コーヒー臭い!!においからダメで苦手だったコーヒーを克服し飲めるようになるまで

カフェなどに行くとき、コーヒーか紅茶を頼むことありますよね。

みなさんはどちらを頼みますか?

私はコーヒーを頼みます。

ですが、私は元々コーヒーが超苦手でした。

小さいころからコーヒーのにおいがまずダメで、両親がコーヒーを飲んだ時はいつも「コーヒー臭い!」と言って距離を置いていたほど。

高校3年生になるまで、コーヒーは臭くて苦い飲み物だと思っていました。

コーヒー屋さんの前を通ることすら苦手だったんです。

そんな私がどのようにしてコーヒーを克服して飲めるようになったのかをご紹介します。

苦手なコーヒーの克服法

高校3年生でコーヒーを克服したわけですが、当然ながらいきなり飲めるようになったわけではありません。

ちゃんと段階を踏んでいます。

私の場合は克服するのに約1年ほどかかりました。

1段階目:ドトールの缶コーヒー(微糖)にチャレンジ

高校3年生のとき、通常授業は7時間目まであったのですが、受けたい人だけ8時間目のセミナーがありました。

週によって科目が変わるのですが、私は国語セミナーと英語セミナーを取っていました。

セミナーが終わるころにはいつも外が真っ暗なんですが、当然学校にいる時間が長いのでどうしても眠くなってしまうんです。

そこで、授業中に寝てしまわないようにカフェインを摂取しようということから、学校の自販機でドトールの缶コーヒーを買い始めました。

これこそがコーヒーを克服するきっかけ。

当然コーヒーが苦い飲み物というのは分かっていたので、まずは微糖から始めました。

缶を開けると、ミルクが入っているとはいえコーヒーの香りがぷわ~ん。

くっさ。

でも授業中に寝てしまうよりは遥かにマシ。我慢だ。

1口飲んでみると……うっ、甘い……。

甘いものも苦手な私。

「微糖」の「微」は、「微量」って意味じゃないのか?

何とか耐えながら飲みました。

そのおかげで授業中に寝ることはありませんでした。

2段階目:シュガースティックの量を調整していく

しばらくセミナーの日が来るたびに毎回ドトールの微糖缶コーヒーを飲んで、何とかカフェインを摂取していたのですが、どうも甘いのに耐えられない。

毎回飲んでいるのでさすがににおいには少し慣れ、臭いと感じにくくはなりました。

しかしまだカップのコーヒーは手つかず。

そこで、母に8時間目の授業前に缶コーヒーを飲んでいるという話をしてみました。

母

缶コーヒーってあまり飲みすぎない方がいいわよ

体に悪いし、「微糖」って書いてるけどかなりの砂糖が入っているし、糖尿病になってもおかしくないんだから

えっ……。

その情報もっと早く知りたかった!!

そしてここから、無糖のブラックを飲めるようになるための訓練が始まるのです。

ドトールの缶コーヒーを飲んでいたということで、飲みやすいだろうと店舗に連れて行ってもらいました。

母

コーヒーフレッシュもあまり入れない方がいいかも

体にはあまりよくない

そう教わりながらシュガースティックを手に取り。

1本丸々入れると甘すぎるだろうと、ちょろちょろ入れてはちびちびとコーヒーを味見するというのを何度か繰り返し。

飲めそうな甘さになったらぐいっと飲んでいく。

こうして徐々に砂糖の量を減らしていきました。

3段階目:様々な種類の無糖ブラックの缶コーヒーにチャレンジ

時期についてははっきり覚えていませんが、夏の終わりか秋口にかけてだったように思います。

缶コーヒーは体に悪いとは分かっていながら、でも授業中の眠気は回避したい!

そろそろ無糖ブラックに挑戦しよう。

まずはジョージアの無糖ブラック。

苦い。想像のはるか上を超えるほどの苦さ。

これは大人の味だ。

次はボスの無糖ブラック。

これも苦い。さすがに無理か。

いや、何度かローテーションを組めば飲めるはずだ。

このように、学校の自販機に入っている無糖ブラックの缶コーヒーを順番に飲んでいくという荒業を繰り広げていました。

もうもはや何のためにコーヒーを飲んでいるのか分からなくなるレベル

8時間目のセミナーで寝ないために飲むだけなのに、なぜこんなに体を張っているのか。

しかしこのやり方で、かなりコーヒーに対して嫌悪感なく飲めるようになりました。

ここまでくれば成長したと言っていいのではないでしょうか。

最終段階:缶コーヒーからの脱却

高校3年生ということで、12月の途中から学校に通わなくてよくなりました。

私は8月の時点で大学が決まっていたので、2月の卒業式前日まで暇になりました。

当然缶コーヒーを飲む日々とはおさらばで。

じゃあ、家のコーヒーを飲めばいいじゃない。

毎日午後のおやつの時間に、優雅にコーヒーを飲む生活がスタートしたのです。

まずは母がいつも飲んでいる、挽いた豆から抽出するタイプのコーヒーにチャレンジ。

にっが!!

これは飲めない。苦すぎる。

缶コーヒーの苦さとは別格でした。

さすがにこれは無理だと、今度はスーパーでインスタントコーヒーを買ってもらいました。

少しマイルドなコーヒー。

おっ、これなら飲めるぞ!

ちなみに、このころにはすでに砂糖を入れて飲むことができず、毎回ブラックで飲んでいました。

ついに、あれだけ臭い臭いと言っていたコーヒーを克服できたのです!

「カフェインを摂取する」という明確な目的があれば、ちょっと体を張れば飲めるようになる。

ただ、母が飲んでいるコーヒーは濃厚でくせも強すぎて未だに飲めないという。

コーヒーが飲めるようになってから変わったこと

コーヒーを飲むようになってから、体調によってコーヒーの味が変わることが分かりました。

ほんの少しでも体調が悪いと、コーヒーが美味しいと思えないんです。

飲んでいるのは全く同じコーヒーなのに、体調が悪いと不味いと思ってしまう。

なので、コーヒーの味の感じ方でその日の体調がいいか悪いかを判断しています。

人にもよるのかもしれませんが、少なくとも母がそうなので同じ人がいらっしゃるんでしょうね。

また、コーヒー屋さんの前を通っても嫌悪感は湧かなくなりました。

パン屋さんが隣に建っている場所だとより一層幸せな気分になれます。

それと余談ですが、コーヒーをブラックで飲んでいるとよく驚かれます。

「めっちゃ砂糖とか入れてそう」はよく言われます。

あまりブラックでコーヒーを飲んでいるようには見えないのだそう。

なぜでしょうね?

まとめ

いかがでしたか?

コーヒーは飲めなくても香りは好き、という方は大勢いらっしゃるとは思いますが、コーヒーを臭いと思う人も少なからずいます。

ものすごく珍しがられるのですが、別に変なことではないと思います。

私も「珍しいよね」とは何度も言われました。

なので、コーヒーが苦手な人の気持ちもものすごく分かります。

気持ちが分かるが故に、コーヒーを飲んだ後に人とすれ違うと不快に思われていないかと心配になります。

今では1日1杯は必ずと言っていいほど飲んでいます。

カフェイン中毒にならない程度には楽しんでいますよ。

もし、コーヒーのにおいから苦手という方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄にてエピソードなどを教えていただければ幸いです。

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