基本情報
神社名:函館護國神社
御祭神:戊辰戦争以降に戦争で殉じた国の英霊13,000余柱
社格等:指定護國神社
鎮座地:北海道函館市青柳町9-23
最寄駅:青柳町停留所・宝来町停留所
駐車場:境内右手にスペースあり
御朱印受付時間:9時00分~16時00分
公式サイト:http://hakodate-gokoku.jp/
御由緒
明治2年(1869年)、箱館戦争が終わって、兵部省は新政府側の戦没者を慰霊するために、招魂場を 造営した。境内に「招魂場」という大石があるのは、その時のものである。
同7年(1874年)に招魂社となり、昭和14年(1939年)に函館護國神社となった。
現在の社殿は昭和17年(1942年)に完成したものである。
ここには、箱館戦争以降、西南の役、日清戦争から第二次世界大戦に至るまでの戦没者の霊が祀られている。
境内には新政府側戦没者の墓や慰霊碑などがある。
社頭の掲示より
御朱印
初穂料:500円
御朱印帳
当社の社殿をデザインしたものや、なでふくろうをデザインしたものなど豊富な種類のオリジナル御朱印帳を用意。サイズは16cm×11cmで、初穂料は各1,500円。
※筆者は拝受していないため、情報のみ記載。
境内案内
函館山へと続く通称「招魂坂」を上りきったところに鎮座。
社頭右手には社号碑。
参道から鳥居を振り返ると、函館の街を一望できる。
参道途中には童謡「チューリップ」の歌碑。
その先には緑に囲まれバランスの取れた美しい社殿。
参拝を終えて
函館山の麓辺りに鎮座する護国神社。特に戊辰戦争の函館の戦いの舞台ということもあって、日本史を専攻していた身としては、境内から広がる函館の景色を目にして背筋が自然と伸びた。函館山や、近くの観光地の数々には多くの人が訪れるが、ここまで足を伸ばす方はあまりいらっしゃらないように思う。個人的には眺めも良く、参拝者もそれほど多くはないので、ぜひ函館を訪れた際は参拝していただきたい一社である。
地図