多額の損失が出ても平気でいられるメンタルが欲しい

投資

思い切って挑戦した旧積み立てNISAですが、先進国株式が元本割れ状態で大変です。
米国株が絶不調なのが原因みたいなので、恐らく全世界でもsp500でも、有名所なインデックス投資は似たような状態でしょう。
下落相場にどこまで気持ちが堪えられるか不安な中、ある人物の存在を思い出します。
仮想通貨中心のポートフォリオを組んで、約2000万円もの大金を溶かした動画主がいますが、それでも仮想通貨を損切りせずホールドし続けるみたいです。
常人じゃ考えられないレベルです。
一体どんなメンタルしてるのか、理由も含めて確かめてみましょう。
「セミリタイア者ウィルPの末路」さんの動画です。

2,000万円もの損失を出してもなぜ耐えられるのか。長期投資における重要な考え方。

主に、昨年2022年の投資実績で2000万円以上の資産評価額減少だった動画主が何故耐えられるのか、まとめます。
長期投資で暴落に耐えられるようになる重要な考え方に触れるので、長期的に資産を築きたい方は是非、最後まで見てください。
今回の目次です。

1.資産評価損失の状況
2.なぜ大損失に耐えられるのか
3.まとめ
おまけ

初めに実際に2000万円以上の損失を出した資産評価額暴落の状況を見ます。
そして何故そんな暴落の最中、投資を辞めず耐えられるのか、3つの要素に分けて解説してます。

本題に入ります、まず最初に動画主の2022年の投資における資産評価額の暴落状況を簡単に説明します。
2021年12月から2023年1月現在までの日本株、米国株ETF、暗号資産、現金の総資産評価額の推移です、元々は米国株ETFを主体に投資してましたが2022年の初めから暗号資産主体に切り替え、その後に暗号資産は暴落、米国株ETFも下落した状況です。
総資産額の最高値は約3000万円強、現在は1000万円強なので、1年強の期間で約2000万円の評価額減を食らいました。
軽い感じで報告してますが、2000万円の損失と言うと土地は持ってる状態で新築の一戸建住宅を購入して完成して1回も住まない状態で隕石が直撃して取り壊しになった状況と同じ感じで、誰でも発狂して不思議はない状況です。
特に動画主が貯蓄した3000万円強の資産のほとんどは投資収益ではなく労働収入によるものなので、喪失感はより甚大なものでした。
そんな状況を察して、動画主の総資産報告動画を見た多くの視聴者の方から「経済的に、また精神的にも大丈夫なのか」心配するコメントを沢山いただきました。
今回はそれらのコメントへの回答の意味も込めて、何故これだけの大損失を出しても耐えられるのか、理由を3つの要素に分けて話します。

価格上昇の理論があるから

損失を出しても耐えられる理由1つ目は「持っている資産の価格上昇の理論がある」からです。
これに関しては持ってる資産の特性をよく理解するのが前提です。
動画主は主にビットコインと米国株ETFを資産として持ってますが、それぞれの投資対象について極めるまではいかずとも他の人に詳しく説明できるだけの知識はあると自負してますし、価格上昇する可能性が高いって理論を理解してます。
もし、これがあまりよく分かってないけど何となく価格が上がりそう程度の理解度だと、恐らく暴落時に持ち続けられなかったに違いありません。

期待値と言う考え方

損失を出しても耐えられる理由2つ目は「期待値が高い」と考えてるからです。
「期待値」とは確率論で用いられる考え方で、ギャンブルなどでよく語られますが、簡単に言うと結果がどう転ぶか分からないものを試した時に平均してどのくらいの結果になるかを表したものです。
何故投資の期待値が高いと考えてるのかと言うと、例えば投資で喪失を出しても借金やレバレッジを掛けて投資しない限り、失うのは自分が投資した分だけです。
つまり最大のマイナス幅は全額100%マイナス1倍です。
一方、投資から得られるかもしれない収益は投資した金額の2倍では収まらず5倍、10倍、20倍の利益を得るのも現実的で、これまでの過去の実績が語るようにこれから価格が下がるより上がる可能性の方が恐らく高いと考えられます。
つまりマイナスは最大1倍だけどプラスは上限がなく、しかもプラス側に行く可能性が高い、期待値が賭ける金額より大きい期待値+の勝負と言えます。
期待値が掛けた金額より大きくなる勝負はほぼ世の中に存在しません、特にパチンコや競馬やカジノ等の胴元がいる勝負では、まず期待値はマイナスですから。
自分が実施してる投資は期待値がプラスだと認識してるからこそ強気の姿勢を崩さず長期的に投資し続けられます。

最初から覚悟している

損失を出しても耐えられる理由、最後は「最初から覚悟して投資している」からで、2000万円の大損失を出しても耐えられる1番の理由です。
投資すると決めた時点で帝国株ETFは8割減、ビットコインは9割減を覚悟した上で、それでも売らないと決めてから資金を投入してます。
この「投資する時点で大暴落を覚悟する」ことができているか否かで実際の大暴落が起きてしまった時の対応は大きく変わります。
投資初心者の人は具体的に何割減の暴落の時にも売らない覚悟をせず買ってしまうため、実際に暴落した時に頼るべき方針がなく不安に負けて資産を手放してしまいます。
最初から8割減、9割減の暴落を覚悟すれば実際にそれが起きても慌てて狼狽売りしなくなります。
そもそも長期的に資産を築こうとして投資するわけなので資産形成の途中で資産額が減っても資産を売らなければ、ただ資産評価額という数字が変動したに過ぎません。
積み立てて投資するなら資産評価額が変動しても別に現在の生活に影響は全くないはずです。

まとめ

今回は2000万円損失しても何故耐えられるか、理由と長期投資に大切な考え方を話しました。
動画主は2022年に2000万円の資産評価額減少の憂き目に遭いましたが、その大損失に耐えられる理由があります。
一つは「投資対象に対する知識」があり、価格上昇が見込めるだけの理論が存在していると思うから。
続いて「投資しているものの期待値が投資額より高い」と考えているから。
そして最後に、これが一番の精神的支えですが「最初から暴落を覚悟して投資してる」からです。
長期投資で大切なことは上昇する期待の高い「期待値プラス」と見込まれる投資先を選ぶことと最初から暴落を十分覚悟した上で投資することだと考えてます。
もちろん、そうは言っても動画主も人間なので、資産評価額が暴落したら全く動じないわけにはいかず、落ち込んだり奇声を発したりしますけどね。
今回の動画の話題であった資産暴落に関する耐性はその人の性格やこれまでの人生経験による所が大きいと思います。
動画主の場合、昔はギャンブル好きだったので自分のお金をリスクに晒すことに慣れているのは暴落耐性への大きなプラス要素だと思います。

「2,000万円もの損失を出してもなぜ耐えられるのか。長期投資における重要な考え方。」雑感

やっぱり予備知識は大切ですね。
株にしろ投資信託にしろ仮想通貨にしろ、そもそも元本割れするもので、リスクを抱えても資産運用し続ける、一種の「覚悟」が必要みたいです。
(さすがに2000万円なんて大金を失ったら、相当メンタル面でヤバそうですが)

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