最近は、高級スーパーなどでも見かけるようになった
ガレット・デ・ロワ。
買うと、紙で出来た王冠と、
可愛いチャームが付いてくることが多いです。
それは、ガレットの中に、
fève フェーヴ そら豆と呼ばれる
陶器の小さな人形を入れ、
人形を見つけた人が、
その日、王様か女王となることから、
名づけられています。
ロワ rois とは、王様という意味なのです。
さらに、派生して、
trouver la fève
そら豆を見つける
という文章は、
いいものを見つける、幸運に出会う
という意味にも転用されいます。
日本ではそんなこと関係なく、
作られているのでしょうけど・・・
今年は、仔馬。
かな?
そもそもこのお菓子は、
キリスト教の祝日である
エピファニーを祝って食べるために
フランス北部を中心に作られていたそうです。
エピファニーは、
公現祭と訳されてますが、
ベツレヘムで生まれたキリストを
東方の三賢人がお祝い向かい、
イエスに祝福を与えた日
とされています。
なので、ヨーロッパのクリスマスは、
クリスマスで終わらずに、
このエピファニーまでが
クリスマス!
そんな扱いをされています。
その辺りは、
日本と違いますね。
そして、三賢人と幼子のイエスの模型
イタリア語で プレゼペ presepe
フランス語で クレッシュ crèche
などと呼ばれ、
ツリーのそばによく飾られています。
こんな感じのデコレーションです。
そして、そして、
大切なのが、
このエピファニーが終わると、
冬のセールが始まることです!
日本と、ヨーロッパでは、
クリスマス以降の習慣が全然違うます。
覚えておいて損はないと思いますよ、
だって、セール開始ですから!
そうそう、私はガレットと聞くと、
ブルターニュ地方のガレットを思い浮かべてしまい、
ガレットって、クレープのことだと思っていたのですが、
実は、円形で平たく焼いたお菓子のことだそうです。
知らなかった・・・
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