毎年、いくつかは新しい野菜、特に一度も食べたことのないやつの栽培にチャレンジしています。写真↑の茎レタス(別名、アスパラガスレタス)もそのひとつ。その名前のとおり、葉っぱではなくて茎を食べます。ネットの100円種屋さん、信州山峡採種場でタネ100粒入りで100円と格安でした。
(8月24日、種まき)
茎レタスは他のレタスと同じく春採り、秋採りと年2回栽培ができるようです。今回は秋採りを目指して8月下旬に種まき、サニーレタス、サラダ菜と共に、紙ポット(トイペ紙芯ハーフ)に市販の種まき培土を詰めて、真ん中にあけた植え穴に3〜4粒ずつ落としました。
(9月4日、畑に定植)
種まきから10日後、双葉(子葉)が開き、本葉がちらっと出たタイミングで他のレタスといっしょに畑に移植しました。まだ盛夏の9月初旬でしたから、白マルチに防虫ネットの上から遮光率70%のネットを掛けてます。
(11月13日、レタスのウネ)
畑に定植してから約2ヶ月、写真↑一番奥の6株が茎レタスです。ここまで追肥無し、下葉を少しずつ欠いて風通しを良くしてやってます。
写真手前のリーフレタスたちは既に葉かき収穫が始まってましたが、茎レタスはまだ。茎が30cmくらいに伸びたら、茎元から切り取るようです。
(12月2日、試し採り)
さらに1ヶ月、定植からは3ヶ月で茎レタスの草丈が30cmを越えました。一番背が高いやつを一本だけ試しに切り取ります。
(同日、茎レタス)
葉っぱを外したら、茎は40cm長さありました。先端の柔らかい新葉も食べられるそうですが、試しに生で食べたら、メッチャ苦くてダメでした。たぶん炒めたらイケるのかもしれません。
さて、問題の茎ですが。
(皮を剥く)
ピーラーで硬い皮を剥いたら、中は濃い緑色でした。指で押したら、弾力がありますが柔らかそうです。
(切って冷水にさらす)
皮を外した茎は4〜5cm長さに切ってから、生食用に薄めの短冊切り、冷水(水道水)をくぐらせるとえぐみが取れるみたいです。
(茎レタスのミックスサラダ)
そのまま食べると、、、クセの無い素直で淡白なな味わいです。別名のアスパラガスレタスを想起させるアスパラの香りは、、、あまり感じません。しかし、淡白なので、写真↑のようにトマト、食用菊、サニーレタスなんかと混ぜてもケンカせず、シャキシャキの食感はなかなかヨシ。
草勢が強くてほとんどお世話の要らない茎レタス、我が家では人気急上昇、これはリピート決定です。
なお、我が家はもっぱら生食ですが、茎レタスの種袋には"炒めて美味しい"とあります。ですから、加熱したらまた違う味わいになるのかもしれません。
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