1972年にリリースされた、POCOの4枚目のスタジオ・アルバム。前作から参加したポール・コットンの影響かカントリー・ロックから、よりアメリカンロックなアルバムになった。アルバムとしての完成度も高かったのだがセールス的には大成功とはいえない結果だった。このことが原因となりリッチー・フューレイは次作でPOCOを脱退してしまう。ウェスト・コースト・サウンドを世に広めたという意味ではイーグルスと共にPOCOの功績は大きいが元メンバーの在籍するバンド、ロギンス&メッシーナやイーグルスのようなヒットにつながらなかったのは不思議な感じがする。
このアルバムのメンバーは、リッチー・フューレイ(g,vo)、ポール・コットン(g,vo)、ティモシー・B・シュミット(b,vo)、ジョージ・グランサム(ds,vo)、ラスティ・ヤング(g,steel.g)。