「介護支援サービスを利用していなかったら」

最近、思うことがある。

『もしも介護支援サービスを利用していなかったら』

義母もそうだけど、介護を受ける人は自分の弱いところを他人に見られたくないということもあって

女王
女王

こんなみっともない状態を見られたくない。

人様にご迷惑かけられないわ。

この程度、あなたがやればいいのよ。

と言って介護サービスを拒否することが多いと思う。まぁ…受け入れてくれるとしたら福祉用具をレンタルする程度。道具を使うことで自分が楽になるから。

『通所リハビリ』や『施設入所』は、やりたくない運動や脳トレさせられたり、好きな時間に好きなことは出来ない、好きなものを好みの味で食べられない、1人でゆっくりしたくても出来ないということなどもあって行きたくないと拒否されることが多い(うちも通うたびに愚痴る。あちこちどこかしら体が調子悪いし、行きたくない気持ちは分かるけど…)

介護する側も仕事や家事はこれまでと変わらずやらなくちゃいけない中で介護が増えて…と慣れないことに体も心も疲弊していく。介護する人が倒れたら、介護される側も大変になるはずなのにそこは理解してもらえないし、介護する側も気が張ってるから気力でなんとかしようとする。

私はネガティブ思考なのに周りに言えなくて我慢したり自分を追い詰めてしまう傾向がある…こんなこと何回も繰り返したくないと思ったから今回は私が最初から弱さも文句もさらけ出し

まる子
まる子

出来ないよ、助けて…

と言えたから、周りも気づいて手を差し伸べてくれた。言葉にしなくても態度で分かると思うかもしれないけど、案外気づかれないもの。我慢して誰にも相談せずに黙々とこなしていたら、私の性格的にきっと気づかれずにいきなり『介護うつ』になっていたと思う。というか多分片足くらい入ってた(笑)

自分で積極的に情報を仕入れないと、自分の周りには介護してる人は居ないから、アドバイスも受けることはないだろうし、そういうサービスがあることも分からなかったと思う。検索すると出てくる時代に感謝

介護サービスについて調べたし、地域包括支援センターに相談もしてきた。そこでも担当者との相性が悪いと情報が入ってこない。私の場合は、たまたまこれまでの担当者が休みで、別の人が対応してくれたおかげで在宅支援居宅介護サービスを紹介してもらってケアマネージャーさんと繋がりが出来た。手術はやらない方向で決まったけれど、デイケアに通うに至るまで、紆余曲折、山あり谷ありだったけど、パパや義姉が頑張って義母に交渉してくれて、義母が受け入れてくれたおかげで今回、私の体調もこれ以上悪化せずに過ごせている。

もし、これまでの縁がなかったら…自分1人の力ではデイサービス→訪問入浴→デイケア、施設入所の検討などは思いつかなかったし、どう手続きするのかも分からなかったから、きっと私は介護うつになりながら在宅介護のみで生活していただろう…。

でもここに自分の思いをさらけ出せる場所ができ、ここに書くことで思い出して腹立たしく思うこともあるけど、もう一度頭で整理することで自分を見つめ直すことが出来ている。そうすることでなんとなく心のバランスが取れているような気がしている。

フォロワーさんや来訪者数が徐々に増えていくことが1人じゃないんだなって私の励みになり、とても感謝しています。本当にありがとうございます。

介護される側の方が強い立場のとき、なかなかデイサービスやデイケア、ショートステイなど自宅から離れるサービスを利用することが難しいと思うけれど、その時間は介護する側にとっての自由時間。介護される側にとっては仕事。戻ってきてからは逆転すると思えば、先の見えない介護だからこそ利用した方がお互いのために良いのかな…と私は思います。

なので近くで軽い世間話でも介護の話題になったら『介護保険申請してる?』って声をかけて自然と情報や愚痴を話せる環境ができたらいいなと思います。

最後に、ここまでこんなに毎日更新できるほど怒涛の日々でしたが今後はデイケアに通うことで私の手から離れていく時間が増えるので、これまでの記事を整えたりしながら更新ペースをゆっくりにしようかなと思ったり、『介護』の暗い話だけではなく明るい内容が増やせればいいなと考えています。

そうなればいいなと思います。

今日のまる家の晩ご飯

  • 白米と胚芽米のミックスご飯
  • 鮭のホイル焼き
  • ベーコンとキャベツとじゃがいものコンソメスープ
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