【建築業界の闇】住宅リフォーム営業を10年以上経験して思う事5選

記事にはプロモーションを含みます




リフォーム営業マンとして働き10年以上経ちました。

今回は、そんな経験からリフォーム業界の裏事情や、思う事を詳しく解説していきます。

  • リフォーム業界で既に働いている人
  • リフォーム営業で収入を上げたい人
  • 建築業界に興味がある人
  • 建築関係の仕事でスキルアップしたい人

こんな人達に向けた役に立つ記事を書いていこうと思います。

ゆたぽん
ゆたぽん

僕自身今では、転職を重ねてリフォーム営業で年収600万円を超えるくらいまで収入を得る事ができています。

超実力主義の歩合制ではないし、すごく安定して楽に収入を得る事ができています。

【貯金額】大手リフォーム会社の過去3年分の年収

リフォーム業や建築業界で高い収入を得る為には、正攻法があります。

参考にしてみて下さい。

僕の簡単なプロフィール

リフォーム業界10年以上、現役リフォーム営業、現場管理

所持資格:二級建築士、二級建築施工管理技士、石綿含有建材調査者、エコ検定合格

33歳の時に、無資格で大手リフォーム会社に転職成功



住宅リフォーム営業を10年以上経験して思う事5選

僕が建築業界で働き始めたキッカケは、屋根、外壁リフォームの飛び込み営業でした。

【体験談】建築業界で働く事になったキッカケ。飛び込み営業【訪問販売員】

超実力主義の超体育会系のドブラック企業。

そんな言葉がピッタリの世界です。

当時の僕は、超落ちこぼれで学歴もなく、経験もなく、

やる気だけしか無かったため、このような会社にしか採用されませんでした。

しかし、この苦労した時代の経験値があったからこそ、

今、楽に安定した収入が得られるようになったと感じています。

ゆたぽん
ゆたぽん

色々なリフォーム会社を渡り歩き感じるこの業界について思うところを詳しく解説していきます。

低収入&超時間労働

これは、リフォーム業界に限った事では無く、悲しい事に建築業界全体が

低収入で超時間労働が問題になっている業界であること

その理由は次の通りです。

  • 労働型の働き方であること
  • 日中は現場管理や営業活動で事務仕事をやる時間がない
  • 職人さんの朝は早い
  • 現場管理者は判断する事が多い

まず、低収入の理由として、

労働型の働き方である事が根本的な原因です。

つまり、自分が働いた分だけしか収入にならないという事。

例えば、

IT業界やシステムエンジニアが高収入と言われている理由はなんだと思いますか?

それは、自分が働かなくてもシステムに働いてもらう仕組みを作る仕事だからです。

一度、そのシステムを作ってしまえば、自分が働かなくても

自動でお金を稼いでくれる仕組みです。

これがたくさんあればあるだけ、儲かるのは当然ですよね。

お金を稼いでいく上で、このシステムを作れれば作れるほど収入は高くなります。

建築業界では、これが出来ません。

建築物というのは、人の手で造り上げる芸術的な要素があります。

デザインもありますが、手が込んだ作品ほど美しい建築物が出来上がります。

IT業界のように自動でお金を稼いでくる仕組みが作れません。

やったらやった分だけのお金しか貰えない

ゆたぽん
ゆたぽん

労働型の働き方であるという事が低収入の一番大きな理由です。

また、工事は常に日中動いており、

見積もり作成のような事務仕事を日中できる時間がなく、

どうしても、工事の時間外でやるため、超時間残業、超時間労働になりやすいです。

現場管理者ともなれば、

配管はどう仕上げる?基礎の高さは?仕上げ方法は?使う材料は?納品日は?

など、自分で判断しなければいけない事が多く

日中は現場管理に追われる毎日です。



休日が少ない

建築業界はとにかく休日が少ないです。

リフォーム業界は特にその傾向が強いです。

理由はたった一つだけ、

  • エンドユーザーを複数同時に対応しているから

リフォーム工事をエンドユーザーがお客様の対象となるため、

営業活動から工事の管理まで全て自分一人で行う会社が多いです。

つまり、一人に対する責任や負担が大きく、

何かあればすぐに電話に出なければいけないし、休日返上で現場に出る事もあります。

今は、働き方改革でそのような事は減りましたが、

エンドユーザーをお客様の対象としている以上は、

土日はお客様と打ち合わせをし、平日は工事をこなし、合間でこそっと休む

こんな日常を送っている為、

ゆっくりと休める休日は取りにくい傾向にあります。

ゆたぽん
ゆたぽん

同じ建築業界でも、ゼネコンやハウスメーカーなど法人相手の業務だと休日は取りやすいかもしれませんね。

失敗経験が何よりも大切

失敗経験が多ければ多いだけ、歳を取った時に魅力的な人間になります。

これは間違いありません。

建築業界で成功をしたければ、失敗経験を誰よりもして、経験値を積み重ねていく事です。

ゆたぽん
ゆたぽん

これは建築業界に限った事ではありません。全てにおいて失敗経験ほど大切なものは無いとおもっています。

今の時代、失敗が悪。悪い事のように捉えられているような気がします。

失敗は恥ずかしい事。ダサい事。かっこ悪い事。迷惑をかけてしまう。

若者を中心に、このように考える人が増えている気がしますが、

これ、僕はまったく間違っていると思っていて、

失敗して恥をかき、失敗を乗り越える方法を知っている人間こそが、人として魅力的だし人生確実に楽しめます。

そして、失敗を乗り越える方法や対策は、一度失敗してみないと分からないという事です。

だから、失敗経験の積み重ねが大切だと思うのです。

ゆたぽん
ゆたぽん

ここで言う失敗は一生懸命行動した上での失敗であって、

適当に手を抜き楽をしてする失敗は失敗経験とは言いません。

うちの会社でも、一流と言われる社員は、

誰よりも失敗経験をしているし、

それを乗り越えたり、笑いに変える方法まで知っています。

良い意味で失敗を恐れていない。何とでもなると思っているのでしょう。

そういった人間ほど魅力的で楽しく人生を送れるものです。

ゆたぽん
ゆたぽん

二流以下の人ほど失敗を隠したり誤魔化したりしようとします。

うちの社内でもこういう人間がいます。二流以下なので付き合わない方が良いです。

社員A
社員A

俺は失敗なんてした事ないから、あなたの気持ちは分からないよ

失敗したことない人間なんていません。隠してるか、

失敗している事に気がついていない真性のバカかどちらか

社員B
社員B

あれは失敗じゃない。あいつが悪いんだ。あいつのせいで失敗した。

人のせいにするパターンも良く見ますね。原因自分論が出来ておらず、

自分に失敗の責任はまったくないと思っている。だから成長しません。

少し脱線してしまいましたが、結局のところ

ゆたぽん
ゆたぽん

建築業の仕事は、失敗経験を多く積み重ねられます。それを乗り越える人間力を鍛えて魅力的な人間に成長出来る業界です。



選択肢が多く自分で判断できる事が多い

リフォーム営業マンが自分で判断しなければいけない事は多いです。

  • 見積もり金額や粗利の計算
  • リフォーム計画や提案
  • 現場で起こるトラブルの判断
  • お客様のクレームに対する対策

などなど、ただのリフォーム営業マンとは言え、

大きい金額のリフォーム工事を請け負う責任は重く

色々自分の判断で解決しなければいけない場面は多いです。

ゆたぽん
ゆたぽん

これが次に続く、やり甲斐にも関係してくるのですが、大変な反面、達成感も得られて充実した日々を送る事に繋がっています。

自分で判断できる事が多い仕事なので、

そのぶん失敗や悔しい経験もする事になると思いますが、

成功した時やお客様に喜んで貰えた時の達成感は

何ものにも変えがたいものがあります。

様々な提案商品があるので楽しい

例えば、屋根材で言っても、お家をどこまで住みたいかの計画によって提案商品は変わってきます。

外壁でも、コーキング材や外壁塗装で使う塗料も様々です。

このように、お客様のニーズにあった商品の提案を瞬時にするのは

ある程度の経験値が必要です。

やり甲斐もあり、すごく楽しい仕事だと思っています。

水回り商品にしても、各メーカー色々な機能やおすすめポイントがあり、

お客様の悩みを一番解決できそうな商品やメーカーを提案する必要があります。

選択肢はめちゃくちゃ多いです。

その幅広い商品の中から、一番良い商品を提案する仕事がリフォーム営業です。

幅広い商品知識と提案力で工事となったら、

あとはその商品を、いかに美しく見えるように設置していくかです。

ここに美的センスの職人さんの腕が大きく関わります。

提案力だけではなくリフォームを通してお客様を満足させるのはとても大変な事です。

しかし、やり甲斐はあってとても楽しい仕事だと思うのです。

楽しい仕事だが低収入で休日が少ない

リフォーム営業の仕事は特に、

自分の作品を自分で金額を決めて、自分で工事を管理して作品を造り上げて、商品を提供します。

やることが特に多く大変です。

そんな案件を何件も同時平行で、品質を落とすことなく提供していく事が仕事です。

残念な事に大変な割に、収入も低く休日も少ない業界というのが事実です。

しかし、やり甲斐はあるし、自分の力でお客様の役にやっている感はあって

達成感も感じられる素晴らしい仕事だと思います。

ゆたぽん
ゆたぽん

ただ、建築業であっても低収入、超時間労働から解放される方法はあります。次で詳しく説明していきます。



高収入を狙うには資格を取って大手へ転職が正攻法

建築好きな人
建築好きな人

建築業やリフォームの仕事って素晴らしい!でも低収入や超時間労働は嫌だ。。

そんな方に、ひとつ私からアドバイスをするとすれば、

資格を取得して規模の大きい会社に転職する事

これで、すべて解決できます。むしろこれしかありません。

次のような社員募集しているところには極めて注意が必要です。

  • 高すぎる歩合制
  • 地域密着型で転勤なし
  • 初心者歓迎・未経験者歓迎
  • やる気次第で高給
  • アットホームな雰囲気

僕はさんざん、このような募集に騙されてきました。

いざこのような会社に入社してみると、

歩合は出ないし、休みもない、毎日終電当たり前

ゆたぽん
ゆたぽん

全然話と違う。。

こんな感じで良い会社はひとつもありませんでした。

クソみたいな建築系のブラック企業はたくさんあります。

共通点は次の通り

  • 中小規模のリフォーム会社
  • 面接したら即採用
  • 離職率が高い
  • 社員の余裕が無い
  • 社員の身だしなみが汚い

これらが、ブラック企業にありがちな共通点です。

建築業界は特に、低収入、超時間労働が当たり前の業界なので

仕方ないのかもしれません。

これを解決するには、大手の会社に転職しかないんです。

間口は狭いですが、大手の会社に転職を成功させるとマジで人生変わります。

大手企業は、とにかく福利厚生が手厚く労働環境が整っていて、

建築業の低収入超時間労働のデメリットを全て解決してくれるので、

好きな建築の仕事を無理なく続けていく事が出来るのです。

しかし、大手の会社は募集も人気があり、間口は正直どこかのブラック企業のように

面接したら即採用なんてあり得ないです。

その為に、現場で経験を積む事はもちろん、資格があると尚良いというわけです。

ゆたぽん
ゆたぽん

僕は、無資格で大手の内定を勝ち取るまで1年かかりました。資格があればもっと楽に転職できるはずです。

まとめ

建築の仕事が好きであれば、

ずっとやっていきたい仕事なのであれば、

いち早く大手会社に転職した方が良いです。

労働環境が安定してくると生活も整うし、お金も貯まるし生活の質が上がります。

本当に人生変わります。

参考になれば嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました-!それではまた~。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA