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リテラシー低くても映画は観たい

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コメディの王様「ジム・キャリー」

90年代を代表するハリウッドの喜劇王。
まるでCGみたいによく動く表情と終始ハイテンションな独特のコメディスタイルでファミリー向けの映画を中心に大活躍したジム・キャリー。
コメディー・ギャグ映画が中心ですが、時にシリアスなヒューマンストーリーも演じる魅力的な俳優さんです。
2000年代に入ってからは出演が減っていましたが、「キックアス」での存在感抜群の怪演をきっかけに近年再び映画への出演が増えています。

マスク

1994年 チャールズ・ラッセル監督作品
ダークホースコミックスの「マスク」が原作
お人好しで小心者の銀行員”イプキス(ジム・キャリー)”は、可哀そうな債務者に同情して融資しては上司に罵られるうだつの上がらない日々を過ごしていた。
そんなある日、絶世の美女”ティナ(キャメロン・ディアス)”の窓口を担当し一目で骨抜きになった彼は、何とかして彼女を振り向かせようとするが醜態をさらしてしまう。
失意の中帰路に就いたイプキスはその途中で不気味な”仮面”を習得する。
仮面には古代の神”ロキ”の魔力が封じ込められており、被ったものを別人へと豹変させる力を秘めていた。

ジム・キャリーを一躍スターダムへとのし上げた大ヒットコメディー。
当時まだ新人だったキャメロン・ディアスもヒロイン役として抜擢され、この作品から大きく飛躍しました。(マスクのキャメロンディアスが一番可愛いかったな。。。)
当時最新のVFX技術を駆使した、コミック表現を実写で再現するような独特の映像手法が見どころの一つ。
特殊メイクのマスク越しでも信じられないくらい顔の表情がよく動く(なんか歯がデカい…)、漫画みたいなジムキャリーの怪演ぶり。トムとジェリーやバックスバニーのようなアメリカアニメ的な子供にもわかりやすいギャグが楽しいファミリー向けの傑作コメディー映画。

ケーブルガイ

1996年 監督:ベン・スティラー
恋人と別れ、新しい部屋に引っ越すことになったスティーヴン、新しくアパート暮らしを始めるにあたってケーブルTVの申込みをした。待つ事4時間。けたたましいノックの音と共にやってきたケーブルガイは、妙に馴れ馴れしく異常なほど親切な変わり者。根がお人好しのスティーブンは、そのケーブルガイの好意を無下に出来ないと受け入れるが、それが彼の悲劇の始まりだった……。

イカれた配線工事業者に異常なほど執着されるネオストーキングムービー。
位置づけ的にはサイコスリラー作品らしいですが、ブラックユーモア満載で、とにかくジム・キャリー演じるケーブルガイがぶっ飛びすぎてて、スリラーであり、ギャグであり、ホラーでもある、なんとも分類しがたい作品。
俳優としても有名なベン・スティラーが監督を務めた、ジム・キャリー流ギャグxスリラーの激ヤバストーカー映画。

エースベンチュラ

1994年 監督:トム・シャドヤック
迷子のペットを探す動物専門の探偵”エース・ベンチュラ”。アメフトチーム「マイアミドルフィンズ」のマスコットのイルカが何者かに盗まれ、捜索を依頼されたエースが破天荒な捜査方法でイルカの行方を追う。

下品なギャグとアメリカンジョーク連発で、日本人からすると理解が難しいシーンもちらほら。
翻訳家もきっと頭を抱えたであろうアメリカ人独特の笑いのセンスと、終始ハイテンションのエースがとにかく事件を大袈裟に引っ掻き回す。
マスク以前のジムキャリーの出世作で、続編「エースにおまかせ(邦題)」も制作された。
この作品でジムキャリーはゴールデンラジー賞最低新人賞を獲得してしまった。

ライアーライアー

どんな依頼でも得意の”嘘”で無罪を勝ち取ってしまう腕利きの弁護士「フレッチャー」。
私生活でも嘘をつきまくり、愛想をつかした妻のオードリーは息子のマックスを連れて家を出てしまう。
マックスが誕生日に「パパが一日だけでも嘘をつきませんように」と神に願うと、その願い通りフレッチャーは嘘を付けなくなってしまう。
大事な裁判を控え、嘘を付けなくなってしまったフレッチャーが、嘘で失ってしまった家族の絆を取り戻すハートフルコメディ。

バットマン フォーエバー

1995年 監督:ジョエル・シュマッカー 製作:ティム・バートン
出演:ヴァル・キルマー、トミー・リー・ジョーンズ、ニコール・キッドマン

謎やパズルで捜査をかく乱しバットマンを追い詰める強敵”リドラー”役にジムキャリーが出演。
顔を半分焼かれバットマンに恨みを持つ”トゥーフェイス”に日本ではBOSSのCMでおなじみトミー・リー・ジョーンズ。ブルースの恋人役にニコールキッドマンと超豪華な面々が集うバットマンムービー。

トゥルーマン ショウ

1998年 監督:ピーター・ウィアー
離島・シーヘブンで保険会社に勤めるトゥルーマンは生まれてからずっと島から出たことがなく、それなりに充実した人生を送ってきた。
しかし、ある時彼は自分の生きる世界に違和感を覚える。
毎日同じ時間、同じ場所を行きかう通行人。妙に説明臭く身の回りの品物を紹介する友人たち。
亡くなったと思っていた父親が突然現れたと思ったら、すぐに連れ去られる。。。
トゥルーマンは生まれてからずっと24時間リアルタイムで全世界に人生を生配信されてきたリアリティ番組の主人公。しかしそのことを本人は知らない。
制作の不手際による事件が起こり、真実に気づいたトゥルーマンは島を脱出するためひそかに計画を練る。

現在では当たり前になったリアルタイム配信ですが、当時はyoutubeすらないまだまだ地上波テレビや衛星放送が当たり前の時代。
当時はいまいちピンときませんでしたが、自分の知らないところで自分の人生が24時間365日配信されている、今ならその不気味さがリアルに感じらる舞台設定です。
真実を知ってもなお明るく前向きに希望を捨てずにふるまう、トゥルーマンの健気で切ない姿が胸を打つ。なんとなく何度も見てしまう不思議な良い作品です。

マン・オン・ザ・ムーン

1999年 監督:ミロス・フォアマン
若くして癌で亡くなった実在のコメディアン、アンディ・カウフマンの伝記映画

グリンチ

2000年 監督: ロン・ハワード
1957年に刊行されたドクター・スースの絵本「いじわるグリンチのクリスマス」を映像化したクリスマス映画。 人間もクリスマスも大嫌いなグリンチは、眼下のフーヴィルの町に住む人々がクリスマスの到来に浮かれているのが気に入らない。グリンチはフーヴィルから何とかしてクリスマスを盗んで人々を失意のどん底にたたき落としてやろうと計略を巡らせる。

ファミリー向けのクリスマス映画ではあるものの、ジムキャリーの特殊メイクグリンチが不気味すぎる。小さな子にとってはトラウマになりかねない。

エターナルサンシャイン

2004年 監督:ミシェル・ゴンドリー 脚本:チャーリー・カウフマン
出演:キルスティン・ダンスト、イライジャ・ウッド、マーク・ラファロ

ジム・キャリーの作品では珍しい本格的なラブストーリー。「タイタニック」で人気が爆発した”ケイト・ウィンスレット”とのW主演作。
キルスティン・ダンスト、イライジャ・ウッド、マーク・ラファロと豪華なメンツが共演している。
2005年 第77回アカデミー賞で脚本賞を受賞。

イエスマン”YES”は人生のパスワード”

2008年 監督:ペイトン・リード 原作:ダニー・ウォレス
ダニー・ウォレスが自身の経験を元に執筆したYes Manという本に基づいて制作されたアメリカ・イギリスの合同作品。 何事にも「ノー」「嫌だ」「パス」と答える極めて後ろ向きの男、カールは3年前の離婚を引きずり、職場での昇進も見送られ、仕事もプライベートもさえない日々を送っていた。
そんなある日、知人のニックに「“イエスマン”になって人生が変わった。お前も人生を楽しめ」と怪しげなセミナーの冊子を渡され、見学のつもりでセミナーに足を運ぶ。
その日からカールは決して「NO」とは言わない「YESマン」になり、次第に人生が上向いていく。

アメリカンコメディーらしい解り易いギャグとテンポ感。ジムキャリーの映画では珍しいピュアなラブストーリーもあり、YESとしか言えない主人公の奮闘ぶりが最高に笑えて心が和む、鑑賞後は確実に前向きになれる愛にあふれたヒューマンドラマ。

キックアス・ジャスティス・フォーエバー

2013年 ジェフ・ワドロウ監督作品
主演:アーロン・テイラー=ジョンソン/クロエ・グレース・モレッツ
前作「キックアス」の続編。

アメリカンコミック「HitGirl」を映画化し、大ヒットを記録した「キック・アス」の続編。
映画出演からしばらく遠ざかっていたジムキャリーが久しぶりに登場。
自警団組織「ジャスティス・フォーエバー」のリーダーとして、相変わらずぶっ飛んだ怪演ぶりで、主役級の存在感を発揮。
クロエ・グレース・モレッツが衝撃的にかわいい。

キックアス・ジャスティス・フォーエバー
キックアス

ソニック・ザ・ムービー

2020年「ソニック・ザ・ムービー」
2022年「ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ」
監督:ジェフ・ファウラー

ゲーム会社SEGAの看板タイトル「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を映画化した作品。
ゲームでもおなじみ悪の科学者「Dr.EGGman」役としてジム・キャリーが登場。
主人公のソニックはフルCGなので、事実上ジムが主役のような扱いで、ぶっ飛んだイカれた科学者役がドはまりしてます。。
ゲームに登場する卵みたいな真ん丸太ったDr.EGGmanをスマートなジムがどう演じるのか?不安はあったものの、最後の最後でその答えが明らかに。
シナリオもよく考えられていて、アクションも見ごたえ抜群。最初から最後までじっくり楽しめるファミリー映画です。
ソニック・ザ・ムービーのレビューはコチラでも↓ 「ゲームの実写映画化ってどうなのよ?」

ソニック・ザ・ムービー
ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ

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