12月になりました。ランナーから育てたイチゴ苗も畑に移植して1ヶ月を過ぎ、しつかり活着したようです。先月には枯れた古い下葉を取り外したので、写真↑のようにイチゴ株は移植後に新しく出てきた緑の葉っぱが4〜5枚です。このまま冬越しさせれば、次のお世話は2月下旬頃の追肥までありません。


ちなみに、今年のイチゴ栽培は3カ所、それぞれ白マルチ、黒マルチ、そして冒頭写真のマルチ無し(裸地)と条件を変えてみてます。


(イチゴの白マルチウネ)


(イチゴの黒マルチウネ)


イチゴは冬の寒さに当たることで、甘くて大きな実をつけると言われます。それで冬の間は防寒せずに過ごさせて、保温マルチは気温が上がり出す2月後半にかけてやる、が露地栽培では一般的。


ただ、不器用な私はこのマルチ後掛けが大の苦手、マルチの穴から葉っぱを引っ張り出すときにパキポキ、、、株を痛めそうで怖いのです。


そこで私は最初から黒マルチを掛けて、冬にはさらにその上から、日差しを反射するシルバーシートを被せてやってきました。


(黒マルチの上に銀色シート)


これなら寒い冬は日差しを反射するシルバーマルチで地温を下げ、春先になってから上のシルバーシートを剥ぎ取れば、地温を上げる黒マルチのウネに早変わりします。面倒なマルチ後掛けは無し。


しかし、待てよー。このマルチ二重張りってホントに必要なのか。ふとそんな素朴な疑問が過り、今年はひとつ確かめてみよう、幸いランナー苗にも余裕があるぞー、で3か所、マルチの条件を変えてみたのでした。


(裸地のイチゴたち)


しかし、安易な思いつきは思わぬしっぺ返しに遭いました。


というのも、たまたま空いてたマルチ無し(裸地)スペースに植え付けたイチゴ5株でしたが、そこには最終的に、連作回避で輪作をあれこれ思案していた夏野菜のスター、ネットメロン3株を植えることにしたのです。


せっかく活着してたイチゴ株ですが、掘り出しました。


(イチゴの移植苗)


移植ゴテで株の周りを慎重に掘り、できるだけたくさんの根っこを残すように掘り上げました。定植から約1ヶ月のイチゴ株、やはり根張りはしっかり、写真↑のように土をつけたままで移植しました。


(植え替えたイチゴ株たち)


新天地は我が菜園の南端、前作はサツマイモでした。土はふかふかでしたから、植え穴をあけて、株を埋め込むだけにしました。急な移植で、根っこを痛めたくないため、新たな堆肥や元肥は無し。


当地横浜の夜温はだいたい5〜7℃くらいで推移してます。ちゃんと活着するか少し心配ですが、イチゴの生育(休眠に入らない)最低地温は3℃だと聞きました。寒さにはめっぽう強いイチゴ、たぶん大丈夫だと思います。



にほんブログ村 花・園芸ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村



家庭菜園ランキング