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カーリースの基礎知識

法人でカーリースを利用すると経費削減になる?メリット、デメリットまとめ

事業を行っており仕事のために使う車や会社で利用する車。購入費用や維持費をできるだけ下げたいですよね。

「経費で落とせるから法人ならマイカーよりもカーリースがオトクだと聞くけど実際どうなの?」

今回は、車の購入とカーリースだと実際にどちらがどれくらいオトクなのか、そんな疑問を解決していきます。

法人カーリースと個人カーリースの違い

個人がカーリースを利用する場合、節税効果はありません。

ただし、法人がカーリース契約をする場合は、リース料金の料金を経費として落とすことができます。その結果、年間で数十万円から数百万円の節税が可能になります。

法人で利用するならカーリースと購入どっちがオトク?

結論から言うと、カーリースを利用した方がお得です。

カーリースの場合は毎月の支払いを経費として落とせるため、わかりやすく節税できるからです。

車を購入した場合でも購入額の一部を経費として落とすことは可能ですが、支払った額の全てを経費にすることはできません。車が減価償却の対象になるのがその理由です。

そしてカーリースなら確定申告の際に、必要な領収書が非常に少なくなります。そのため領収書を管理する手間や領収書を並べて計算するという時間も節約可能です。

車の購入に比べるとデメリットは存在しますが、カーリースの方が圧倒的にお得なため、車を使いたいと考えるならカーリースを利用するのがおすすめです。

法人でカーリースを利用するメリットは?

法人がカーリースを利用するメリットは以下の通りです。

カーリースを利用するメリット
  • 支払いを経費として落とせる
  • 自賠責保険やメンテナンス費用も一緒に支払える
  • 経費の管理が楽になる
  • 頭金が不要

以下で詳しく解説します。

メリット1:支払いを経費として落とせる

冒頭でも解説した通り、カーリースだと支払った額を全て経費として落とすことが可能です。

これが法人(個人事業主を含む)がカーリースを使う最大のメリット。

一方でマイカー購入の場合は購入額の全額を経費として落とすことはできません。

メリット2:自賠責保険やメンテナンスも費用に含まれる

法人に限ったことでは無いですが、カーリースで月々に支払う金額には以下の費用も含まれていることがほとんどです。

カーリースの月額に含まれるサービス
  • 車のメンテナンス費用
  • 自賠責保険
  • 車検代
  • 自動車税、重量税などの税金

車両代に加えて以下の料金が支払いに含まれるため、月々の支払額が一定となり支出の計算が非常に楽になります。

メリット3:経費の管理が楽

通常であれば車検や保険料などを経費として扱う場合それぞれの領収書が必要です。

一方でカーリースなら様々な費用が月々の支払いに含まれているため、領収書の枚数がかなり少なくなります。

領収書の数が少なくなれば、それだけ計算が楽になることも想像できますよね。

 

メリット4:頭金が不要

カーリースの大きな特徴として、頭金が不要なことがあげられます。

頭金が不要であれば、法人を設立して間もなく現金があまり用意できない時期でも車を入手しやすくなります。

また車が何台も必要になると、初期費用だけで金額が膨らみます。カーリースなら何台車を仕入れても一定の支払い額で済むので経営の負担が少ないです。

 

法人でカーリースを利用するデメリットは?

カーリースを利用する際、個人でリースする場合と比べて法人だからというデメリットはありません。

しかし車の購入と比較した場合では、デメリットがあります。そんなカーリースのデメリットは以下のとおりです。

カーリースを利用するデメリット

  • 走行距離に制限がある用
  • 傷や汚れを付けないようにしないといけない
  • カスタマイズが制限される

それぞれについて詳しく解説していきます。

デメリット1:走行距離に制限がある

カーリースを利用する場合、走行できる距離が月に1,000キロから1,500キロと決まっていることがほとんどです。

制限距離をオーバーすると追加で費用が発生する場合も。

そのため営業で毎日のように遠出する場合、カーリースは不向きと言えます。

デメリット2:傷や汚れを付けないように

傷や汚れがあると、リース満了時に追加の料金を支払う可能性が出てきます。

そのため運転時にはより神経を使う必要があったり、車内での飲食もしづらくなります。

さらに法人で車を持つ場合、運転に慣れている人だけが運転するとは限らないでしょう。喫煙する人や、運転があまり上手でない人が運転することも十分に考えられます。

カーリースを利用する場合は、どんな人が乗るのか、車内でのルールを決めるなど工夫が必要です。

デメリット3:カスタマイズが制限される

車窓や車体に会社の広告や連絡先を載せたいことがあってもカーリースの場合は、カスタマイズが制限されます。そのため、車窓や車体にプリントすることは原則不可能です。

もし車を使ってサービスの宣伝をしようと考えているなら、車の購入した方が良いでしょう。

 

法人カーリースを選ぶ際のポイント

ここまでの解説で法人ならば車を購入するよりも、カーリースの方がお得ということを理解してもらえたでしょうか。

ここからは、法人がカーリースを選ぶポイントを解説していきます。

法人・個人事業主がカーリースサービスを選ぶポイント
  • リース可能期間
  • 月々の支払い価格
  • 走行可能距離

それぞれの項目について詳しく解説していきます。

ポイント1:リース可能期間

カーリースを利用する場合、多くのサービスでは3~9年のリース期間になっています。

リース会社によって契約できる長さが違います。中途解約に違約金が必要な場合もあるので、どれくらいの期間、車が必要なのかをしっかり考えて選ぶことが大切です。

ポイント2:選べる車の種類

リース会社によって、選べる車が違います。

車種やグレード、新車・中古車など車選びに重要な要素はたくさん。

どの車をリースするのが法人にとって一番良いのかを考えて、リース会社を選ぶことで失敗を防げます。

ポイント3:メンテナンスプラン含めた料金

カーリースを利用する場合、会社によって表示料金に含まれるサービスが変わってきます。

もし料金に含まれるサービスを理解していなければ、車検代が別途必要だったり一見高そうに見えるけど任意保険料が含まれるお得なサービスを見逃したりします。

カーリースを利用する前に、プランにどういったサービスが含まれるのかをしっかりと確認しておきましょう。

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