コーヒーオイルは体に悪い?健康・美容へのデメリットを解説

「コーヒーオイルって体に悪いのかな…」と考えたことはありませんか。
コーヒーを飲む習慣がある方にとって、コーヒーオイルの健康への影響は気になるところでしょう。
特に、フレンチプレスなどで淹れるコーヒーには、コーヒーオイルが多く含まれていると聞くとより心配になる方もいますよね。
実際、コーヒーオイルはコーヒー豆の油分であり、その成分が体にどのような影響を与えるのかを知っておくことは大切です。
この記事では
- コーヒーオイルの成分とその影響
- コーヒーオイルの健康・美容への効能
- コーヒーとコレステロールの関係
など、コーヒーオイルについて解説しています。
この記事を読むことで、より安心してコーヒーを楽しめるようになるでしょう。
自宅でコーヒーを飲もうとしたらコーヒー豆がない!ってことありませんか?
コーヒー豆のサブスクを活用すれば、コーヒー豆の買い忘れの心配なく毎日おいしいコーヒーが楽しめます!
下記の記事では、コーヒー豆のサブスク・定期便を紹介しています。
コーヒー豆のサブスク・定期便おすすめ人気ランキングはこちら>>
美味しいコーヒーを飲みながら今よりも体重を3Kgダイエットできたら良いですよね?
ダイエットコーヒーを活用すれば、おいしいコーヒーを飲みながらダイエットをすることができますよ!
下記の記事では飲みやすくて効果が出るダイエットコーヒーを紹介しています。
コーヒーオイルはコーヒー豆の油分?

コーヒーオイルは、コーヒー豆に含まれる自然な油分です。
コーヒー豆の表面でテカテカ光っているあれです。
コーヒーを淹れる際に抽出されるこのオイルは、コーヒーの風味や香りを豊かにする重要な成分とされています。
ここからは、コーヒーオイルについて詳しく解説していきますね。
コーヒーオイルの成分と抽出方法

コーヒーオイルは、コーヒー豆に含まれる天然の油分です。
コーヒーオイルは、挽いたコーヒー豆にお湯を注いて抽出しているときに出てくる成分でになります。
コーヒー豆に含まれている成分の一つということですね。
コーヒーオイルは、コーヒー豆本来の成分なので、もちろん天然由来の成分です。
このコーヒーオイル中に、カフェストールとカウェオールという2つの成分が含まれています。
これらの成分は、コーヒーの香りや味わいに深く関与しており、特にフレンチプレスなどペーパーフィルターでろ過しない抽出方法で多く含まれています。
また、コーヒーオイルの量によってコーヒーの風味や口当たりが変わるため、コーヒーの風味を左右する重要な要素でもあるのです。
コーヒーオイルは体に悪い?有害?
コーヒーオイルに含まれるカフェストールやカウェオールという成分が、コレステロール値に影響を与える可能性があるとされています。
そのため、コーヒーオイルは体に悪いという印象があるのです。
しかし、通常のペーパーフィルターを使用したコーヒーでは、コーヒーオイルはほとんど除去されるため、過度に心配する必要はありません。
コレステロール値が気になるという方は、フレンチプレスなどペーパーフィルターを使わない抽出方法のコーヒーは避けるようにしましょう。
フレンチプレスは体に悪い?

フレンチプレスで淹れたコーヒーは、コレステロールを上昇させるカフェストールが多く含まれています。
そのためフレンチプレスで淹れたコーヒーは、体に悪いと言われることがあります。
フィルターでろ過するドリップコーヒーに比べて、フレンチプレスのコーヒーはカフェストールが30倍多く含まれています。
コレステロール値が気になるという方は、ドリップコーヒーでコーヒーを楽しむようにしてください。
フレンチプレスについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
気になる方は、ぜひご覧ください!
関連記事:フレンチプレスは体に悪い?コーヒーオイルやフィルターとの違いを解説
コーヒーオイルやコーヒーのメリットや効能

コーヒーオイルやコーヒーには、健康や美容に役立つ多くのメリットが存在します。
それぞれ解説していきますね。
健康効果

ブラックコーヒーには、病気のリスクを減らす効果があります。
コーヒーにはカフェインとクロロゲン酸が含まれており、癌・動脈硬化・心筋梗塞のような病気のリスクを減らす効果が期待できます。
国立がんセンターの調査や研究では、ブラックコーヒーには肝臓癌と子宮体癌を予防する効果が期待できると報告されています。
参考資料:国立がんセンター がんとコーヒー
また、コーヒーには糖尿病の発生を予防する効果も期待されており、日本人の場合は1日にコーヒーを1杯から2杯飲むと予防効果が見られる可能性があるようです。
海外で行われた研究によると、1日にコーヒーを3杯から4杯飲む人は、1日2杯以下の人と比較して2型糖尿病の発症リスクが低いという報告がされています。
参考資料:ネスレ コーヒーと健康
ブラックコーヒーの健康効果については、こちらの記事で詳しく解説しています。
気になる方は、ぜひご覧ください!
関連記事:ブラックコーヒーの健康効果は何がある?効果を高める飲み方やタイミングを解説
美容効果
コーヒーには、アンチエイジングが期待できる効果もあります。
コーヒーで老化が防止できる理由は、ポリフェノールの一種「クロロゲン酸」が含まれているからです。
クロロゲン酸は、抗酸化作用が強いという特徴を持っています。
抗酸化作用とは、紫外線を受けて発生する活性酸素を抑制する働きです。
活性酸素はシミしわの原因になる物質なので、活性酸素を抑制できるクロロゲン酸はアンチエイジング効果があると言えます。
コーヒーの味や香りが変わる

コーヒーオイルは、コーヒーの味や香りに影響を与える要素を持っています。
コーヒーオイルが多く含まれると口当たりがまろやかな豊潤な香りのコーヒーになります。
濃厚なコーヒーと表現される場合もありますね。
反対に、コーヒーオイルが少ないとシャープな味わいのコーヒーになります。
こちらは、クリアな味わいの飲みやすいコーヒーと言われることが多いですね。
自身のコーヒー好みに合わせて、コーヒーオイルの量を調整してみましょう!
コーヒーとコレステロールの関係
コーヒーオイルに含まれるカフェストールという成分が、コレステロール値に影響を与えることが知られています。
特に、ペーパーフフィルターを使わない淹れ方で抽出されるコーヒーには、コーヒーオイルが多く含まれるため、コレステロール値が上昇する可能性があります。
フィルターを使わないフレンチプレスのような抽出方法では、微粉やコーヒーオイルなどコーヒー成分がそのまま抽出されるため、コーヒーオイルの摂取量が増えます。
そのため、コーヒーの飲み方によってコレステロール値に与える影響が変わるのです。
コーヒーオイルは便秘に効果あり?
コーヒーオイルには便秘に効果があると言われています。
これは、便秘の原因の1つとして、油分の摂取不足があるからです。
コーヒーからコーヒーオイルを摂取することで、油分の摂取不足を解消し、便通を促進する可能性があるのです。
便秘に悩む方にとって、コーヒーオイルが便秘改善する一助となるかもしれません。
コーヒーオイルは除去できる?

コーヒーオイルは、ペーパーフィルターを使用する抽出方法で除去が可能です。
エスプレッソ・エアロプレス・ペーパーフィルターでのドリップなどがコーヒーオイルを除去できる抽出方法になります。
ペーパーフィルターではなく金属フィルターなどの目が粗いフィルターは、コーヒーオイルを通してしまうので注意しましょう。
フィルターのないフレンチプレスも同様にコーヒーオイルを除去しない抽出方法です。
ネルドリップは、ペーパーフィルターに比べて目が粗いため、含まれるコーヒーオイル多くなります。
ペーパーフィルターとフレンチプレスと中間のぐらいのイメージでOKです。
サイフォン式コーヒーは、ネルフィルターかペーパーフィルターを選べるので、選んだフィルターによって変わります。
ネルドリップやサイフォン式コーヒーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
気になる方は、ぜひご覧ください!
関連記事:ネルドリップコーヒーとは?入れ方やペーパードリップとの違いを解説
関連記事:サイフォン式コーヒーの特徴とは?美味しい入れ方や味を解説
コーヒーオイルは体に悪いわけではない!

コーヒーに含まれるコーヒーオイルには、コレステロール値を上げる作用もありますが、一概に体に悪いとは言えません。
コーヒーオイルに含まれるカフェストールやカウェオールという成分が、コレステロール値に影響を与える可能性があるとされています。
通常のペーパーフィルターを使用したコーヒーでは、コーヒーオイルはほとんど除去されるため、過度に心配する必要はありません。
コレステロール値が高い方にとっては、フレンチプレスなどペーパーフィルターを使わない抽出方法のコーヒーは体に悪いと言えるでしょう。
個人の健康状態や体質によっても影響は異なるため、自分に合ったコーヒーの飲み方でコーヒーを楽しみましょう!