屋久島1日目の続きです。
前回の記事はコチラ
レンタカー屋さんによると、島の西南部は離合のキツい道が続くため、各レンタカー屋は運転者がなるべく離合をせず済むよう反時計回りのルートを推奨している、とのこと。
というわけで、反時計回りに屋久島を回っていきましょう。
志戸子ガジュマル公園
屋久島はガジュマル自生の北限として知られています。
園内には散策道があり、一周10分ほどで見学できます。
樹齢200〜500年のガジュマルの古木や、アコウ、ハマビワなどの熱帯・亜熱帯の植物が群生しています。
去年行った台湾・台南で見たガジュマルを屋久島でも見られることが地味に驚きです。
同じ島で針葉樹の屋久杉も自生しているのですから。
ウミガメ上陸日本一の 永田いなか浜
ここは世界有数のウミガメの産卵地で、5〜7月にウミガメが産卵にやってきます。
水平線に口永良部島が見えます。
この日は高く強く波が打ち寄せていましたが、砂も海水もキレイな浜でした。
屋久島灯台
明治30年に島の最西端・永田岬に設置された灯台です。
駐車場からは10分くらい歩いて到着。
教会のような洋風のデザインがステキですね。(中には入れません)
そしていよいよ、世界自然遺産地域に含まれる約20kmの道路
西部林道 に進みます。
西部林道方面に人家はなく、豊かな植生が広がっているため、野生動物がそのまま生息しています。
さっそくヤクザルの群れに遭遇!
車窓からパチリ。
すいませ~ん、お邪魔いたします(^▽^;)
餌となる植物が豊富なんでしょう、どの猿もコロコロツヤツヤフサフサしていますね。
ヤクシカ発見!!!
こちらのシカは角が立派だなあ。
車が近づいても驚くことなく悠々と歩いています。
おっと~
さて、どう行こうか?
2グループの間をそろーりそろーりと進みます(;^_^A
車1台しか通れない場所もある中、ふいにサルやシカが現れるので、徐行で通り抜けました。
ちなみに、野生動物には絶対に餌をあげてはいけません!!
むやみに近づくのもNGです。
島の南西部に来たらいつの間にか空が晴れ上がっています。
屋久島は島の中央に山々が連なっているため、島の北と南では天候も気温もかなり違う、と聞きました。なるほど!
大川(おおこ)の滝
落差88mの屋久島最大の滝で「日本の滝100選」にも選ばれた名瀑です。
スゴい迫力!
轟音を轟かせて二手に分かれて落下するさまを間近で見ることができます。
滝壺のすぐ近くまで歩いて(岩を伝って)行けるのがこの滝のスゴいところ!
虹も見えました🌈
千尋(せんぴろ)の滝
V字に削られた谷を流れ落ちる、落差約60mの名瀑布です。
左側の巨大な花崗岩の一枚岩が見事ですね!
屋久島ジェラート そらうみ に寄りましょう!
屋久島唯一のジェラート屋さんです。
ウッディな店内に薪ストーブがあたたかな雰囲気(*^-^*)
島で採れる旬の食材を、香料や着色料を使わず、素材の味を生かして手作りされたジェラート8種。全部のフレーバーを少しづつ食べてみたい!
迷いに迷って・・・
右:たんかんとハイビスカス(私)
左:だいだいと島バナナ(夫)
たんかんとだいだいはソルベタイプ、たんかんは甘味が強く、だいだいはほんのりと苦みがあり、
ハイビスカスはミルク系、島バナナは風味豊かであっさりした甘味。
どれも美味し~~い!
あっという間にペロリでした(^▽^;)
屋久島には大手コンビニは1軒もありませんが、ローカルな渋いコンビニやドラッグストアは数件ありました。
お茶やつまみを購入して宮之浦に戻り、
17時に本日から2泊する宿に到着。
昔ながらの旅館で、朝・夕の2食付きで宿泊します。
宮之浦川に面した部屋は、きれいに整っていて落ち着く感じ。
部屋にもユニットタイプのバスはありますが、夕食の前に大浴場へ。
温泉ではないけれど、広い風呂に熱めのお湯が気持ちいい。
そして夕食~~
すごい量だ!一人一個釜飯もある。
私より夫の方が少食なので食べきれるか・・・?
ビールからのハイボールに、刺身や小鉢に豚しゃぶ鍋、後ほど屋久島名物トビウオのすり身揚げが給仕され、最後に釜飯も全て平らげ完食!
胃袋がこなれて再度大浴場に行って温もったら、次の日に備えて早めに就寝しましょう。
世界自然遺産屋久島の宿 田代別館│公式│縄文杉白谷雲水峡に近い
島1周は約100km。
約6時間かけてぐるっと1周回りました。
次の日は「もののけの森」を目指します。