筆者はこんな人
- 30代 サラリーマン
- 中途採用一年で退職経験あり
- 中途入社した職場を一年で辞めようか迷っている人
- 会社を一年で辞めるのはマズいのでは?と不安な人
中途採用で就職。
その数か月後に「やめたい」と感じる人は、世の中に多くいるのではないでしょうか。
そこで浮かぶ不安は「たった一年でやめていいのか?」ということ。
はたから見れば短期離職と思われ、今後のキャリアに悪影響になるかもしれません。
今回は僕の実体験をもとに、「中途採用後、一年で退職したいときに知っておきたいこと」について解説します。
いまの不安な気持ちが晴れるきっかけになるので、ぜひさいごまで読んでみてください。
※
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くわしくは以下の記事を読んでみてください。
中途採用一年で退職するうえで知っておきたいこと3つ
① 一年は基本的に短い
結論として、「一年で退職」というのは客観的にみても「短い」です。
ひとつの仕事で充分なスキル・経験を身につけるには、あるていど年数が必要なことも多く、一年で辞めると中途半端に終わる恐れがあるからです。
基本的にどんな仕事も、数年の時間をかけてこそ学べるもの。
たとえば飲食店で働くとき。
1年目はいちスタッフとして現場で働きますが、3カ月・半年と働くうち、裁量が増えていきます。
2年目に店長になり、4年目にエリアマネージャーになるなど、ステップアップがあるかもしれません。
入社1年目でやめると、のちのステップアップの機会を逃す恐れがあります。
もちろん、あなたが今どんな仕事をしているのかにもよるので、一概には言えません。
ただ「仕事はあるていど時間をかけて学ぶもの」という面も、押さえておいたほうがいいかもしれません。
② 転職で不利になる可能性あり
もしいまの会社をやめて転職しようとすると、応募先の企業には
「この人は前職を一年で辞めているな。なぜだろう・・?」
と疑問をもたれるでしょう。
そうなると、書類選考で落とされる可能性もあります。
もちろん、あなたには「いまの仕事を一年で辞めたい」と思うだけのまっとうな理由があるのかもしれません。
ただ、あなたの事情を知らない採用担当者に、一年で辞めたことをネガティブに思われる恐れはあります。
③ たんに退屈なだけなら続けよう
もし現職を辞めたいのが「仕事が退屈だから」という理由なら、辞めないほうがいいです。
「仕事は退屈なもの」と割りきらないと、長く働けないからです。
そもそも仕事には、地味で面倒な作業も多いもの。
たとえば僕はいまの会社で、毎日のように取引先と連絡をとっています。長いメール文をいちいち書くのは退屈でだるいです。
でもメール文を書かないと仕事になりません。割り切ってやるようにしています。
世の中には「つまらない」と感じてすぐ退職する人もいますが、賢明とは言えません。べつの仕事でまた同じ悩みに直面するでしょう。
いっそ「仕事は退屈なもの」と受け入れ、淡々と続けることが大切です。
採用後、一年で退職してもいい場合4つ
ここまで、
- 一年でやめると、「短期離職」と見なされやすい
- 「退屈だからやめたい」なら辞めないほうがいい
上記について解説しました。
ただ、採用後一年しか経っていなくても、退職したほうがいいケースもあります。
以下で順にみていきましょう。
① 仕事で心を病んでいる場合
もしあなたがいまの仕事で「精神的につらくてしょうがない」と感じているなら、まよわず退職したほうがいいです。
メンタルを病んだりすると、取り返しがつかなくなるからです。
僕の身近に、仕事で「うつ」になった人がいます。もちろん退職しましたが、心の病気はすぐには治りません。
もう1年以上も無職で、いつ再就職できるかも不明。
体の病気と違い、心の病気は目に見えにくいもの。
本人すら気づかないことも多いです。
「気づいたときには手遅れ」ということもあるんですよね・・。
いまの仕事で心を病んでいるなら、すぐに辞めましょう。
② その職場で成長できない場合
- 仕事を通して成長したい
- スキルアップがしたい
↑こう考える人も多いでしょう。
意識が高い人にとって、自分が成長できない職場で働きつづけるのは苦痛そのもの。
もっと成長したく、現職でその思いが叶わないなら、退職してもOKです。
退職理由も前向きなので、後ろめたさを感じる必要はありません。
ちなみに、現職でスキルアップできないから転職するとなると、面接で転職理由をどう伝えるかが重要。くわしくは以下の記事が参考になります。
いまの会社が成長できない「ぬるま湯」であることに悩んでいる方は、「ぬるま湯の会社に居ると人生詰む!転職するべき理由」の解説記事を読んでみてください。
③ 明らかに問題ある職場にいる場合
- 労働時間が異常に長い
- パワハラ上司がいる
など、あきらかに問題な職場はすぐ辞めるべきです。
自分にとってマイナスにしかなりません。
僕がむかし一年で退職した会社は、極端な長時間労動でした。
朝7時~翌朝3時まで働く社員、働き過ぎで「うつ」になる社員もいました。
いわゆるブラック企業などにいる場合、そこで働くのは絶対NG。入社して1ヶ月だとしても辞めましょう。
現職の労働時間が長すぎて悩んでいる方は、「極端な長時間労働の会社は辞めるべき」という記事を読んでみてください。
また、上司がすぐキレる人なら、その職場にもいるべきじゃありません。くわしくは以下の記事が参考になります。
④ 自分に合わない仕事の場合
- 自分がとにかく苦手な仕事
- 自分の性格に合わない仕事
↑こういう仕事も、長くやるべきではありません。
自分に合わない仕事は苦痛なだけ。成果も出ませんし、望まない方向でキャリアが作られてしまいます。
僕はむかし一年で辞めた会社は、農業でした。
肉体労働が苦手で、焼けつく日差しのなか汗だくで重いものを運ぶ日々。本当に辛く、とても続けられませんでした。
どうせ働くなら、自分に合わない仕事は避けたいですよね・・。
ちなみに、苦手な仕事をしているとどうなるかについては、「苦手な仕事を続ける人の末路」の解説記事が参考になります。
「転職は悪いことなのか?」と心配な方は、以下の記事を読んでみてください。
【退職したい人へ】今後のアクションプラン3つ
① もう少し続けられないか冷静に考える
さきほど触れたとおり、採用後、一年で退職してもいいケースはあります。
ただ、「一年で辞めた」という経歴は残さないに越したことはありません。
現職に不満があっても、それが「我慢できる不満」なら、もうすこし続けてみるのはどうでしょう?
そのうちいまの仕事に、それまで気づかなかった「面白み」を見出せるかもしれません。
大切なのは、「本当に一年で辞めていいのか」を冷静に自問すること。自分ひとりで考えず、身近な人に相談してみるのもいいでしょう。
② 転職エージェントに登録する
いまの職場を辞めようか迷っているときは、転職活動しておくのがオススメです。
もちろん、すぐ転職する必要はありません。
現職で働きながら求人情報を調べたり、職務経歴書を作っておいたり。いずれ仕事を変えるために今できることをやっておきましょう。
また、
などの
③ 万が一のため貯金しておく
転職で不安なことの一つ。
それは「お金のこと」ではないでしょうか?
もし転職先が決まっても、現職をやめると、一時的に収入がとぎれる可能性があります。
また、転職先の会社がある地域に引っこすなら、引っこし費用がかかりますよね。
転職には予想以上のお金がかかるもの。
だからこそ、現職の給料をコツコツ貯金しておきましょう。
いざ仕事を変えるとき、貯金はあなたの生活を守る防波堤になります。
ちなみに「退職するときは貯金がいくらあればいいのか」については、以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ:一年で退職するのがNGかは場合による
今回は「中途採用後、一年で退職したいと思ったときに知っておきたいこと」について解説しました。
もちろん一年でやめると、はた目には「短期離職」と思われる可能性もあります。ですが場合によっては、いますぐ辞めても問題ないケースがあるのも事実。
あなたの事情に合わせた、最適な選択をしていきましょう。
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- 職務経歴書を書き直さないといけない
- 応募先の企業と連絡をとらないといけない
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