スーパーによっては冷凍コーナーに冷凍弁当が置かれていることがあります。「冷凍のおかずやパスタは買ったことがあるけど、冷凍の弁当はどうなのだろう」と気になっている人もいるのではないでしょうか。
筆者が普段利用しているのは宅配の冷凍弁当ですが、同じ冷凍つながりということでスーパーの冷凍弁当を試さないわけにはいきません。おそらく多くの人が思っている、「安いけど味は大丈夫なの?」、「宅配冷凍弁当との違いは?」などの疑問を解決するため、実際にスーパーで冷凍弁当を買ってみました。
この記事では、スーパーで売っている冷凍弁当を実際に食べてみた感想や、宅配冷凍弁当とのメリット・デメリットの比較をしていきます。
結論からいうと、スーパーの冷凍弁当はなかなかコスパがいいです。ただ、生活スタイルや重視する内容によっては宅配冷凍弁当の方が合っている人もいるので、メリット・デメリットを読んで、どちらが自分に合っているかを判断できるような記事にしています。
スーパーで買える冷凍弁当の種類や特徴
スーパーで買える冷凍弁当の種類
スーパーの冷凍コーナーにはたくさんの種類の商品が並べられています。その一角に冷凍弁当が置かれていることがあります。ただ、種類はそれほど多くないので、よく見ている人でないと気がつかないかもしれません。スーパーによっては、2,3種類くらいしか置いていないこともあります。
スーパーで売られている冷凍弁当の種類を大きく分けると、「おかずのみ」、「ごはん+おかず」、「丼もの」、「ごはん以外のもの(パスタなど)」に分類できます。このブログでは宅配冷凍弁当を中心にレビューしていますので、宅配冷凍弁当と比較しやすいように「おかずのみ」、「ごはん+おかず」、「丼もの」の3種類を実際に買ってみました。
宅配冷凍弁当やコンビニ弁当との特徴比較
スーパーで買える冷凍弁当と、宅配冷凍弁当やコンビニ弁当との特徴を比較してみました。もちろん、メーカーやメニューによって違いはありますが、大まかな傾向ということで見てください。
宅配冷凍弁当 | スーパーの冷凍弁当 | コンビニ弁当 | |
---|---|---|---|
おいしさ(ガッツリ系メニュー) | まあまあ | まあまあ | おいしい |
おいしさ(ヘルシー系メニュー) | おいしい | まあまあ | まあまあ |
値段 | 商品によりけり | 安いものが充実ただし一部の店舗では高価格商品を扱っていることも | 商品によりけり |
量 | 少なめ~普通 | 少なめ~普通 | 少なめ~多め種類が豊富 |
メニューの種類 | 多い | 少ない | 多いただし店舗や時間帯によってはほとんど売り切れのことも |
賞味期限 | 数ヶ月単位 | 数ヶ月単位 | 当日~数日 |
手元に届くまでの時間 | 配達まで待つ必要がある | すぐに買いに行けるただし店舗や時間帯によってはほとんど売り切れのことも | すぐに買いに行けるただし店舗や時間帯によってはほとんど売り切れのことも |
それぞれのメリットに着目すると、だいたい以下のような特徴があります。
- 宅配冷凍弁当
- ・ヘルシーでバランスを考慮したメニューが多い
・種類が豊富なので飽きにくい
・冷凍なので賞味期限が長い - スーパーの冷凍弁当
- ・安い商品が多い
・冷凍なので賞味期限が長い - コンビニ弁当
- ・若い人が好きそうなガッツリ系メニューは得意
・小さめサイズから大盛りサイズまで揃えている
・コンビミに行ったついでに買える
スーパーの冷凍弁当を作っている会社
スーパーで見かける冷凍弁当のメーカーには何社かあります。
- ニップン
- ニチレイ
- イオン、ライフ、コープなどのプライベートブランド
- 阪急デリカアイ(おかずのみ)
比較的多くのスーパーで見かけるメーカーがニップンです。ニップンは冷凍弁当に力を入れているようで、公式サイトでも複数のシリーズを出していることが確認できます。プライベートブランドの商品(PB商品)は、そのスーパーでしか取り扱っていないので、近所にない場合は購入できません。
実食レビュー
次に、実際に食べた感想を写真と一緒に紹介します。塩分やカロリー分を気にしている人のために、栄養成分表示も載せました。値段はスーパーによって多少違うので、参考までに筆者が購入した時の価格を記載しています。
ニップン よくばり御膳 五目ご飯と鶏と野菜の黒酢あん
購入価格は398円(税込み)でした。
ニップンから販売している、「よくばりシリーズ」の冷凍弁当です。「五目ご飯」、「鶏と野菜の黒酢あん」の2品が入っています。「5種の野菜100g使用」と「食材13品目使用」がセールスポイントのようです。
商品名 | 五目ご飯と鶏と野菜の黒酢あん |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下で保存) |
調理方法 | 電子レンジ専用 外袋から取り出し、透明なフィルムをした状態で加熱 |
電子レンジ加熱時間 | 6分~6分20秒(500W) 5分20秒~5分40秒(600W) |
製造者 | (株)ニップン |
商品ページ | https://www.nippn.co.jp/products/frozen/ohmy_yokubariplate/detail/1217219_4722.html |
内容量 | 300g |
エネルギー | 421kcal |
たんぱく質 | 15.3g |
脂質 | 14.4g |
炭水化物 | 57.6g |
食塩相当量 | 2.5g |
透明なフィルムに包まれています。フィルムを外さずにレンジで温めます。
食べてみた感想は、「五目ご飯」は少し水っぽくベチャベチャした感じはするものの、味は普通です。コンビニの五目ご飯おにぎりを若干薄味にして柔らかめに炊いたイメージです。値段が安いからといって、とくにシイタケや人参などの具材が少ないとは感じませんでした。
「鶏肉」は、少し油っこさは感じたものの、柔らかくておいしいです。黒酢も甘すぎず、酸っぱすぎずといったバランスで、悪くありません。
「野菜」は、100gと多めに入っています。油で炒めているためか、油っこさが気になりました。
味や量と値段を考えると、コスパは良いです。ただ、ちょっと油っこさが気になったので、あっさりしたものが食べたいというときよりも、腹ペコな状態のときにオススメです。
ニップン よくばり御膳 彩り野菜と五穀梅ご飯とバジルチキン
購入価格は398円(税込み)でした。
ニップンから販売している、「よくばりシリーズ」の冷凍弁当です。「梅ご飯」、「バジルチキン」の2品が入っています。「5種の野菜100g使用」と「食材11品目使用」がセールスポイントのようです。
商品名 | 彩り野菜と五穀梅ご飯とバジルチキン |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下で保存) |
調理方法 | 電子レンジ専用 外袋から取り出し、透明なフィルムをした状態で加熱 |
電子レンジ加熱時間 | 5分40秒~6分(500W) 5分10秒~5分30秒(600W) |
製造者 | (株)ニップン |
商品ページ | https://www.nippn.co.jp/products/frozen/ohmy_yokubariplate/detail/1227286_4722.html |
内容量 | 300g |
エネルギー | 378kcal |
たんぱく質 | 14.1g |
脂質 | 8.7g |
炭水化物 | 60.9g |
食塩相当量 | 2.1g |
透明なフィルムに包まれています。フィルムを外さずにレンジで温めます。
感想は、まずレンジから取り出したときの梅のほのかな香りが特徴的です。梅はカリカリというよりもシナシナした感じですが、梅の味はちゃんとします。梅ご飯はおいしいものの、少しベチャっとした感じが気になりました。
「チキンバジル」は若干やわらかめで、特に油っこくもなく、おいしいです。ただ、3個しか入っていなかったので、あと1,2個は増やしてほしいところです。
「野菜」は100gも入っています。玉ねぎを使った甘めのタレが全体にかかっていて、野菜と相性がよかったです。
さつまいもが入っているためか、内容量が300gにしては意外とボリューム感がありました。もう少しおかずの量が増えればと思いますが、値段を考えるとなかなかの冷凍弁当という感想です。
ニップン よくばり御膳 しそひじきご飯とチキンカツみぞれ煮風
購入価格は397円(税込み)でした。
ニップンから販売している、「よくばりシリーズ」の冷凍弁当です。「しそひじきご飯」、「チキンカツ」の2品が入っています。パッケージには「食材10品目使用」と記載があります。
商品名 | しそひじきご飯とチキンカツみぞれ煮風 |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下で保存) |
調理方法 | 電子レンジ専用 外袋から取り出し、透明なフィルムをした状態で加熱 |
電子レンジ加熱時間 | 6分20秒(500W) 5分50秒(600W) |
製造者 | (株)ニップン |
商品ページ | https://www.nippn.co.jp/products/frozen/ohmy_yokubariplate/detail/1224468_4722.html |
内容量 | 300g |
エネルギー | 452kcal |
たんぱく質 | 14.1g |
脂質 | 14.1g |
炭水化物 | 67.2g |
食塩相当量 | 2.9g |
透明なフィルムに包まれています。フィルムを外さずにレンジで温めます。
チキンカツは、メインのおかずなのでもう少し増量を期待したいところ。みぞれ煮風ということで、甘めであっさりめの味に仕上がっています。肉はかなりやわらかいです。
しそひじきご飯は、押し麦が入っているので歯ごたえがしっかりしています。「しそ」や「ひじき」の味はしっかり感じられ、しょっぱすぎたり濃すぎたりせずに、ちょうどいいバランスです。
値段や味を考えると、コスパはそこそこ良いといえるでしょう。チキンカツがやや甘すぎると感じたことと、野菜の割合が少ないことがマイナスポイントです。ただ、肉の柔らかさや、ご飯の味付けはなかなかうまいと感じました。
ニップン いまどきごはん 五穀ごはんと野菜を食べるカレー
購入価格は366円(税込み)でした。
ニップンから販売している、「いまどきごはんシリーズ」の冷凍弁当です。「いまどきごはんシリーズ」は丼ものを中心としたシリーズで、全10種類が発売されています。今回は野菜がたっぷり入ったカレーを買ってみました。野菜を100g使用しています。
商品名 | 五穀ごはんと野菜を食べるカレー |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下で保存) |
調理方法 | 電子レンジ専用 外袋から取り出し、透明なフィルムをした状態で加熱 |
電子レンジ加熱時間 | 5分30秒~6分(500W) 5分~5分30秒(600W) |
製造者 | (株)ニップン |
商品ページ | https://www.nippn.co.jp/products/frozen/ohmy_rice/detail/1210950_2265.html |
内容量 | 320g |
エネルギー | 486kcal |
たんぱく質 | 7.7g |
脂質 | 21.1g |
炭水化物 | 66.2g |
食塩相当量 | 2.2g |
透明なフィルムに包まれています。フィルムを外さずにレンジで温めます。
パッケージの写真では、野菜がルーよりも上にのっているように見えますが、実際は野菜が下になっていました。赤ピーマンは完全にルーの下に隠れていました。
記載された時間どおりにレンジで加熱してもなかなか全体が温まらなかったので、追加で長めに加熱しました。とくに、チーズが溶けなかったり、ルーの下に隠れた具材が冷たいままだったりしました。
野菜カレーということで、野菜はたくさん入っています。ただ、野菜の味は、いかにも冷凍といった感じで普通でした。ごはん(五穀米)はパサつき気味な点が少し気になりました。
ルーの辛さは中辛程度です。実際は野菜と一緒に食べるので、さらに辛さは感じにくいです。
野菜カレーなので家庭で作るような欧風カレーとは単純比較できないものの、もう少しルーやごはんに改善を期待したいところです。野菜の多さはメリットですが、味だけであれば、レトルトカレーとパックご飯の組み合わせの方がおいしいのではと思いました。
ニッスイ CLUB REDシェフ監修 ふっくらごはんと豚肉生姜焼き
購入価格は430円(税込み)でした。
ニッスイから販売している、生姜焼きの冷凍弁当です。「ごはん」、「豚肉生姜焼き」、「揚げなすの味噌あん」、「れんこんのきんぴら」の4品が入っています。「CLUB REDシェフ監修」と「コシヒカリ60%使用」がセールスポイントのようです。
商品名 | ふっくらごはんと豚肉生姜焼き |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下で保存) |
調理方法 | 電子レンジ専用 上蓋の点線まではがして加熱 |
電子レンジ加熱時間 | 約6分30秒(500W) 約5分30秒(600W) |
販売者 | 日本水産(株) |
製造所 | (株)船橋デリカサービス |
商品ページ | https://www.nissui.co.jp/product/01085.html |
内容量 | 330g |
エネルギー | 519kcal |
たんぱく質 | 13.9g |
脂質 | 14.9g |
炭水化物 | 82.5g |
食塩相当量 | 1.9g |
食べてみた感想は、ごはんの量に対して肉やおかずが少なめです。
肉は小さめのものが4枚入っていました。生姜焼きの味付けは良いのですが、若干肉が硬めに感じました。生姜焼きというからには、もうちょっと増やしてほしいところです。
ごはんは、コシヒカリらしい甘みと濃厚さが感じられました。しっかりした炊きあがりで、パッケージに書くだけあって、ごはんにはこだわりが感じられます。
「きんぴら」は、少し塩辛いと感じました。シャキシャキ感は良かったです。
まとめると、生姜焼きなのに肉が少なく、おかずも少ないので、コスパ的には微妙です。ただ、お米へのこだわりは感じました。スーパーで買える冷凍弁当には、ごはんが雑穀米やおこわの商品が多いので、白米を食べたいという人向けの商品です。
ニッスイ CLUB REDシェフ監修 ふっくらごはんとデミグラスハンバーグ
購入価格は430円(税込み)でした。
ニッスイから販売しているハンバーグがメインの冷凍弁当です。「ごはん」、「デミグラスソースのハンバーグ」、「コーンベーコン炒め」、「ブロッコリーのジュレがけ」の4種類が入っています。「CLUB REDシェフ監修」と「コシヒカリ60%使用」がアピールされています。
商品名 | ふっくらごはんとデミグラスハンバーグ |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下で保存) |
調理方法 | 電子レンジ専用 上蓋の点線まではがして加熱 |
電子レンジ加熱時間 | 約6分30秒(500W) 約5分30秒(600W) |
販売者 | 日本水産(株) |
製造所 | (株)船橋デリカサービス |
商品ページ | https://www.nissui.co.jp/product/01086.html |
内容量 | 350g |
エネルギー | 551kcal |
たんぱく質 | 18.6g |
脂質 | 15.8g |
炭水化物 | 83.7g |
食塩相当量 | 1.8g |
ごはんとハンバーグのボリュームはあるものの、味は普通でした。
ハンバーグは、こだわっていそうなパッケージの割には他社の冷凍ハンバーグとあまり変わらないな、というのが正直な感想です。厚みがあるので、写真で見るよりも食べ応えがあります。脂っこさは控えめなので、脂っこいハンバーグが苦手という人にはおすすめしやすいです。
ごはんはしっかりめの食感で、コシヒカリらしい味わいです。ただ、ごはんとおかずの間が区切られていないため、若干おかずの匂いがごはんに移っていました。ごはんだけをじっくり味わいながら食べる人はあまりいないでしょうから、実際にはそれほど問題ではありませんが。
「ブロッコリーのジュレがけ」は、片栗粉と塩コショウで味付けすれば家庭でも作れそうな、どこか懐かしい味です。「コーンベーコン炒め」は、とうもろこしのやさしい甘さが伝わってきます。
スーパーで買える冷凍弁当の中では比較的ボリュームのある商品ですが、コスパはやや微妙です。メインのハンバーグにあまり特徴がないことと、野菜の量が少なめなことが気になりました。とにかく「ごはんは白米に限る!」という人にはおすすめできる商品といえるでしょう。
阪急デリカアイ オリジナルデミソースのハンバーグ
購入価格は430円(税込み)でした。
阪急デリカアイから販売している、「ワンディッシュ・デリ」シリーズの冷凍弁当です。ご飯はついてなく、おかずのみです。全12種類がラインナップされていて、ハンバーグだけでも3種類あります。まずは定番の「デミソースのハンバーグ」を買ってみました。メインディッシュのハンバーグ以外に、ブロッコリー、人参、マカロニなどが入っています。
商品名 | オリジナルデミソースのハンバーグ |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下で保存) |
調理方法 | 電子レンジ専用 外袋から取り出し、透明なフィルムをはがして加熱 |
電子レンジ加熱時間 | 7分(500W) 6分30秒(600W) |
製造者 | (株)阪急デリカアイ |
商品ページ | https://hankyudelica-i.co.jp/onedishdeli |
内容量 | 225g |
エネルギー | 357kcal |
たんぱく質 | 14.4g |
脂質 | 19.1g |
炭水化物 | 32.5g |
食塩相当量 | 3.1g |
透明なフィルムに包まれています。フィルムをはがしてレンジで温めます。
第一印象は、横に添えられたブロッコリーと人参がとても鮮やかです。
「ハンバーグ」はジューシーではないけれどパサパサでもない、あまり特徴のない平均的な印象でした。デミソースは濃くてしっかりした味です。
「ハンバーグ」は厚みがあるので、見た目以上に食べごたえはありますが、野菜が少ないので、全体的な量としては少なめといえます。ガッツリ系が好きな人には合いそうな味付けです。
「野菜」は量・味とも物足りなさを感じてしまいました。野菜は甘い方がハンバーグに合うと思いますが、甘さは控えめです。ブロッコリーや人参は若干の青臭さ、コーンは繊維っぽさが少し気になりました。野菜が苦手な人にはダメかもしれません。ポテトはフニャフニャした食感で、ホクホク感がほしいです。
税抜きで約400円という価格設定は、スーパーの冷凍弁当として考えると、安くも高くもない微妙な価格です。おいしくないわけではありませんが、次は別の商品を選ぶかなと思いました。
阪急デリカアイ 白身魚のアクアパッツァ
購入価格は430円(税込み)でした。
こちらも阪急デリカアイから販売している、「ワンディッシュ・デリ」シリーズの冷凍弁当です。おかずのみなので、ご飯は別に用意する必要があります。「ワンディッシュ・デリ」シリーズの全12種類のうち、魚系のメニューは2種類あります。今回は「白身魚のアクアパッツァ」を買ってみました。白身魚のほかに、あさり、ブロッコリー、人参、じゃがいもなどが入っています。
商品名 | 白身魚のアクアパッツァ |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下で保存) |
調理方法 | 電子レンジ専用 外袋から取り出し、透明なフィルムをはがして加熱 |
電子レンジ加熱時間 | 5分20秒(500W) 4分30秒(600W) |
製造者 | (株)阪急デリカアイ |
商品ページ | https://hankyudelica-i.co.jp/onedishdeli |
内容量 | 220g |
エネルギー | 251kcal |
たんぱく質 | 22.0g |
脂質 | 11.1g |
炭水化物 | 15.4g |
食塩相当量 | 2.0g |
透明なフィルムに包まれています。フィルムをはがしてレンジで温めます。
レンジから取り出した瞬間、海鮮系のおいしそうな香りが漂ってきました。レモンのさっぱりした香りもほのかに感じられます。彩りも鮮やかでおいしそうです。
全体的な量に関しては、少なめです。ただ、いろいろな具材がバランスよく入っていて、特定の具材が申し訳程度にしか入っていないということはありませんでした。魚はやや小さめのものが3,4切れありました。
メインの白身魚は、白身魚らしくあっさりしていて、おいしいです。レモンが入っているのと、トマトが酸っぱめなので、酸っぱいものが苦手な人には合わないと思います。酸っぱいものが好きで、あっさり系が好きな人にはオススメです。
税抜きで約400円という価格は、スーパーでの魚や野菜の値段を考えると、悪くないと思いました。本格的でおいしく、魚を手軽に食べられる点もポイントです。
阪急デリカアイ 彩り野菜と鶏肉の甘酢あん
購入価格は430円(税込み)でした。
「ワンディッシュ・デリ」シリーズの全12種類のうち、鶏肉系のメニューは5種類あります。今回は「彩り野菜と鶏肉の甘酢あん」を買ってみました。甘酢あんは黒酢を配合し、深みのある味わいとのことです。
商品名 | 彩り野菜と鶏肉の甘酢あん |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下で保存) |
調理方法 | 電子レンジ専用 外袋から取り出し、透明なフィルムをはがして加熱 |
電子レンジ加熱時間 | 5分30秒(500W) 5分(600W) |
製造者 | (株)阪急デリカアイ |
商品ページ | https://hankyudelica-i.co.jp/onedishdeli |
内容量 | 220g |
エネルギー | 481kcal |
たんぱく質 | 19.9g |
脂質 | 25.2g |
炭水化物 | 40.8g |
食塩相当量 | 2.0g |
透明なフィルムに包まれています。フィルムをはがしてレンジで温めます。
レンジで温めたときにただよってくる酢の香りが食欲をそそります。商品名にもあるとおり彩り鮮やかなので、お皿に盛り付けるとかなりオシャレになりそうです。
鶏肉は4個入っていました。肉の柔らかさは普通で、噛み応えもあります。とくにジューシーでもなければパサついてもいない、いい意味で普通なので多くの人に受け入れられそうです。ご飯や野菜と一緒に食べるとちょうどいい甘酸っぱさでした。
野菜は全体的に柔らかくて、ほのかに甘みがあります。
量はやや少なめですが、野菜を摂れることや味を考えると、コスパはまずまずといったところです。甘酢が苦手でない人にはオススメできる商品です。
スーパーで買える冷凍弁当のメリット・デメリット
ここまで、宅配冷凍弁当やコンビニ弁当との比較や、実際に食べた感想を紹介してきました。
スーパーで買える冷凍弁当のメリット・デメリットをまとめます。
メリット
- 値段が400円前後のものが多く、財布にやさしい
- 冷凍なので常温で売られている弁当よりも賞味期限が長い
- レンジで温めるだけで簡単に食べられる
- スーパーで実際に手にとって商品を選べる
- 1食分ずつ購入できるので、冷凍庫の空きスペースに応じて購入数を調整できる
値段が400円前後のものが多く、財布にやさしい
筆者が近所のスーパーで見かけた商品は、400円前後の商品がほとんどでした。コンビニ弁当や宅配冷凍弁当は500円代~が中心ですので、安めといえます。
冷凍なので常温で売られている弁当よりも賞味期限が長い
常温で売られている弁当の場合、消費期限が当日中であったり、翌日までであったりするものがほとんどです。冷凍弁当の場合は、たいてい数ヶ月は大丈夫なので、賞味期限をあまり気にする必要がありません。宅配冷凍弁当も同じように賞味期限が長いので、同じ冷凍弁当に共通するメリットといえます。
レンジで温めるだけで簡単に食べられる
電子レンジで温めるだけなので、数分待つだけで簡単に食べられます。自炊をまったくしない人はもちろんのこと、普段自炊をしている人でも体調不良や料理が面倒なときに活躍してくれます。
スーパーで実際に手にとって商品を選べる
宅配冷凍弁当では、メニューはお任せという場合があります。メーカーの方でバランスよく選んで届けてくれるので、メニュー選びにあれこれ迷って時間を消費してしまうことは避けられますが、自分で食べたいものを選ぶことはできません。スーパーなら自分で食べたいものだけを選んで買うことができます。
1食分ずつ購入できるので、冷凍庫の空きスペースに応じて購入数を調整できる
宅配冷凍弁当の場合、1回の配達でまとめて商品が届きます。商品の配達にあわせて冷凍庫の空きスペースを確保しておかなければなりませんが、スーパーなら買いに行く手間は発生するものの、購入数を調整できます。
デメリット
- 新メニューがなかなか登場しない
- 近所のスーパーに置いていなければ買えない
- 人によっては味付けが濃いと感じる
- 商品によっては野菜が少なめ
新メニューがなかなか登場しない
各メーカーの公式サイトに商品が掲載されていますが、あまり種類が豊富とはいえません。新商品の登場頻度も遅めです。冷凍弁当が気に入って利用頻度が高くなると、すぐに一通り食べ終えてしまいます。
近所のスーパーに置いていなければ買えない
いくら買いたくても近所のスーパーで売っていなければ買えません。売っていたとしても、数種類しか置いていなければすぐに飽きてしまいます。頻繁に冷凍弁当を利用する人や、冷凍庫に常時ストックしておきたい人には、宅配冷凍弁当のほうがおすすめです。
人によっては味付けが濃いと感じる
商品によって味付けの濃さに違いはありますが、コンビニ弁当と同じくらいの濃さの商品が多かったです。体調が悪いときのために冷凍庫に常備しておこうと考えている人には、少しガッツリしすぎのメニューが多いかもしれません。
商品によっては野菜が少なめ
スーパーの冷凍弁当は比較的若い人をターゲットにしているのか、ご飯などの炭水化物系の割合が多いと感じました。成人の場合、1日の野菜摂取量は350グラム以上が目標とされています(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-015.html)。一部の商品では野菜を多めに使用しているものの、全体的な傾向としては、もう少し野菜がほしいところです。
まとめ
スーパーの冷凍弁当は、なんといっても安さと賞味期限の長さです。一方で、商品の種類の少なさが気になったことも事実です。利用頻度の高い人は飽きてしまうかもしれません。
種類の少なさは、コンビニで買える冷凍弁当と組み合わせることで多少選択肢が増えます。コンビニで買える冷凍弁当は、以下の記事で紹介しています。
種類の豊富さだけでなく、食事のバランスや買いものに行く時間の節約を考えると、宅配冷凍弁当もおすすめです。このブログでは、おすすめの宅配冷凍弁当も紹介していますので、気になった方はぜひ読んでみてください。