カリフラワーの仲間、カリフローレは別名"茎カリフラワー"とも呼ばれます。ふつうなら、カリフラワーは写真↑のように中心に付く花蕾が丸く大きくなったら、大体20cmくらいなら、切り取り収穫します。が、カリフローレはまだまだ、ここから花蕾の茎(花梗)が伸びて花蕾が小さく分かれてきます。
分かれて広がったカリフローレ、花蕾は大きさが30cmを越えて、しかしまだ蕾のタイミングでやっと収穫となります。
(カリフローレ、旬の食材百貨より)
バラした花蕾は写真↑のように、小さなスティック状になり、プロ農家さんはこれを袋詰めして出荷してるようです。まさに茎ブロッコリーのカリフラワー版、茎カリフラワーです。
ただ、我が菜園ではこの状態まで待つことはしてません。理由は単純で、カリフローレがデカくなり過ぎるから。畑からの野菜はほぼ自家消費の我が家ではデカ過ぎる玉は手に負えません。
(7月22日、種まき)
今年は種まきをこれまでより1ヶ月前倒しして、秋キャベツといっしょにしました。収穫が被らないようによく似たブロッコリーは従来どおり8月中旬蒔きのままです。
(9月7日、畑に定植)
紙筒蒔きしましたが、途中でポット上げして約1ヶ月、本葉3〜4枚で畑に移植しました。
(同日、カリフローレのウネ)
苗を植えた9月初旬はまだ猛暑日もある暑い盛りでした。地温を抑える白マルチに害虫よけの防虫ネット、さらに遮光率70%のネットも掛けてます。
(11月13日、小さな花蕾)
定植から月一回の追肥(有機化成666)を株元にパラパラとやりました。花蕾が出たのは植え付けから2ヶ月後。
(12月1日、カリフローレ)
そこから2週間で、花蕾はぐぐんと大きく育ちま
した。写真↑は握り拳と比べてますが、直径は30cmを軽く越えてヤバいです。花蕾も割れかけてるように見えますから、慌てて収穫しました。
(同日、カリフローレ花茎)
よっこらしょ。
市民農園の休憩小屋でデッカい花蕾をひっくり返して、分かれた花茎を切り離したら、写真↑のようになりました。収穫袋Lにやっと収まるカサです。形はまだまだ、プロ農家さんの"茎カリフラワー"みたいにはスリムにはなってませんが、我が家的にはこれで充分。これ以上待ってら、でかいカリフローレがさらにバカデカくなりそうで、、、。
(双子のカリフローレ)
カリフローレはふた株植えてました。ふつう、カリフラワーは大きな頂花蕾がひとつだけ付いて、それを収穫したらお終いです。が、我が菜園に残るカリフローレひと株に異変が起きてました。写真↑のように、まさかの双子。
茎を辿ってみたら、どうやら早い時期に脇芽が出た様子。防虫ネットでよく見えなくて、そのまま地面に這うように育ってしまったようです。ただそのせいで養分が分散されて、小ぶりです。
本来なら脇芽は見つけ次第カットするんですが、待てよ。あまりにデカいカリフローレは扱いもキツい、脇芽で小さく育てる、案外これの方が我が家向きかも、と思ったりしてます。
ちなみにカリフローレ、甘くて柔らかくて、かなり美味いです。
にほんブログ村
家庭菜園ランキング