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【2023年最新】マンション価格は今後どうなる?3つの要因から徹底解説!

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マンションの購入や売却を検討していて今後マンション価格がどうなるか気になる方も多いのではないでしょうか

これまで3回の自宅マンション売買で資産形成に成功してきた私が、建築資材メーカー目線からの考察も交えて2023年8月時点の今後のマンション価格予想を3つの要因から解説します

まずは結論から

  • 日銀植田新総裁の発言
  • 世界的なインフレの継続
  • コロナ禍の一区切り

これら3つの要因から新築、中古ともマンション価格の上昇は継続すると考えられる

詳しく解説していきます

日銀植田新総裁の国会での発言

国会議事堂

日銀植田新総裁が金融緩和の継続を明言しこれがしばらく続くであろうとの観測から円安傾向になっています

2023年1月は1ドル128円程度でしたが、8/7現在142円台になっています

金融緩和を継続することを明言したこと、および、米国の金利が高いまましばらく維持されそうという観測から日米の金利差が一定期間開いたままになると判断されたことが理由になっているようです

円安になるとマンション建築に必要な資材の価格が上がる

私の本業の業界でも昨年の円安により輸入原材料が30~50%の値上げとなり、販売価格に転嫁できなければ赤字に転落する事態となりました

30年近く携わってきていますが正直これほど急激なことは経験がありません

この値上げを飲まなければ今後販売できませんという強硬なものだったり、採算が取れないので販売を取りやめるということもあり一部混乱も招いたのです

マンション価格の原価は土地代に建築費、広告費、人件費などですが、建築資材を扱う建材メーカーは原材料を輸入に頼っていることが多く、値上げができなければ事業を継続できない状況でした

マンション建設に必要な資材とは、鉄骨、内装材、電気設備と多岐にわたっており、これらを取り扱う商社、メーカーでは昨年初めから値上げの動きが始まり10月以降は第二弾の値上げ申請をマンション施工業者に打診したものと思われます

マンション施工業者も今後マンション販売会社と施工請負契約を取り交わす際にはこの値上りした価格で交渉することになります

そうなるとマンション販売会社がモデルルームを訪れた購入検討者に提示する価格は当然高くなることになります

世界的なインフレは継続している

諸外国ではインフレがまだ続いているようです

米国の金利が高いままになっているのは、米国FRBがまだインフレを抑えきれていないと判断している裏付けになっています

インフレは悪いことと思われるかもしれませんが、物価と賃金が緩やかに上がることはむしろ健全な経済成長であり歓迎されること

日本でも一部企業から賃金を上げるというニュースを耳にするようになり、日本人の所得が上がる流れも出てきています

所得が上がって、物価が少しづつ上がる健全な経済成長に日本も歩み出そうとしているのかもしれません

日本の不動産は外国人からは魅力的ではないか

外国人からみると日本の不動産は魅力的に映るのではないでしょうか

たとえばある程度資産を持った米国人が、アメリカでは無理だが物価の安い日本なら株式などの資産からの利益で生活していける、治安もいいし食事も生活インフラも良いなら日本に移住して自由に暮らそうと考えることもありそうです

いわゆるFIREというやつですね

日本人の平均寿命が長いというのも、医療体制や食生活が健康を保つ上で適している証拠なのかもしれません

私は日本に生まれて生活できていることに感謝しています

コロナ禍は一区切り

コロナ前の景気はいかがだったでしょうか?

1980年代後半のバブル期を知らない私の社会人経験からすると、コロナ前の2018年から2019年が最も会社の利益も高く賞与も過去最高を記録するほどでした

今年の5月8日から新型コロナウイルスは2類から5類に分類が変わり一区切りとなります

コロナが終われば景気が回復するというほど経済は単純ではありませんが回復する要因のひとつになるのは間違いないでしょう

日本も含めて世界的に物価と賃金がゆっくり上がっていく健全な経済成長になること、ロシアとウクライナの戦争が終わることを願うばかりです

 

これらの要因から

マンション価格も緩やかに上がり続けると予想しています

これから新築マンションを購入するなら資産価値の高い物件を峻別していかなければなりません

この場所でこんなに高いの?という物件があったり、こんなに安くていいんですか?という物件があったりとバラツキがあると感じます

ここ最近では以下2物件が割安と判断していますのでご参考にしてください

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