この春に収穫して軒下に吊るしていた赤玉ねぎ、まだ30個くらい残ってたのが、11月になり半分くらい芽を出しました。こうなると玉の中に硬い芯ができて食味は落ちます。ふつうなら廃棄、なのですが、たまたま畑に空きがあったので、葉玉ねぎになるかもー、と植えてみた、、、の続報です。


(11月20日、植え付け)


写真↑のように、赤玉ねぎから出た芽はあちこち向いてました。できるだけ芽が上に向くようにして玉ねぎを土に埋めたのですが、はたして葉っぱがちゃんとまっすぐ育ってくれるか。まー、空きウネにダメ元で植えただけなので、うまくゆかなくても、諦めは付きますが。


(11月27日、赤玉ねぎ)


植え付けから1週間、赤玉ねぎのウネをチェックしてびっくり。なんとなんと、あちこち向いてた葉っぱが揃ってまっすぐに上に向かってます。


昼間、冬の日差しは写真↑左側から木漏れ日になって射してきます。発芽玉ねぎが無事に活着したとして、新しく出る葉っぱは太陽を求めて左に曲がって伸びるかなー、と予想してました。が、見た感じ、まっすぐ上に向かってます。


(12月7日、赤玉ねぎ)


さらに1週間経ちました。植え付けからは2週間ですが、葉っぱはぜんぶ真上に伸び揃いました。玉の中で分けつしたらしく、葉っぱの数も増えてます。成長も早くて、中には草丈が30cmくらいになったやつもあり、試しにそいつを引っこ抜いてみました。




凄いです。植えたときは緑の芽がちょこっと出てただけだったのに、たった2週間で根っこがわさわさ出て、しっかりと張ってました。




玉ねぎの玉は柔らかくなっていて、水で洗いながら外皮を外すと、写真↑のように、玉の中で細い葉ネギに分けつしてます。


さらに根っこを切り取り、赤い外皮を剥がしたら、


はい、ちゃんと葉玉ねぎになってました。これなら、葉っぱも白い茎も食べられそうです。加熱してしんなりさせたら、酢味噌をかけて、、、うん、なかなか旨そう。



なお、葉玉ねぎを引っこ抜いた跡には新しく発芽してた玉ねぎを補充、植え付けました。


保存玉ねぎは芽が出るとがっかり、これまでは渋々廃棄してきました。が、これなら簡単に葉玉ねぎとして再生できます。まさに家庭菜園ならではの食品ロス回避という、かなり嬉しい結果となりました。



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