あとがき~動物病院の監視カメラ義務化 | ペット医療裁判

ペット医療裁判

愛犬が動物病院で獣医師、動物看護士より多数の故意性が高い被害を受けたため、裁判で訴えました。 その一部始終をお伝えします。登場する個人名、団体名は全て仮名にしてあります。https://linktr.ee/petsaiban

愛犬が動物病院で獣医師、動物看護士より多数の故意性が高い被害を受けたため、裁判で訴えました。

その一部始終をお伝えしました。

 

■飼い主の勝率の低さ

 

私は本人訴訟で臨みました。理由は弁護士探しに苦労したからのと、もし契約したとしてもその弁護士がやる気がないハズレ弁護士だったら嫌だったこと、高額な賠償金を請求したためそれなりに弁護士費用を捻出しなくてはならないことなのでそれなら自分でやろうと思ったからです。証拠もそれなりに揃えていたのでこれなら勝てる可能性もあると思いましたし、これでも負けるなら仕方ないと思い臨みました。本人訴訟は全体の約7割ですから、普通に行われているので恐れることはないです。

 

ペットの医療過誤の場合飼い主の勝率は1割と言われています、また医学的専門的見地が必要で面倒な割に一般的に数十万円と賠償額が低いことから請け負う弁護士は非常に少ないです。

実際私はペット医療訴訟を扱う法律事務所に複数相談しましたが邪険にされました。もし獣医師の治療により体調が悪化した場合は飼い主側に立証責任があるので治療により悪化したことの因果関係を証明しなくてはなりません。

しかし、これは医学に素人の飼い主にとっては容易ではなく医療に詳しい弁護士に依頼したほうがいいでしょうがそれでも厳しい戦いです。


 

■医療ミスをした獣医師を罰せられない

 

また、日本の獣医療において獣医師は守られすぎており、医療訴訟で不法行為が認められたとしても獣医師免許を剥奪されたケースはなく、ミスをしても獣医師会や行政からのペナルティはありません。

もし飼い主から裁判を起こされても獣医師は裁判用の保険に入っているケースが多いので獣医師は痛くもかゆくもありません。これでは悪徳獣医師が増える一方です。もちろん良い獣医師もたくさんいらっしゃいますが、裁判を起こされると嘘をついて保身するのが常です。

他のペット医療過誤訴訟をされている方にお聞きしましたが、時間やお金は惜しくない、やるところまでやってあとは判決で敗訴してもそれが司法の限界だと思っているとおっしゃっていました。動物に関して法整備が遅れていたり日本は動物を守るのではなく獣医師を守ってしまいます。しかし、昨今はペット訴訟は年々増加し賠償額も上がっています。


 

■カルテ入手の問題

 

裁判所はカルテを重んじます、そして他院の獣医師による解剖や意見書等を頼りに判決を出すようです。

 

・カルテをすみやかに渡さない病院

・カルテ入手に際して裁判所を通すと数十万円かかる

・意見書を書いてくれる他院の病院を探すことが困難

・意見書を書いてもらうのに数十万円かかる

・解剖となるとさらにペットの体に負担になる、それで原因が判明するとは限らない

といった問題があります。

 

■裁判に費やす体力

 

裁判までの準備に約三年、裁判に約一年かかりました。

本人訴訟、解剖をしなかった、他院の医師の意見書がなく

また、ハズレ裁判官だったことと色々敗因はあると思います。

 

敗訴の中で、唯一裁判所が認めたことは担当医であった

ペラブアペットケルヌッケのミセヂタマカ副院長が

「飼い主に無説明無同意で禁忌薬を使用した」ということだけでした。

インフォームドコンセントがないということは獣医師会の規定に違反している行為なので

極めて重大なことです。

 

・費用

印紙代  50000円

郵券     6000円

書類郵送代 数千円

 

・時間

3年以上

 

・労力

自分の労力

他者への質問行為

逮捕され不起訴になるまで辛かったこと

 

・結果

担当医ミセヂタマカ副院長が飼い主に無説明無同意で人間用のエビデンスがない特殊な薬、

愛犬にとって禁忌薬を投与したことが裁判所により証明されたこと。

これは他の飼い主さんの口コミにも合致しています。

私の愛犬以外に被告病院による他の被害ペットと飼い主さん、被告病院を抹消するために共に闘いましょう、いつでも情報お待ちしています。


 

■立証方法

 

犬猫鳥他の動物が悪い獣医師に酷いことをされたり、犬猫のトリミングでトリマーから被害を受けたり

多数の動物医療過誤訴訟が起こされています。動物を守るのは飼い主だけです、ですから動物病院の診察室やトリミングルーム、ペットホテルに監視カメラが必要なのです。

留守中に携帯から見られるペットの監視カメラも普及しているし待合室に監視カメラがある病院も増えてきています。カルテに付属して監視カメラの録画データ保存を義務付けし、違反したら獣医師免許停止など重い処分を課すれば悪質な獣医師や動物看護士やトリマーはこの世から消えます。

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動物病院の監視カメラ義務化、これしかないと思います。また獣医師が説明した、説明してないの言った言わない問題には裁判所ではその時に録音データ、録画データがないと立証困難でしょう。獣医師の不法行為についての立証についてはその時の動画のデータがないと難しいと思います。みなさんが利用している良い動物病院も裁判になると徹底的に交戦するはずです。

最近ではトリマーがペットを殺したり、医療関係者による非道な事件が多発してます、そのためにも医療関係者、医療現場を監視する必要があります。

つまり診療室やペットホテル、トリミングの様子を撮影した動画をすべて記録することが必要です。

プライバシーの問題が浮上しますが、病院の待合室や街中には普通にあるので録画されたものが大っぴらに公開されない仕様にすれば問題ないはずです。

またペットカメラのライブ配信も普及しており、飼い主が医療行為を確認し録画できる体制が必要です。

カルテと共に医療行為やトリミング、ホテルの様子を撮影し録画データを数年保存することを義務化すればいいと思います、そのようなことをSNSで訴える人もいますし政治家さんもいます。

 

監視カメラの問題

https://www.medicalonline.jp/cmsdata/000/007/254/column_202209_01.pdf



 

■悪徳獣医師が恐れていること

 

むしろ恐れているのは飼い主さんからの評判です。顧客が減ることです。本件訴訟の被告病院ペラブアペットケルヌッケも低評価の口コミを数か月おきに削除していました。実際に私は刑事告訴されています。

 

愛犬が被害を受けた

ペラブアペットケルヌッケの特徴は

 

・他院で修業を積んでいない獣医師

・高度な医療機器を揃えているが

・治療代金が他院より数割高額

・動物看護士、スタッフが多い

・獣医師の車が高級車である

・院内は清潔感がある

・待合室に飲料水や新聞、まったりするようなBGMが流されている

・待合室に監視カメラ

・ホームページ自体は時代遅れの雰囲気

・SNS発信が活発、トリミングサロンが少ない地域なので特にトリミングの投稿が多いが

医療情報の実績は発信しない

・駐車場が広い

 

特に医療機関でSNS発信が多いというのは疑問です。人間の病院でそのような病院はなかなかありません。

獣医師法には広告に関して細かい規定があります

https://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/zyui/pdf/guideline.pdf


 

ペラブアペットケルヌッケは夜間診療を受け付けていないので以下のコラムで指摘されている四点の実例のうち三点に当てはまっています。

本当にあるんです!悪質動物病院!! 騙されるな!悪質病院4つの実例

https://allabout.co.jp/gm/gc/70987/



 

■良い動物病院を探すには

・近隣の人から評判を得る

・クチコミの内容の具体性とその人の他店の投稿から信ぴょう性の高さをみる

と考えます。

その他

・料金が適正

・インフォームド・コンセントがある

・副作用のある薬について説明がある

と当たり前なことですが、ペラブアペットケルヌッケはこれに該当していました。


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