンコで稼いだお金で支払っているようなすごい先輩でした。そんなY先輩ですから、いつも話すと面白くて私はとても好きでした。
いつも通り仕事をしていたある時、このY先輩から「今度ツカちゃん(当時の私の呼び名)に会わせたい人がいるから」と言われ、「○○日(次の私の休みの日)に△△バス停に朝11時に来て」と言われました。
そのバス停は聞いたこともない、福岡と佐賀県の県境にあるバスの終点の停留所で、私は「なんでそんなところに?」と一瞬思いましたが、けっこう素直な性格と、仲の良いY先輩の言うことなのであまり疑問も抱かずに、次の休みの日にはるばる家から1時間半かけて電車とバスを乗り継ぎ、その待ち合わせ場所に向かいました。
周囲の景色が山と田んぼと時々一軒家しかなくなっていき、バスが終点に到着しました。バスを降りると1台の黒い軽自動車が止まっていて、中からちょっとずんぐりむっくりした顔の丸い男性が降りて来ました。その男性は「あきさんですか?」と話しかけてきました。
「そうです」と答えるとその方(Kさん)は自分がY先輩と中学校の同級生であること、そしてついこの間まで奈良の山奥で修行をしていたお坊さんであることを話してくれました。
そして「今から自分の自宅兼お寺に連れて行きますね」と私を車の助手席に乗せました。そこで私は先輩が今日は来ないことをはじめて知ったのです。「え~!」と内心思いましたが、Y先輩らしいな~とも思いながら。
Kさんは車をどんどん民家のない森の横の狭い砂利道を走らせていきます。山がどんどん近づいてきて、周囲は明るかったものの「本当に私はこの人についていていいんだろうか?一体どこに連れていかれるんだろう??」とさすがにちょっと不安になりながら乗っていました。
15分ほど車で走ると、ある一軒の家の前で車が止まり「入って下さい」と言われました。その家は新しいきれいな家で雰囲気も良かったので、ちょっと安心して上がらせてもらいました。その家の中にはKさんのお母さん、そして数人の男性がいるようでした。
私はまず仏壇のある和室に案内され、これから瞑想を教えてもらうことをそこで知ったのです。一瞬なんで瞑想??そんなこと一言も聞いてないんだけど・・・と思いましたが、口には出しませんでした。
瞑想って、怪しくないの?大丈夫??という不安がよぎりましたが、思い浮かんだのは普段仕事のストレスなどをY先輩に話していたので先輩が私を心配して瞑想を習わせるためにこの人を紹介してくれたのかな?ということでした。いろいろな疑問や不安は湧いてきましたが「もうここまで来てしまったんだから、Kさんの話を聞いてみよう」と思いました。
Kさんに勧められ座布団の上に座ると、いきなりもう瞑想の始まりのようで目をつぶって数回深呼吸をするように言われました。
「なるべく大きく息を吸ってください」とKさんが言いましたが、私はブラジャーをしているせいで言われるように大きく息を吸えなかったので、一瞬ためらいましたが「すみません、ちょっと下着を緩めてもいいですか?」とKさんに言い、ブラジャーのホックを外しました。その時は恥ずかしいとか思わず、なんだかちゃんと言われる通りにしないといけない気がしたんです。
そしてKさんの言う通りに深い呼吸をし、意識を向けると、次の瞬間突然自分の何かが自分の頭の上から
「ポンっ!」と上に抜け出したような感覚になったのです!!
私はとても驚き「なにこれ~!!」と思いましたが、目を開けるのもダメなのかなと思い、すぐに自分の体をちょっとだけ動かしてみました。すると自分の体はちゃんと動いてくれて、
「よかった~!!私は体から飛び出してしまったわけじゃないんだ!」と本当にほっとしました。
一瞬私は自分の魂??が体から抜け出してしまったんじゃないかと思ったんです!!
それくらい、ポンっと何かが頭の上に飛び出たように感じました。
しばらくして気がつくとKさんの手は私の背中に置かれていて、Kさんが「目を開けていいですよ」と言って瞑想が終わりました。目を開けると「初めての瞑想でここまでできる人はいないですよ」とKさんに言われました。
私は何のことかは全く分かりませんでしたが、それよりも「私がこんな自分から何かが飛び出してしまったような感覚になったことがこの人には分かるのかなあ??」と不思議に思いました。
「ちょっと休憩しましょう」とKさんに言われ、Kさんのお母さんや中年の男性がお茶を飲んでいる居間に案内されました。
お茶を出してもらいながら、この家に来ている他の男性たちはKさんに呼吸法“氣“の使い方や瞑想を習っていると教えてもらいました。瞑想や呼吸法は感情の起伏を穏やかにしてくれること、ストレス解消に良いことなどを教えてもらい「続けてくださいね」とそこにいた男性から言われました。
いろいろな雑談をしながら、やっとこのKさんやこの家が変な宗教とか危険な場所ではないと言うことが分かってきてすごくホッとしました。そのお坊さんKさんは自分のお母さんに私がさっき瞑想で体験したことを伝えたようで、お母さんから「私はもう何年も瞑想をしているのに1度もそんなふうになった事は無いよ」と羨ましそうに言われましたが、私には意味も分からないし、何も返事のしようがありませんでした。
しばらくみんなで雑談をしていると、他の部屋にいたまた別の中年の男性が私たちのいる部屋に入ってきて「ずっと山の方を見ながら呼吸法をしているけど自分の氣が強くなっているかどうか全然分かりません」とKさんに話していました。
私にはその男性が部屋に入ってきた時から、その人の頭や肩の上から湯気みたいなのがボワーっと出ているのが見えていたので、思わず「頭と肩から湯気みたいなのがいっぱい出てますよ!」と声に出して言ってしまいました。するとみんなが私の方を見てそんなのが見えるの?とすごく驚いていました。
私は見えたものを思わずそのまま口に出して言ってしまいましたが、私自身もそんなものを見たのは生まれて初めてで、なぜ見えたのかも見えたものが何なのかも全くわかりませんでした。するとKさんが「あきさんには見えるんですね。これが人の持っている“氣“が強くなっている状態ですよ」と教えてくれました。
今で言うオーラのようなものなのでしょうか。オーラは色で見えるとよく言われますが、この時は冬場のストーブの上の向こうの景色がぐにゃぐにゃと曲がっているのと同じような見え方でした。
何か不思議なことばっかり体験するなーと思いながらも、またみんなとの雑談がしばらく続いて(私はほとんど聞いているだけでしたが)そろそろその場がお開きになりそうな雰囲気になりました。
Kさんは「帰りはバスが無いから、電車の駅まで送ります」と言ってくれて、またKさんの車に乗りました。
するとKさんは「あきさんに教えたいことがあるから」と私を近くの小さな神社に連れて行きました。そして「ここの神様はどんな感じがするか感じてみてください」と私を祠の前に連れて行きました。
私は目を閉じて、なんとなくさっきの瞑想の時みたいに意識を集中させてみました。すると、光のようなものが浮かんできて神様ってこれなのかな~??全然顔とか姿とか見えないけど・・・と思っていたら、「あきさんは素直に神様やいろいろなもののエネルギーを感じる人だから、これからもその純粋な感じ方をずっと大切にしてください」とKさんに言われました。「この人には私が感じたものとか見えてるものが分かるのかな~??」とますます不思議でした。
なんだか、訳の分からないことだらけでしたが、Kさんが教えてくれたことはなんとなく大切にした方が良いのかなと感じました。そして車で駅まで送ってくれる途中、「あきさんは頭の上のここ(頭のてっぺんを指さして)がぴったりと閉じていて、頑丈な透明の箱の中に入ってるみたいな感じで僕はそんな人を始めて見ました。僕がそれを開けておきましたから」と言いました。
なんかまた本当に意味もわかんないけど、そんな私に許可もなく勝手に開けていいものなの??とすごく躊躇しました。でももう開けられてしまったものは仕方ないのかな・・・とあきらめの気持ちになりました。今考えるとそれはチャクラの事だったのかな?と思います。それを許可なく開けていいのか(または私の守護霊さんとかがKさんに頼んだのか??)は未だに分かりませんが・・・。
最寄りの駅まで送ってくれたKさんは「しばらくは感覚が敏感になっているかもしれないからちょっと気をつけて。瞑想続けてみてください。」と言って帰って行きました。
帰りの電車の中で今日私に起こった生まれて初めてのことばかりの不思議な体験を思い出し「今日は一体何だったんだろう??」とずっと考えながら、あの体から自分が抜け出す感覚や、人の頭や肩から湯気が上っているのが見えたことを思い出しながら帰りました。電車に乗っている他の人を一生懸命見て見ましたが、さっきみたいに頭や肩から湯気みたいなのが出てる人は一人もいませんでした。
この衝撃の一日を境に、瞑想なんて全く興味も無かった私が「あの感覚がもう一度体験できるだろうか??一体あれは何だったんだろう??もう一度あの時と同じことを体験してみたい!!」とひたすら瞑想をする日々が始まりました。
そしてこのはじめての瞑想の日の衝撃の体験は、これから私の身に起こる数々の神秘体験のほんの序章に過ぎなかったのです。
ちなみに、次の出勤の日にY先輩にKさんから瞑想を教えてもらったこと(不思議な体験の事はどう伝えてよいかわからず話しませんでした)を話し、「先輩、私がいろいろ悩んでたから心配してKさんを紹介してくれたんでしょう?ありがとうございました」と伝えました。
するとYさんは「違うよ~!!Kが彼女が欲しいけど、修行から帰ってきたばかりで若い女の子と出会いが無いから誰かいい女の子紹介してって言ってきたからツカちゃんを紹介したんだよ」と言いました。この先輩の言葉には、瞑想の衝撃体験以上に驚きました
ですがその後Kさんと私は会うこともなく、私は一人で瞑想に励む日々が始まり、そこからさらに思いもよらない数々の信じられないような経験することになるのです・・・。
次回のお話は、そんな瞑想を始めた私に訪れた最初の試練
第2章 瞑想を続けていたら原因不明のラップ音に毎晩悩まされ睡眠不足に
をお届けいたします
読んでいただきありがとうございました
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