雨上がりの香り

書きたいときに書きたいことを書いてるブログ。

夏の出来事

 

こんにちは。

 

私のブログをみてくださって、ありがとうございます。

 

 

久しぶりにブログを書きたくなった。

最近頭が なんか なってるので

ちゃんと書けるかどうか不安だが。

でも別にちゃんと書けなくてもいいか。

なにカッコつけようとしてるんだ私は。

 

 

最近「へー!」と思う出来事がありまして。

よく本とかで「自分が変われば周りも変わる」みたいな事

書かれているじゃないですか。

それをガツンと体験した。

 

私はある楽器をやっていて。

仮に「笛」とします。(意味もなく隠したい)

毎年 夏になると、笛の発表会?なるものがありまして。

それに向けて夏前になると練習が始まるんですね。

笛大好き人間が集まって。(笛じゃないけれど)

 

そこには師匠のような方もいて、伝統を重んじるじゃないですけど

「基本の吹き方」というものがありまして。

何年もやっていて、ファンキー?な吹き方もしたくなっちゃった私は

去年の夏の練習中、枠から はみ出した演奏をしたんです。(ちなみに個人演奏です)

すると師匠からダメ出しが。

「その吹き方はダメ。ズレてる箇所がある。昔からの基本で吹いて」と。

私は返事だけして気にせずファンキーな吹き方を続けました。

( えらい今日は機嫌が悪いな師匠‥‥スルーしとこ。)

そんな感じで軽く受けとめていました。自由に吹きたかったし。

すると本番当日、私だけ舞台に呼ばれなかった。

これは痛かった。

ショックで悔しくて

もう爆発五郎〜〜〜!( ← と言っても静かにプンプンしてただけ)

経緯を知ってる人達が

何とかしてくれようとしてくれたけれど状況は変わりませんでした。

 

これらは去年の夏の出来事。

自業自得と言われればそれまでなんですが

ひっさしぶりに嫌すぎる出来事が起こった私は

頭も心も乱れまくっていました。

その頃の心の動き ↓↓↓(少々言葉が荒れます)

 

「 ムカつく。あんな言い方、あんな仕打ちってある!?!?

笛の神様どうなってんの!?

今まで誠実に向き合ってきたのん見てはりましたよね??

なのに なんだんのん この流れは。私が何したっちゅーねん!

いや違う、師匠は単に私の悪い所を指摘してくれただけ‥‥

感謝か。感謝なんか余裕でしてるけどな、こんな状況でも。

( ここすごく不思議で、師匠に対して頭の半分は『感謝』、

もう半分は『批判』という奇妙な状態、割合が綺麗に50/50に分かれていた。

この二つの感情はどちらも紛れもなく本音で、

だからこそ辛かった。どちらかに比重を持ってくると

もう片一方に引っ張られるんだもん)

あ、なんかもういいや、手放そう。疲れた。執着してたかもな笛に。

あんな強制的に型にハマった吹き方させられ続けるくらいなら もうええわ、

趣味でやってる事やもん、おもんなくなったらサヨナラや。

いや待てよ?私はまだ努力をしていない。

そういや「自分が変われば周りも変わる」って言葉があったな。

ふーん、じゃあガッツリ自分が変わってみようじゃあないか、

まずは素直に仰せのままに‥‥ 」

 

というわけで、もう、もう、これでもかってくらい基本中の基本、

伝統にのっとって笛を吹く練習を家で数ヶ月間しまくりました。

するとね、見えてきたんです。ズレが。

「基本」を猛練習してから

休憩気分で「ファンキー」を吹くと、そのズレがよく分かった。

師匠がおっしゃっていた「ズレてる箇所がある」とはこの事だったんだ!

その「ズレ」に気づくまではまだ師匠に対して

悶々としていたけれど気づいてからは‥‥

 

「師匠はこのズレに気づかはったんや、

よく私の笛を聞いてくれていた証拠やなあ」

「的確なアドバイスだったんだ‥‥」

「私の捉え方が歪んでいただけで、あの時

素直に聞き入れていたらよかったんだ‥‥」

「私なんか全然ひよっこ

「言いにくい事なのに、よく言ってくれたもんだ」などなど

恥ずかしいやら感謝やら反省やらでいっぱいになった。

( 実際にはこんなスムーズに言葉達が出てきたわけではなく、

毎日の中で少しずつ‥‥)

 

なので最後には初心に返って家でひたすら練習してまして。

指摘して頂いたズレの修正と、

伝統的な吹き方と、

ファンキーな吹き方を。

( ↑ まだ諦めてない人 )

 

 

 

で!

 

 

 

今年の夏!どうなったのかと言いますと!!

まず練習に行ったら即 師匠が私の所に来て、

 

「今年から型に囚われず、

自由に楽しく演奏しようという方針に変えた 」と!!!

 

(ワーーーーーーーーーーーーーーーーーー!)

私はうれしさと興奮のあまり、師匠が立て続けに

何かおっしゃっていたけれど耳に入ってこない状態でした。

しかも!

師匠ったらファンキーな吹き方を取り入れてはった!

なんなら私のより奇抜ですらある!

面白いなあ師匠って。素敵な人に教わってる。

 

 

そんなこんなでお互いに去年の事に触れるでもなく、

私も基本を猛練習した事をアピールするでもなく、

ただただ安心してファンキーを吹けたのでした。練習中も本番も!

もちろんズレを修正したバージョンで。

( 師匠、修正したのん気づいてくれたかな 〜 ♫ )

 

なので今年の師匠は去年の夏とは打って変わって私に対して優しくよく笑い、

私は私でまるでYESマンのごとくハイハイ素直で

かわいい生徒になっていました。

(ゲンキンなもんだ )

 

だいぶ端折って書きました。出来事やセリフ、登場人物を。

すべては鈍感な私に気づかせるための出来事だったみたい。

ズレと傲慢さと「捉え方の歪み」と

「素直じゃない所」と恵みに。

ってどんだけあるんだって。

 

 

 

 

は〜大どんでん返し(?)の夏だった〜。

「へー!こんな事もあるんだ!」って思いました。

そんなわけで、「自分が変われば周りも変わる」を

体験した夏でした。

 

 

 

 

※ ちょっと急ぎめでブログ書いたので後日

     ところどころ修正&追記するかも。