とう立ち気味だった春大根を半分だけ収穫して、残りは写真↑のように、茎葉を切り取り、そのまま放置してました。
先人からの教えで、こうすれば大根の成長が止まり、しばらくは畑保存ができるという事でした。が、そこに実は、私の理解不足がありました。かつて、とう立ちしやすい春大根の保存方法として、農家さんがふつうにやっていたやり方らしいのですが、大事なポイントがあって、それは
必ず、大根の"とう立ち前"に茎葉を切る
だそう。つまり、私の大根のように、とう立ち気味、すでに花芽ができてるやつは、大根本体にスが入ってる場合が多く、時間とともにスが大きくなって、最悪、腐ってしまうリスクあり。
ヤバい〜。
↑3月9日、茎葉切り取りから2週間後。
そんな話を小耳にして、慌てて大根のウネをチェックしたら、写真↑の感じ。触って固さを確認してみますが、幸い、腐ってる様子はありません。が、半分くらいは、新しい葉っぱが出てました。
大根の畑保存、注意事項その2、
大根の茎葉は株元から完全に切り取ること。
↑全員、抜き取りました。
自宅には先週持ち帰った大根が残ってるので、これらは、畑で切り干し大根にするかーと、さっと洗ってから、共用の休憩小屋に持ち込み、
包丁で切ろうとしたら、背後から声が飛んできました。
"あのさー、テレビでやってたんだけど、切り干し大根って太めに切って干すと、味がよく染みて、美味いらしいよ"
振り返ると、エンドウにネットを張ってる北区画のアベさんでした。
太切りですかー。
うんうん、と笑ってます。
↑太切りにしてみた。
しかも、今回は皮付きで切り出してみました。
そして3日後(3/12)、出来上がった"太切り干し?"を持ち帰り、試食です。
太切り干しの煮もの
材料、
太切り干し、30gr
醤油、30ml 大さじ2
みりん、10ml、小さじ2
砂糖、10gr
白だし、10ml、小さじ2
水、200ml、カップ1
サラダ油、適量
手順、
1、太切り干しは水に30分浸して、戻しておく。水気を切り、油で炒めて水気を飛ばす。
2、調味料、白だし、水を加えて、沸騰させたら、弱火で煮込む。
3、ダシが1/3くらいになったら完成、火を止めて、器に移す。
所要時間、15分、(切り干しの戻す時間は含まず)
感想、
今回は皮付きのままで切り干しにしたので、皮無しと混じり、ふたつの食感がぜんぜん違う(皮付きはコリコリ、皮無しはフワフワ)ので、そこが楽しいのと、確かに、味の染み方はジュワジュワで良さげ。3日では干し方がまだ浅かったかもですが、煮汁の絡みも良かったです。
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