私より辛い状況の人は
もっとたくさんいるので…
自分の苦しさを
そんな風に言う人がいますが
そうやって
自分の辛さを
相対的に考えている人ほど
いつまでも苦しい状況が
続いてしまうんですよね。
こんにちは!
自分を好きになる心理コンサルタント
杉澤佑子です😊
辛い状況に居る人ほど
自分の苦しさは
他人と比べてどうなのか?
気にする傾向にあります。
そのぐらいのことで
弱音を吐くな!
そんなこと
みんな経験している
(自分だけが特別だと思うな)
あなた以上に辛い人は
世の中にたくさんいる
(だからそのぐらい我慢しろ)
人からそのように
言われた経験がある人も
多いのではないでしょうか。
私自身こうした言葉を
たくさん浴びてきましたし
そう言われるたびに
「そうだよね・・・
だから頑張らなきゃ・・・
もっとしっかりしなきゃ・・」
と真面目に考えて・・・
適応障害になりました😇
辛い状況の人に対して
さらに追い打ちを
かけたかったようにしか
思えないほど
心無い発言だと
いまなら冷静に思えます。
なぜなら
そのぐらいみんな経験してる
もっと辛い人はたくさんいる
そんな話を聞かされたところで
自分の辛さが消えるわけではないし
まさに人は人で
自分には自分の
辛さがあるからです。
例えばの話
事故で左足が無くなって
辛いと思っているにも関わらず
「世の中には両手足すら
ない人もいるんだから
あなたはまだマシよ」
そう言ってくる人が
いたとします。
「そうだよね…
左足がないぐらい
どうってことないよね…」
そう考えることで
あなたの辛さは
無くなりますかね??
不謹慎で極端な例えですが
自分の辛さを
相対的に考えている人って
要はそういう発想を
自分に対してしています。
「もっと辛い人がいる」と
考えること自体
人に対して辛さの優劣をつけ
査定しているってことですし
自分にも人にも
失礼極まりないですよね。
いくら人間は本能的に
人と比べる生き物だとはいえ
そういう発想をもつ
きっかけを与えるのは
高い確率で
やはり親だったりします。
「みんな頑張っているんだから
あなたも泣き言を言わずに
頑張りなさい」
「あなただけじゃなく
みんなその辛さを
乗り越えてるんだから」
辛さに寄り添って欲しい
親からそう言われてしまうと
自分の辛さを
我慢してしまうどころか
辛い気持ちさえも
無かったことにしてしまいがち。
それを繰り返すうちに
辛さが無くなった!と
錯覚してしまいますが
それって単に
感覚を麻痺させているだけで
辛い気持ちは
いつまでも消えずに
心の中に残り続けています。
辛い状況を早く終わらせたいなら
まずは辛い気持ちと
向き合うところから
ぜひ始めてみてください。
寄り添ってもらえた経験が
少ない人ほど
辛さから逃げたくなるし
どう向き合ってよいか
分からないと思いますが
「この状況
辛いなぁ…😭」
最初はこの程度でも
かまいませんので
辛さを感じきってみることを
ぜひやってみてください。
辛いと思う自分から
逃げている限り
残念ながら辛い状況は
いつまでも
追いかけてきますので
ぜひ思い切って
しっかりと
向き合ってあげてくださいね😌