SNSなどで「cringe」という言葉を見たことがある方は多いと思います。
初めてこの表現を見た時には、どんな意味かわからないですよね。
今回はそんな「cringe」というフレーズについて徹底解説します。
当記事を読んでいただければ英語スラング「cringe」の意味や使用方法について間違いなく理解を深めることができます。
「cringe」とはどんな意味?
早速ですが「cringe(クリンジ」は、主に欧米圏の人々が使うスラングで、主に以下のような意味を持つ言葉です。
1. 身体的な反応としての「ひるむ」または「身をすくめる」
例えば、怖い犬を見たときに思わず後ずさりするような場面など、怖い思いや嫌な思いをしたときに、「ひるむ」「身をすくめる」といったような意味で使われます。
2. 精神的な「恥ずかしい」「痛々しい」と感じる気持ち
さらに、誰かの行動や発言が見ていて恥ずかしく感じる、または不快に思うときに「恥ずかしい」「痛々しい」といった意味でも使います。
ネット上では、主にこちらの意味で使われることが多いです。
「cringe」の例文・使い方
そんな「cringe」の具体的な使用例をみていきましょう。
1. 身体的な「ひるむ」場合
"I cringed when I saw the spider crawling toward me."
クモが私に向かってくるのを見て、思わず身をすくめた。
2. 恥ずかしい場合
"His jokes were so bad that everyone cringed."
彼のジョークがあまりにひどくて、みんな恥ずかしくなった。
3. インターネットスラングでの「痛々しい」
"That comment was so cringe."
そのコメント、めっちゃ痛々しい。
「cringe」に似ている英語表現3選
最後に、cringe以外の類似の英語表現をいくつか紹介します!
意外と登場シーンは多いので覚えておいて損はないです。
1. Embarrassing(恥ずかしい)
意味は「恥ずかしい」ですが、cringeは「見ていてこちらが気まずくなる」というニュアンスが強いです。
例:"That performance was embarrassing to watch."
(そのパフォーマンスは見ていて恥ずかしかった。)
2. Awkward(気まずい)
「気まずい」や「居心地が悪い」という意味で、cringeと近い場面で使われることがあります。
例:"The silence after his joke was so awkward."
(彼のジョークの後の沈黙がとても気まずかった。)
3. Cheesy(ダサい/キザな)
「ダサい」や「わざとらしい」感じを指します。
例:"That movie is so cheesy, but I love it."
(あの映画はめっちゃダサいけど、好きだな。)
まとめ:「cringe」は幅広く使える便利な英語スラング
以上のとおり、「cringe」という英語スラングの意味についてご紹介しました。
「恥ずかしい」「痛々しい」といった気持ちにカジュアル気持ちを示すのにぴったりなフレーズですよね。
ぜひ今回の記事を活用いただいて、英語力の向上を目指されてみてはいかがでしょうか。