自分が将来困らないように
親はあえて厳しく
教育してくれたに違いない
辛かった子ども時代を
そんな風に考えて
やり過ごしていませんか?
実はそれって
親のことを必要以上に
美化しすぎているだけ
かもしれません。
こんにちは!
自分を好きになる心理コンサルタント
杉澤佑子です😊
もしかしたら
親は単に私が憎くて
辛くあたっているのかもしれない
子どもにとって一瞬でも
そんなことを考えるのは
胸が張り裂けそうなほど
辛いことなので
子ども時代
親が厳しかった人ほど
あの厳しさの裏は
私への愛が
あったに違いない
という願望に近い思いを
あたかも真実として
今でも根強く
信じている人は多いです。
しかし結論から言いますと
それは半分正解で
半分は間違っています。
なぜなら子どもに対して
厳しく接してしまう
親の背景には
親自身の
自己肯定感の低さ
そして劣等感が
大きく影響しているからです。
劣等感がある親が
子どもに対して厳しいのは
親が子どもに対して
無意識に
「この子は
将来苦労するに決まっている。
だってこの私の子どもだから。」
そう思っているからで
つまりは子どもに
親自身のことを
勝手に投影しているから。
冷静に考えれば
子どもって
自分の血が半分しか
流れていませんし
子どもは自分の
コピー人間ではないので
子どもは
自分と別の人間だ
そう認識できていないと
おかしいんですが
厳しい親の多くは
子ども=親自身
と間違った認識を
無自覚に持っています。
私が苦労してきたように
私の血が流れている
この子も
私のように
将来必ず苦労するから
厳しく躾けなきゃ
これが子どもに厳しい親の
思考回路です。
いやいやいやいやいや
大事な我が子が
将来必ず苦労するって
あなたと同じ
人生を歩むって
勝手に決めつけないでよ。
厳しい親ほど
自分の劣等感を
子どもに悟られないように
自分の威厳を
必要以上に保とうとするので
余計に子どもに対して
厳しく接します。
子どもにとって親は
ただでさえ
偉大な存在のように見えるので
何かきっかけがない限り
親の厳しさに対して
疑問を持つことはないでしょう。
親の厳しさの裏には
子どもへの愛も
あったかもしれませんが
その更に根底にあるのは
親自身の劣等感です。
親の厳しさを
子どもへの純粋な愛
と美化してしまうと
親との関わりで
問題があったことに
気づけなくなってしまうので
あの厳しさって
本当に愛だったのかな
自分の劣等感を
子どもにぶつけていた
だけじゃない??
ぜひ一度そういう観点で
振り返ってみてください。
今になって見えてくる
親の本当の姿が
あるかもしれません。