【SEOテクニック】使い捨ての記事と集客用の記事を使い分ける方法

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    低品質な記事がブログに存在すると、SEO効果が下がります。

    今回紹介する方法を用いて、低品質なブログはGoogleに検知されないようにしてしまえば、SEO効果の低下を防ぐことが可能になります。

    方法は簡単です。検索エンジンからのアクセスが欲しい記事はインデックス登録を行い、それ以外の記事はインデックス登録を行わない設定を行うだけです。

    このようにインデックスを使い分けることで、Googleから低品質判定を受ける恐れがありません。

    詳しいやり方を紹介します。

    インデックスとフォローの意味

    SEOにおける「index, follow」は、検索エンジンがウェブページをどのように扱うべきかを指示するメタタグの一種です。

    具体的には、検索エンジンに対して以下の2つの動作を指示します。

    index(インデックス)

    • 意味: 検索エンジンにそのページをインデックスさせる(検索結果に表示させる)ことを許可する。
    • 効果: ページがGoogleやその他の検索エンジンのデータベースに登録され、検索クエリに基づいて表示されるようになります。
    • : 商品ページやブログ記事など、公開して多くの人に見てもらいたいページには「index」を指定します。

    follow(フォロー)

    • 意味: ページ内のリンクをたどって他のページをクロールすることを許可する。
    • 効果: 検索エンジンは、そのページに含まれるリンクを追跡し、それらのリンク先ページも評価・インデックスします。
    • : 内部リンクや外部リンクを検索エンジンにたどらせたい場合には「follow」を指定します。

    nofollow(ノーフォロー)

    通常、特殊なケースを除いてノーフォローはあまり使いません。

    nofollowを使うべき主な場面としては、次のようなケースがあります。

    1. 広告リンク
      有料リンクを検索エンジンが自然なリンクと誤解するのを防ぐため。
    2. ユーザー投稿によるリンク
      ユーザーが投稿したコメントやフォーラムのリンクにスパムリンクが含まれている場合、SEO評価に悪影響を与えないようにするため。
    3. 信用できないリンク
      信頼性が低い、またはリンク先の内容を保証できない場合に使用。
    4. 不要な内部リンク
      SEOにおいて重要度の低いページ(ログインページ、プライバシーポリシーなど)をクロールさせないために利用。

    他のバリエーション

    「index, follow」以外の設定も可能で、特定の状況で使い分けることがあります。

    指示意味
    noindexページをインデックスさせない(検索結果に表示させない)。
    nofollowリンクをたどらせない(リンク先ページの評価やインデックスを行わない)。
    noindex, nofollowページをインデックスさせず、リンクもたどらせない。

    インデックスさせない方法

    インデックスさせたくない記事は、意図的にインデックスの設定を変更する必要があります。

    様々な組み合わせを選択することができるのですが、インデックスさせたい記事は「index, follow」インデックスさせたくない記事は「noindex, nofollow」を設定すれば間違いありません。

    WordPressをご利用の場合、これらの設定はプラグイン一つで簡単に設定可能です。

    WordPress.org 日本語
    SEO SIMPLE PACK とてもシンプルなSEOプラグインです。ページごとのmetaタグやOGPタグを簡単に設定・カスタマイズできます。

    使い方

    基本的にこのプラグインは設定不要で利用可能です。

    詳しい設定の意味などを知りたい方は公式サイトをご覧ください。

    このプラグインでインデックス設定を変更する箇所は記事編集画面の下の方に次のような設定項目が表示されています。

    リストボックスの中身は、次のようになっています。

    • デフォルト設定のまま
    • インデックスさせる
    • インデックスさせない(noindex)
    • リンクを辿らない(nofollow)
    • キャッシュさせない(noarchive)
    • noindex, nofollow

    現状では、単体のnofollowとnoarchiveは使用できない仕様になっているようですが、将来的に可能になるみたいです。

    noindex, nofollowを設定すると、次のようなメタタグが付与されます。

    <!-- SEO SIMPLE PACK 3.6.2 -->
    <meta name="robots" content="noindex,nofollow">

    インデックスさせたい記事とさせたくない記事の使い分け

    ブログ運営には気をつけなければいけないことが沢山ありまして、下手をするとGoogleからペナルティを受けてしまう可能性があることを知っておかなければいけません。

    インデックス設定を変更させて正しくSEO効果を得られるようになりましょう。

    インデックスさせたい記事

    インデックスさせたい記事は、検索エンジンからのアクセスを期待する記事です。

    すべて高品質な記事であり、キーワードもきっちり管理しているのであればすべての記事をインデックスさせても問題はありません。

    インデックスさせたくない記事

    すべての記事を戦略的に構築できているのであれば、何の問題もないのですが、ブログの管理というのは想像以上に複雑で大変なものです。特に、初心者は好き勝手書いてしまうことも多いため、低品質な記事と判断されることも多いです。

    Googleから低品質だと判断されたくない記事をnoindex設定にします。

    インデックスさせたくない記事というのは、色々あると思うのですが例えば私は次のように使い分けています。

    • 1000文字程度の短い記事
    • 好き勝手書いた記事
    • 一時的な投稿にしたい記事

    ブログのアクセスというのは、SEOとSNS、そのほかにブックマーク登録してくれている読者さんからの直接アクセスなどがあります。

    すべての記事が検索エンジンからではないのです。

    すべての記事を高品質にするために長文で構成すると読むのもしんどいですし、ふらっと気軽に読みたい記事もあるでしょう。気軽な記事も私は用意しています。特に最近は文章を読む人が減っているので、長文記事は読まれにくい傾向にあります。

    SNSから気軽にアクセスできるような記事だったり、関連記事として軽く読める記事など、考えられる場面は多いのではないかと思います。

    しかし、これらの記事は短文で構成した記事ですのでGoogleから低品質だと判断されてしまう可能性があります。

    そんな記事を私はnoindex設定にしています。

    検索エンジン向けの記事ではなくて、読者さんのための記事。そんな使い方です。

    キーワードのカニバリゼーション

    私も過去に経験したことがあるのですが、キーワードのカニバリゼーション(キーワードの共食い)が申告な問題を引き起こすことがあります。

    キーワードのカニバリゼーションとは、一つのブログ内に同じキーワードで複数の記事がある場合に起こりえる問題です。これはGoogleからペナルティとして扱われます。

    例えば、「ブログの書き方」というキーワードで複数の記事を書いているような場面を考えてください。

    仮にこの記事が検索上位に表示されていたとすると、検索エンジンはどちらの記事を上位表示させて良いのか判断に悩みますし、読者もどちらの記事を読めば良いのか分かりません。

    ブログのあるべき論で言えば、一つのキーワードで一つの記事が正解ですので、同じキーワードで複数の記事がある場合、どちらか一つに統一するべきなのです。

    一つの記事を更新して内容を最新に保つのが通常のブログの運営方法です。

    これが面倒くさいからといって、新しい記事を書いてしまうとキーワードのカニバリゼーションが起こります。

    記事が多ければ多いほど、一つの記事に集約させるのは時間がかかりますので、暫定的にnoindexを設定することで、Googleからの脅威から逃れることができます。

    もちろんnoindexを設定すると検索エンジンから消えてしまいますので、あくまでも暫定的な処置としてお考えください。

    まとめ

    インデックスの設定を変更することでSEO効果を高めることができます。

    何も考えず、闇雲にブログを書いているとどこかで必ずGoogleからペナルティを受けてしまいます。

    ブログの運営というのは、キーワードをきっちり管理しなければできないものなのです。

    なので、Googleから関知されたくない記事はnoindexにしてしまいます。

    ブログを読んでくれる読者さんのため、気軽に読めるブログを作るためには、短文の記事も時には必要です。

    低品質判定を避けるためのインデックス設定。

    参考にしてみてください。

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