マルチエフェクター歴20年の筆者が初心者さんでもわかりやすいように解説します!
また、どんなマルチエフェクターが良いのかランキング形式でも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
マルチエフェクターとは?
マルチエフェクターとは?
マルチエフェクターとは簡単に説明すると『1つの筐体にたくさんエフェクターや機能が搭載された機械』と考えていただければそれでOKです。
コンパクトエフェクター単体がたくさん詰め込まれたイメージ。
では、マルチエフェクターの『メリット』『デメリット』を見てみましょう
マルチエフェクターの『メリット』は?
マルチエフェクターの『デメリット』は?
20年以上前のマルチエフェクターは音のレスポンス、再現度はまだまだ低くかったイメージ。
最近の機種は再現度が高くなってよりリアルになりました。
マルチエフェクターってプロは使わない?
いいえ、プロの方も使ってます。
ただ、コンパクトエフェクターの方が種類や数が多く、自分の求める音を作り込みやすいというのと視覚的にもわかりやすいのがメリットですね。
他にメインのコンパクトエフェクターを長くつかっていくとそれが自分の音ととして定着してしまうため、なかなかコンパクト➡マルチに移行しにくくもなります。
ですが、時間とお金がかかることになるので素人の方にはハードルが高いといえますね。
筆者も欲しい音を求めてエフェクターだけでも数百万円以上は使ってます。
マルチエフェクターにもたくさんモデリングアンプやエフェクター入っていますが、自分がほしい音がはいってなかったり、音の質感とかが実機と違うということもあります。
ただ初心者のかたの場合、マルチエフェクターがあればエフェクター知識が学べるので私個人としてはとてもおすすめしています。
マルチ+コンパクトという使い方
ちなみにプロの方がマルチエフェクターを使う場合、基本オーバードライブなどの『歪み系』はコンパクトまたは実機のアンプを使用し、リバーブ、ディレイなどの『空間系』はマルチで使うかたが多いですね。
マルチエフェクターの選び方
マルチエフェクターの選び方について解説
マルチエフェクターの選び方のポイントは大きく分けて以下の5つ
では、1つ1つ解説していきますので是非参考にしてみてください。
【ポイント❶】『エフェクト』
エフェクト数が多ければ良いというわけでもありません
マルチエフェクターに搭載されている音色はたくさんあります。
たくさんあっても同時に使用できるのは『5~9種』程度です。
また機種によっても『最大同時使用数』が違うので、チェックしておくのがポイントです。
使い方に慣れてくるとたくさん音色を使いたくなります。
音を重ねすぎるとかえってゴチャゴチャになるので、最初はシンプルに。
少ないほうが音質的には有利です。
【ポイント❷】『搭載機能』
『ルーパー』『リズムマシン』搭載のものがおすすめ
ルーパーやリズムマシン搭載の物は個人練習に大活躍します。
たとえば『ルーパー』を使って自分で弾いた音を録音し、音声を再生することでちゃんと弾けているのか?など確認することができます。
また音作りなどでも使用するのもおすすめです。
『リズムマシン(メトロノーム)』も上達するために欠かせないツールです。
今となっては搭載されている機種がほとんどですが、なかには搭載していないものも存在するのでチェックしましょう
【ポイント❸】『接続端子』
ヘッドホン・AUX IN端子のある機種がおすすめ
接続端子は外部の物と繋げる部分になります
『INPUT』『OUTPUT』は当たり前に必要な端子ですが、その次に欲しい端子は『AUX IN』と『HEADPHONE』です。
住んでいる場所にもよりますが、ほとんどの方が大きな音を鳴らせない環境でしょう。
そんな時に便利なのが『AUX IN』と『HEADPHONE』端子。
『AUX IN』にスマホやiPodを接続したあと、好きな音源を流しその音を『HEADPHONE』にヘッドホンを接続すれば、スピーカーやアンプで鳴らさず静かに練習することができます。
この2つの端子は自宅練習にとてもおすすめなのでチェックしましょう。
【ポイント❹】『電池駆動』
必ずしも必要ではないが、あると便利なのが『電池駆動』
ストリートライブなどする方には電池タイプが活躍するよ。
【ポイント➎】『サイズ・重量』
持ち運び・収納性を重視するならコンパクトなものを選ぶ
高性能なマルチエフェクターほど、大きくて重くなる傾向。
最初は軽い物で良いでしょう、じゃないとスタジオや練習場にいくまでに疲れ果てます。
最近のマルチエフェクターは『ギターケースのポケット』に入るものが増え便利になりましたが、大切に扱いたい方には『エフェクトボード』を購入するのがおすすめ。
『おすすめマルチエフェクターランキング』
初心者におすすめなマルチエフェクターをランキング形式でご紹介!
『おすすめ詳細』
【詳細❶】BOSS ( ボス )『 GT-1 』
商品名 | ❶BOSS 『 GT-1 』 |
■種類 | 108種類 |
■同時使用数 | 最大7~8種 |
■ルーパー | 〇 32 秒 |
■リズムマシン | × |
■INPUT | モノラル |
■OUTPUT | ステレオ |
■AUX IN | ステレオ・ミニ |
■CTL/EXP | CTL2, 3/EXP2 TRS標準タイプ |
■USB | USB Type-B(2.0) |
■DC IN | DC9V 電源アダプター別売 |
■ヘッドホン | 〇 (ステレオ・ミニ) |
■電池 | 〇 (単3形)×4 |
■駆動時間 | 約7時間駆動 |
■寸法 | 305x152x56mm |
■重量 | 1.3kg |
エフェクターでは1番有名なブランド『BOSS』のマルチエフェクター。
エフェクターの歴史が長いBOSSだからこそできる信頼のサウンドクオリティーです。
初心者から上級者までの方に評判が良いのも大きなポイント。
楽器・機材を『あんしん安全』に購入したい方は楽器専門店で⇩
※在庫には限りがあります/高額・類似商品にはご注意ください
【詳細❷】ZOOM(ズーム)『 G1X FOUR』
商品名 | ❷ZOOM『 G1X FOUR』 |
■種類 | 70種以上 |
■同時使用数 | 最大5種 |
■ルーパー | 〇 30秒 |
■リズムマシン | 〇 68リズム |
■INPUT | モノラル |
■OUTPUT | モノラル |
■AUX IN | ステレオ・ミニ |
■CTL/EXP | × |
■USB | micro USBタイプB |
■DC IN | DC9V 電源アダプター別売 |
■ヘッドホン | 〇 (ステレオ標準) |
■電池 | 〇 (単3形)×4 |
■駆動時間 | 約18時間 |
■寸法 | 216 x156 x52 mm |
■重量 | 610g |
ギター初心者にとっても優しい価格で提供してくれる『ZOOM』
筆者が初めて買ったマルチも『ZOOM』で、エフェクターをたくさん学びました。
また操作もシンプルで使いやすいのが高ポイント
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【詳細❸】NUX(ニューエックス)『MG-300 』
商品名 | ❸NUX『MG-300 』 |
■種類 | 86種類 |
■同時使用数 | 最大7~8種 |
■ルーパー | 〇 60秒 |
■リズムマシン | 〇 63リズム |
■INPUT | モノラル |
■OUTPUT | モノラル |
■AUX IN | ステレオ・ミニ |
■CTL/EXP | × |
■USB | micro USBタイプB |
■DC IN | DC9V 電源アダプター付属 |
■ヘッドホン | 〇 (ステレオ標準) |
■電池 | × |
■駆動時間 | ー |
■寸法 | 230x160x58mm |
■重量 | 754g |
NUX(ニューエックス)は中国ブランドのエフェクターです。
今、中国発のエフェクターブランドはたくさんあり評判も高いものばかり
この『MG-300 』はエフェクト自動保存や変則チューニング対応しており機能も満載
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【詳細❹】Mooer(ムーアー)『GE200』
商品名 | ❹Mooer『GE200』 |
■種類 | 152種類 |
■同時使用数 | 最大9種 |
■ルーパー | 〇 52秒 |
■リズムマシン | 〇 40リズム・10クリック |
■INPUT | モノラル |
■OUTPUT | ステレオ |
■AUX IN | ステレオ・ミニ |
■CTL/EXP | EXP2 TRS標準タイプ |
■USB | USB Type-B(2.0) |
■DC IN | DC9V 電源アダプター付属 |
■ヘッドホン | 〇 (ステレオ・ミニ) |
■電池 | × |
■駆動時間 | ー |
■寸法 | 297×145.5×45.5mm |
■重量 | 1.4kg |
このMOOER(ムーア)も中国発のエフェクターブランドです。
今回のランキングの中では一番高価なマルチエフェクターですが、音質・機能ともに価格以上に素晴らしいエフェクターです。
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【詳細➎】VOX( ヴォックス)『StompLab IIG 』
商品名 | ➎VOX『StompLab IIG 』 |
■種類 | 104種類 |
■同時使用数 | 最大7~8種 |
■ルーパー | × |
■リズムマシン | × |
■INPUT | モノラル |
■OUTPUT | モノラル |
■AUX IN | × |
■CTL/EXP | × |
■USB | × |
■DC IN | DC9V 電源アダプター別売 |
■ヘッドホン | 〇 (ステレオ標準) |
■電池 | 〇 (単3形)×4 |
■駆動時間 | 約7.5時間 |
■寸法 | 207 x125 x57mm |
■重量 | 780g |
VOX( ヴォックス)はアンプで世界的にも有名なイギリスのメーカーおよびブランド。
このマルチはとにかくシンプル!機能は少ないけど、アナログ体質のかたでも簡単に操作ができるので苦手克服の第一歩としておすすめします。
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『マルチエフェクターおすすめ比較』
気になるマルチエフェクターと他の機種のスペックを比較してみましょう⇩
商品名 | ❶BOSS 『 GT-1 』 | ❷ZOOM『 G1X FOUR』 | ❸NUX『MG-300 』 | ❹Mooer『GE200』 | ➎VOX『StompLab IIG 』 |
画像 | |||||
エフェクト | ❶BOSS 『 GT-1 』 | ❷ZOOM『 G1X FOUR』 | ❸NUX『MG-300 』 | ❹Mooer『GE200』 | ➎VOX『StompLab IIG 』 |
■種類 | 108種類 | 70種以上 | 86種類 | 152種類 | 104種類 |
■同時使用数 | 最大7~8種 | 最大5種 | 最大7~8種 | 最大9種 | 最大7~8種 |
搭載機能 | ❶BOSS 『 GT-1 』 | ❷ZOOM『 G1X FOUR』 | ❸NUX『MG-300 』 | ❹Mooer『GE200』 | ➎VOX『StompLab IIG 』 |
■ルーパー | 〇 32 秒 | 〇 30秒 | 〇 60秒 | 〇 52秒 | × |
■リズムマシン | × | 〇 68リズム | 〇 63リズム | 〇 40リズム・10クリック | × |
接続端子 | ❶BOSS 『 GT-1 』 | ❷ZOOM『 G1X FOUR』 | ❸NUX『MG-300 』 | ❹Mooer『GE200』 | ➎VOX『StompLab IIG 』 |
■INPUT | モノラル | モノラル | モノラル | モノラル | モノラル |
■OUTPUT | ステレオ | モノラル | モノラル | ステレオ | モノラル |
■AUX IN | ステレオ・ミニ | ステレオ・ミニ | ステレオ・ミニ | ステレオ・ミニ | × |
■CTL/EXP | CTL2, 3/EXP2 TRS標準タイプ | × | × | EXP2 TRS標準タイプ | × |
■USB | USB Type-B(2.0) | micro USBタイプB | micro USBタイプB | USB Type-B(2.0) | × |
■DC IN | DC9V 電源アダプター別売 | DC9V 電源アダプター別売 | DC9V 電源アダプター付属 | DC9V 電源アダプター付属 | DC9V 電源アダプター別売 |
■ヘッドホン | 〇 (ステレオ・ミニ) | 〇 (ステレオ標準) | 〇 (ステレオ標準) | 〇 (ステレオ・ミニ) | 〇 (ステレオ標準) |
電池駆動 | ❶BOSS 『 GT-1 』 | ❷ZOOM『 G1X FOUR』 | ❸NUX『MG-300 』 | ❹Mooer『GE200』 | ➎VOX『StompLab IIG 』 |
■電池 | 〇 (単3形)×4 | 〇 (単3形)×4 | × | × | 〇 (単3形)×4 |
■駆動時間 | 約7時間駆動 | 約18時間 | ー | ー | 約7.5時間 |
寸法・重量 | ❶BOSS 『 GT-1 』 | ❷ZOOM『 G1X FOUR』 | ❸NUX『MG-300 』 | ❹Mooer『GE200』 | ➎VOX『StompLab IIG 』 |
■寸法 | 305x152x56mm | 216 x156 x52 mm | 230x160x58mm | 297×145.5×45.5mm | 207 x125 x57mm |
■重量 | 1.3kg | 610g | 754g | 1.4kg | 780g |
当サイトではBOSS 『 GT-1 』が1位と評価をつけさせていただきました。
リズムマシンは搭載されていませんが、AUX INから音源やメトロノーム、スマホアプリからドラム音源を流すことも可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただき、すこしでも参考になっていただけたら嬉しくおもいます。
さいごまでご覧いただき誠にありがとうございました。
【主な使用楽器】エレキギター、アコースティックギター、ベース、ピアノ、ウクレレ、一五一会、三線、カホン、ドラムなど。
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