昔の嘘みたいな民間療法(火傷におしっこ)
亡くなった父が子供の頃に火傷した時の話
昭和19年生まれだった父が小学生の時の話なので昭和30年代のことになります
稲刈りも済んだ秋頃
父は友達を追いかけ畦道を走っていた時バランスを崩して
乗っていた自転車ごと田んぼ側に転倒してしまいました
ところがまったく運の悪いことに
そこでは刈り入れ後にできたモミ殻の山が燃やされていたのです
柔らかなモミ殻に手足をとられ自転車も邪魔をして
友達に助け出されるまでに父はかなりの火傷を負ってしまったそうです
慌てた友達が近くにいた大人たちを呼んできましたが
そこでとられた応急処置がなんと オシッコをかける
大人の男が数人集まって
しゃがみ込んだ父(=火傷した子供)に向かって放尿したんだとか
アンモニアに殺菌作用があることから
そんなデタラメが信じられてしまったようです
昭和はいろいろとヤバい
家庭おくすり大事典|主婦の友実用No.1シリーズ