船魂神社/北海道函館市 | Goshuinnistの神社巡り

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ご訪問いただきありがとうございます。神社巡りが趣味の大学生です。有名な大社から地元の鎮守さままで、訪れた神社を紹介しています。情報は筆者が参拝した当時のものです。週1~2回、基本的に19:00更新です。

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基本情報

神社名:船魂神社

御祭神:塩土老翁神・大綿津見神・素戔嗚尊

相殿神:愛宕大神

社格等:村社

鎮座地:北海道函館市元町7-2

最寄駅:末広町停留所

駐車場:なし

御朱印受付時間:9時00分~17時00分

公式サイト:https://www.funadama.com/

 

御由緒

 融通念仏宗を広めるため、良忍という高信がこの地に来て、「ここは目の跡である。」といい、保延元年(1135年) 観音堂を建てたのがこの神社の始まりとされ、北海道最古ともいわれているが明らかではない。

 また、「源義経が津軽から渡航したとき、難しそうになったところを船明神の加護で無事上陸した」などの伝説もあるが、 もともとは観音を祀る観音堂と呼ばれていたらしい。

 江戸時代末期に船魂大明神と称し、明治12年(1879年)に村社になり、船魂神社と改称した。

 明治25年(1892年)に改築された社殿は、同40年(1907年)の大火で消失した後、一時、谷地頭町の八宮に神体を 移していたが、昭和7年(1932年)に、この地に本殿を築いた。現在の建物は、同37年(1962年)に改築したものである。

境内の掲示より

 

御朱印

初穂料:300円

 

御朱印帳

爽やかな水色をベースに海の街らしく舵輪をデザインしたオリジナル御朱印帳を用意。サイズは16cm×11cmで初穂料は2,000円。

※筆者は拝受していないため、情報のみ記載。

 

境内案内

函館の有名な観光地、元町エリアの八幡坂近くに鎮座。
 
鳥居から振り返ると、函館の街並みや函館湾を一望できる。
 

源義経が当地を訪れた伝説が残り、「義経の里」としてこのように顔出しパネルも置かれている。
 
参道右手には義経を救ったとされる童子が現われたとされる童子石
 

漁師町の函館らしく、境内の絵馬掛には浮き球が吊されていた。
 

手水舎には紫陽花が浮かべられ、綺麗に整備されている。
 

拝殿前には一対の狛犬。
 

微笑むような優しい顔をしている。
 

その先には小さな拝殿。
 

扁額には独特な字体で「舩魂神社」と揮毫されている。
 

境内右手には境内社がまとまった一角。
 

海の近くの神社らしく、境内には「ご安航を祈る」という意味のUW旗が掲揚されていた。

 

参拝を終えて

八幡坂などの有名な観光地のすぐ近くに鎮座する小さな神社。北海道最古の神社として、明治維新以前のアイヌの時代からこのような信仰の地が変わらずに残されていることは嬉しい限りである。船魂という社名からも分かる通り、境内には漁師が使う道具が様々置かれ、海とともに発展した函館の街の歴史を感じることが出来た。なお余談であるが、当社の隣には函館西高校があり、函館の美しい景色を望みながら勉学に励むことが出来るのをうらやましく思ったものである。

 

地図

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