3月上旬に種まきしたネギが2ヶ月半で写真↑の感じ、草丈も20cmになったので、畑に移植します。


我が家のネギは3品種、うち、万能葉ネギは庭先プランターに植え替えて育てるので、畑に持ち込むのは2品種、九条太ネギと松本一本ネギです。どちらも土寄せ栽培すれば、白い軟白部分が太く長く伸びるタイプ、ですから、ふつうはウネに深めの溝を掘って植えます。


(九条太ネギ、昨年12月の収穫)


しかし、時は初夏。我が菜園はもう、夏野菜でキツキツ満杯でネギのために空けるウネはありません。そこで、苦肉の打開策、相性の良いウリ科野菜のウネに太ネギを穴植え混植します。



選んだ相手は、写真↑のウネ。奥にカボチャ3株、手前に小玉スイカを2株植えてます。


ちなみに、カボチャ、小玉スイカはどっちも空中栽培、親ツルから出た子づるは全て写真右手に這わせてから、立ち上げ、アーチ支柱に誘引しています。ですから、手前に空いたウネ半分のフリースペースにネギを植えます。



まずは植え穴あけです。

園芸支柱の先端をマルチの上から10cm間隔で差し込んで、2cm径の穴を15〜20cmくらいの深さまで明けます。10cm間隔であれば、間引き無しで、冬にはまあまあの太ネギができます。



ネギ苗を育苗箱から引っこ抜いて、穴に落としました。根っこをまとめるのに、最初は写真↑のように割り箸を使って底まで押し込みましたが、苗がしゃんとしてれば、割り箸は不要、そのまま穴に落としてもちゃんと底まで届きました。



九条太ネギと松本一本ねぎ、合わせて40本を植えました。写真↑のように、苗の先が穴からちらっと出てます。


ネギの活着と生育には酸素が要るため、穴植えの場合は、直後に水やりや土寄せはしません。これで植え付けは完了です。穴あけ、苗の落とし込み40本で10分くらいの軽作業でした。



最後にもうひとつ、過湿を嫌うカボチャ、小玉スイカの株には写真↑のように雨よけビニールを掛けてますが、ビニール手前を少しだけ開けてやりました。活着するまでは、自然に降る雨が多少は太ネギ苗にかかるように、というわけです。


太ネギ2品種はこのまま放任です。順調なら、夏が終わる頃には成長点がマルチ穴から出てきます。カボチャ、スイカを片付けて、マルチを剥がし、そこから土寄せを数回。で、12月には立派な太ネギに育つ、、、予定です。



にほんブログ村 花・園芸ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村



家庭菜園ランキング