異性との会話に慣れる～趣味は名刺集め～: もときの恋愛日記

2023年02月16日

異性との会話に慣れる～趣味は名刺集め～

　彼女を作りたくて、焦っていた20代の頃、仕事で海外へ
行く機会に恵まれました。

　その頃は恋愛下手なのか、なかなか女性との会話が長く続かなく
ちょっと悩んでいましたが、ふと　「そうだっ！知らない女性に
出来るだけ声を掛け、慣れることから始めよう。」と思い、
身近なところから、声を掛ける練習を開始してました。
（冗談も入れながら）

　そんな毎日に、製品の海外展開業務が舞い込んで来ました。
中国展開が主で、一人でゆかねばならなくなり最初は不安
です。出張先は中国の地方都市、直行便は成田からなんですが
住まいから成田まで、かなり退屈で　また渡航日程の
確実性のため、前泊指示されていました。（まあ、待遇は
よかったです。）乗り遅れないように、目覚まし掛けて
早めの就寝。

　次の日、なんか朝からだるい。退屈疲れかなあ　連絡バス乗って
やっとANAチェックイン。？搭乗前に、呼び出しの声。
スーツケースになんか混じっていたか？　搭乗ゲート前に行くと、
アップグレードだって、「ラッキー」エコノミー満員で、会社の
契約料金でチケット取っていたので、わりとエコノミー先頭、
ビジネスに押し出されたようです。「海外出張、最初からビジネスっ
て、超ラッキー」とだるさが吹き飛びます。

　席に着くと、席がふかふかで自分がえらい役職の人になった
みたいに感ずる。どんどん気分が良くなる。シートベルトサインが
消えると綺麗なお姉さま（客室乗務員の女性）がおつまみを持ってきて
飲み物はいかがなさいますか？と聞いてくれる。そんなにビジネスは、
混んででなかったので、気分が良く調子に乗って、自然と世間話を
して乗務員さんの足をかなり止めていました。ちょっとの冗談で
ニコニコ最上級のお姉さま（同世代でもかなり大人に見えた-
良い意味で。

　ニコニコのハードルが低いと、女性とのお付き合い下手でも
気兼ねなくおしゃべりができる。ときどき、合いの手を入れながら
おしゃべりすると、楽しい時間を過ごせます。そうやって、
女性との会話が苦手だった私も徐々に、免疫が出来て来ました。

　何回か中国往復して、飛行機に乗る度　考えることは？
そうです。客室乗務員のお姉さまともっと、お近づきに
なりたい。（当然ですよね。おかしいですか、普通の
感情だと思いますが。）
　そんな気持ちのさなか、タイプのお姉さまと会話が
弾んだので「あの～、お名刺頂けますか？」と伝えたら
すぐにくれました。普通に手渡してくれたので、ありがたく
名刺入れにしまい、滞在先でだしてニコニコしてました。

　（届かないのを承知で、2回ほど手紙出したっけ。まあ、
返事なんか来ませんけど。）

　そんな約30回ぐらいの往復の時間、ANA便は私の
憩いの場でした。そして、いつもニコニコの笑顔を
くださった客室乗務員の皆様にお礼を申し上げたいと
思います。
「その節は、ご対応くださり、ありがとうございました。
これからも安全運航と世界から愛される航空会社で
あり続けますようお祈り申し上げます。」

　世界をつなぐ全日本空輸株式会社（正式略称：ANA)

なんか、ＣＭみたいになっちゃったって・か