soloで諸国漫遊

キャンプ、ツーリング、国内旅行、時々そのほか

【屋久島・種子島】その⑤ 宇宙に1番近い島・種子島をドライブする

2024年大晦日、屋久島3日目です。

前回の記事はコチラ

 

gui-np.hatenablog.com

 

 

昨日からの筋肉痛がさらに酷くなっていて、

朝風呂に行きたくも大浴場が遠い、、、

f:id:gui-np:20250121012635j:image

朝食ではまたもやお櫃を空にして(^◇^;)

9時過ぎには宿をチェックアウトし、種子島へ渡る高速艇に乗るため港までマイクロバスで送っていただきました。

 

宮之浦港
f:id:gui-np:20250121012652j:image

鹿児島からの便でしょうか?

大勢の帰省客、旅行客が下船し、

f:id:gui-np:20250121012627j:image

その後に乗り込みます。

10:00出航!

f:id:gui-np:20250121012643j:image

さよなら屋久島~~

素晴らしい島だったな。

太鼓岩やヤクスギランドなどに行けなかったから、体力と脚力があるうちに足腰鍛えてリベンジしたい!

f:id:gui-np:20250121012647j:image

そして「洋上のアルプス」屋久島から視線を移すと、長く平らな種子島が見えています!

雨雲はみんな屋久島の方へ行ってしまったのでしょうか、種子島は天気良さそう。

この海域にはくじらが現れることもあるそうですよ。

f:id:gui-np:20250121012632j:image

約50分で種子島の玄関口・西之表港に到着です。


f:id:gui-np:20250121012623j:image

おお~、さすがロケットの島。

屋久島より都会っぽい(?)ような気がする(^^;)

f:id:gui-np:20250121013038j:image

そして種子島でもレンタカーを借りて、島めぐりに出発します。

種子島北部にある西之表から西海岸を南に向かって走ると、

f:id:gui-np:20250121012901j:image

雄龍・雌龍の岩

天然の奇岩、いわゆる夫婦岩ですね。

f:id:gui-np:20250121012858j:image

この日の種子島は強風注意報が発令されていて、波が荒い荒い💧

 

 

国道走行中に高校のナンバープレート(通学許可証)をつけたバイク(カブ)に乗る女子を見かけました。

そういえば種子島と言えば、新海誠監督の「秒速5センチメートル」でも見かけたように、高校生はバイク通学 が当たり前なんですよね。

種子島には電車はもちろんバスも1日数本しかなく、しかも学校は急坂の上にあるため、バイク(主にスーパーカブ)が不可欠なんだとか。

制服それもスカートで颯爽とカブにまたがる高校生、なんとも羨ましい!

 

 

こちらの神社の境内には

f:id:gui-np:20250121012840j:image
f:id:gui-np:20250121012909j:image

高さ7m、長さ(横の広がり?)10m、根回り2m、推定樹齢600年以上という、日本一大きなソテツの木 があります。

幹から何本もの枝が分かれ、その重さで折れないよう鉄柱で支えられています。

 

島の東海岸に出ましょう。

千座(ちくら)の岩屋


f:id:gui-np:20250121012850j:image

太平洋の荒波にさらされてできた洞窟です。

f:id:gui-np:20250121012845j:image

洞窟内に入れるのは干潮時のみ。

干潮時間の少し後に到着していてラッキーでした(*^^)v


f:id:gui-np:20250121012836j:image

とはいえ、狭い所ではそろそろ波が迫ってきていますね。

 

f:id:gui-np:20250122111925j:image

1000人もの人が座れるほどの広さがある、と言われたことから「千座の岩屋」と名付けられました。

 

f:id:gui-np:20250122112006j:image

自然が作り上げた岩のオブジェがとても美しい海岸でした。

 

 

次に、千座に岩屋からそう遠くない所にある

f:id:gui-np:20250121012957j:image
種子島マングローブパーク へ


f:id:gui-np:20250122114611j:image

種子島が北限のメヒルギ1種類のみで構成された貴重な群落で、「日本重要湿地500」にも選ばれています。

遊歩道を歩いてマングローブ林を見学出来るだけでなく、

f:id:gui-np:20250121012933j:image

こちらの川でシーカヤック体験もできるようです。

 

さらに、海岸線を少し南下したところにある

f:id:gui-np:20250121013009j:image
恵美之江展望公園 

は、ロケット打ち上げを近くで見学できる公園です。
f:id:gui-np:20250121012953j:image

公園の真下にはサンゴ礁の綺麗な海が広がっています。

 

種子島宇宙センター が近づいてきました。

昭和44年に開設された宇宙センターの広大な敷地の中には、ロケット発射場・総合指令棟・組立棟などの関連施設が整備されています。


f:id:gui-np:20250121012941j:image

こちらは 中型ロケット発射場


f:id:gui-np:20250121012938j:image

おお、迫力あるなあ~

ロケットの丘展望場 から

ここは「世界一美しいロケット発射場」と言われています!

f:id:gui-np:20250121013001j:image

宇宙科学技術館

は残念ながら休業中でしたが、公園内を見て回りましょう。

f:id:gui-np:20250121013005j:image

このロケット、つくばのJAXAにもあったような。

f:id:gui-np:20250121013216j:image

竹崎展望台からは発射場が間近に一望できます。

ロケット発射時になると、この展望台から報道したり写真を撮ったりするマスコミで一杯になる、とのこと。

f:id:gui-np:20250121013240j:image

眼下の海もこれまた美しい!

 

www.jaxa.jp

 

次に種子島最南端

門倉岬 へ
f:id:gui-np:20250122213140j:image

ここは、1543年に鉄砲を伝えたポルトガル人が上陸した地です。

f:id:gui-np:20250122213028j:image

鉄砲伝来を伝えるモニュメントや神社、展望台があります。

 

 

そろそろ夕暮れ。

本日の宿に向かいましょう。
f:id:gui-np:20250121013223j:image

民宿 ゆうゆう

南種子町にある、かつて幼稚園だった建物をリニューアルした宿です。

f:id:gui-np:20250121013213j:image

8畳、トイレと風呂は共用、1泊2食付きで予約してあります。

手作り感あふれるアットホームな宿で、ロケット発射時は見学客やJAXA関連の人で一杯になると聞きました。

大晦日のこの日も夫婦連れや友人同士の小グループで満室でしたね。

 

www.tanegashima-yuyu.com

 

屋久島の宿で朝食をたっぷりいただいて以来、コンビニ(種子島にはファミマがあった!)で軽食を買ったのみで昼食を摂っていなかったので、、、

待ちに待った夕食です!!


f:id:gui-np:20250122212604j:image

刺身盛り と 芋の煮っころがし

f:id:gui-np:20250122212620j:image

鶏のから揚げ&クリームコロッケ に うなぎの茶わん蒸し


f:id:gui-np:20250122212636j:image

肉と野菜タップリの寄せ鍋

あとで〆の蕎麦が投入されて、年越しそばもいただくことができました。

どの料理もホント美味しくって、もちろん完食ですよ !(^^)!

 

大晦日の年越し料理って、地方や各家庭によっていろいろパターンがあるけれど、うちは刺身メイン+年越し蕎麦くらいで地味に済ませていました。

今回の宿のメニューの、刺身+α+鍋、からの〆の蕎麦投入、が気に入ったので、来年からはうちもこれを大晦日の定番にしよう!

 

さて大晦日の恒例は紅白なんでしょうが、私は石川さゆりの「天城越え」or「津軽海峡冬景色」だけ聴ければ十分なのですよ。

演歌歌手のイラスト
しかし今年は何と「能登半島」を歌われるじゃあないですか!
これはレアなのでそこだけ見る気満々だったのですが・・・

 

無理でしたね (;^_^A

だって最後から二番目(だったか?)なんですから、起きていられません。

 

大晦日、夫と揉めることもなく平和に楽しく旅行できているので、2024年はいろいろあったけれど、終わりよければ全て良し!