【いろんなインクが使える】Schneider(シュナイダー)ローラーボール「シオッドシャイニー」【パールホワイト】

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今回はシュナイダーのローラーボール「シオッドシャイニー」を紹介します。

水性インクを使用するローラーボールは万年筆のようにサラサラとした書き心地が魅力です。

またインクの補充は替え芯(リフィル)ではなく、カートリッジやコンバーターでの補充になるのでいろんなインクが使えるのも魅力です。

ただ現在カタログに掲載されていないので廃盤になったのかなと思います。

Amazonでもパールホワイトは在庫切れになっていました。

他のカラーでも在庫限りかと思います。

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シュナイダー ローラーボール「シオッドシャイニー」をおすすめする人

ローラーボールのサラサラとした書き味が好き

いろんなインクが使える筆記具が欲しい

シュナイダー ローラーボール「シオッドシャイニー」の特徴

すべてのパーツがドイツ製

シュナイダーは1938年に創業したドイツの老舗筆記具ブランドです。

万年筆、ローラーボール、ボールペン、リフィル、万年筆インクと幅広く製造しており、どれもが個性的です。

また比較的安価で手に入れられるのもシュナイダーの魅力です。

それでいてどのパーツもドイツ製で品質は安定しているので安心感もありますよ。

軸にはしっかりと「Made in Germany」とありますね。

ストレートでシンプルなデザイン

キャップ、軸はストレートでシンプルなデザインになっています。

一見シンプルですが、クリップ部分の曲線、グリップから尻軸にかけて円柱形から丸みを帯びた三角になっています。

グリップしたときに軸が手に違和感なく添うようになっていて、とても持ちやすいです。

軸やキャップの素材は樹脂製で15.90g

軸やキャップの素材は樹脂製です。

コンバーターやカートリッジインクなどを除いた重さを測定したところ15.90gでした。

軽量なので取り回しがしやすいですね。

メタリックな塗装が美しい

今回紹介するのはパールホワイトです。

光沢のあるパールカラーは発色がいいですね。

その他、「スパイダーブラック」「パシフィックブルー」「ストーングレー」「パウダーピンク」と全部で5色展開です。

ホワイト以外も光沢のあるメタリックなカラーになっています。

軸にはシュナイダーのメーカーロゴ、そして反対側には先にも写真を載せた「Made in Germany」の文字が見えます。

印刷ではなく浮き文字になっていて、遠目からは単色なので目立たずシンプルです。

柔軟性のある金属クリップ

クリップの天冠部分から曲線を描くクリップは柔軟で、ノートやメモ帳、胸ポケットなど挟みやすいです。

デザインはシンプルですが、実用的です。

グリップ部はラバーで握りやすい

グリップ部分はラバーになっています。

そのため滑りにくくしっかりと握る事ができます。

また、グリップはくぼみがあり、ここに親指と人差し指を添うように握ることで正しいグリップが出来るようになっています。

「ローラーボール」は水性インクを使う筆記具

形をみると「ボールペン」と変わらないような感じですが、このシオッドシャイニーは「ローラーボール」です。

「ボールペン」と「ローラーボール」の違いは使用するインクです。

「ボールペン」は油性インクですが、「ローラーボール」は水性インクです。

インクが違うことで、用途であったり、公文書での使用可否なども変わってきます。

また使用上の注意点などもあります。

一番注意したいのはペン先の乾燥(ドライアップ)です。

キャップは嵌合式

キャップは「パチン」と開け閉めする嵌合式というタイプです。

手ごたえは軽く、閉めるときに「カチッ」という軽く乾いた感じの音がします。

キャップ内部をよく見ると万年筆と同じようなインナーキャップが見えますね。

ローラーボールは万年筆と一緒で、ペン先のドライアップを避けなければいけません。

ペン先でインクが乾いてしまうと擦れたり、書けなくなったりしてしまいます。

インナーキャップがある事でペン先の気密性が保たれ、ペン先が乾きにくくなっています。

とはいえ、キャップをし忘れるとドライアップしてしまうので、使用後はかならずキャップをするようにしてくださいね。

「ボールペン」と「ローラーボール」の違いについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

よかったら参考にしてください。

カートリッジ・コンバーター両用式

インクは替え芯(リフィル)ではなく、万年筆とおなじカートリッジやコンバーターを使ってインクを補充する方式になっています。

カートリッジは手軽で簡単

購入時ブルーのカートリッジインクが付属しています。

カートリッジ式はカートリッジを取り換えるだけでインクが補充できるので、手軽で簡単です。

コンパクトなのでペンケースに一緒に入れて持ち運ぶのに便利ですね。

カートリッジは手軽で簡単なのが魅力ですが、インクの種類が限られています。

といってもシュナイダーのカートリッジインクは種類が豊富で魅力的なカラーが揃っているので、カートリッジで十分楽しめると思います。

いろんなインクを使いたいならコンバーターを使う

カートリッジでも十分楽しめますが、さらにいろんなボトルインクを入れて楽しみたいという人にはコンバーターを使うのがおすすめです。

購入時コンバーターは付属していないので、別途コンバーターを購入する必要があります。

シュナイダーのボトルインクはもちろん、シュナイダー以外のお気にいりのインクを入れて楽しむこともできますよ。 

カートリッジ・コンバーターは欧州規格

シュナイダーのカートリッジ・コンバーターは欧州規格です。

欧州規格はヨーロッパタイプやヨーロッパ統一規格などとも呼ばれていて、同じ規格であれば他メーカーのものが流用できます。

ただ同じ規格でもわずかな違いで流用出来ないものもあるので、使用する際には注意が必要です。

不安な人はちょっと高価になりますが同じメーカーのコンバーターであれば安心ですね。

写真はAmazonで購入した激安の欧州規格のコンバーターです。

試しに装着してみました。

若干緩いかなという感じもありましたが、とりあえず装着出来ました。

他の同じAmazonのコンバーターをつけると、緩い感じもなくきっちりと入るのもありました。

わずかな差ですが、個体差があるかなと思います。

シュナイダー ローラーボール「シオッドシャイニー」の使い心地

Amazonのコンバーターを使ってみる

先に紹介したAmazonの10本セット約500円で購入した激安のコンバーターです。

とりあえずちゃんと装着できたので今回はこのまま使ってみようと思います。

インクはシュナイダーのボトルインク アイスブルーを選びました。

インクの吸入は万年筆と同じ要領でできる

コンバーターを装着した状態でペン先をボトルに入れます。

ペン先がインク内に入っていれば大丈夫です。

コンバーターのノブを回してインクを吸入します。

ピストンを何度か上下させ、空気を抜きながらインクを吸入させます。

インクを吸入する際に空気がもれる事なくスムーズでした。

グリップがラバーなので、インクがグリップに定着してしまわないようにインク吸入後は早めに拭き取るようにしてくださいね。

インクフローが良くサラサラの気持ちいい書き味

ペン先端のボールは回転がスムーズで、とてもなめらかに書けますね。

またインクフローが良いのでサラサラとした気持ちのいい書き味です。

万年筆のように筆圧をかけなくてもいいので、とても軽やかです。

万年筆インクを使えるので、インクの濃淡も楽しめますね。

にじみにくい紙を選んで使う方がいいかも

フローが良すぎるのか、紙によっては結構にじんでしまいますね。

ツバメノートやブロックロディアなど万年筆でもにじまずに使える紙を選んだ方がいいと思います。

線の太さは1.0mmくらいかな

公式ページでは線の太さはM(中字)となっていました。

ゼブラのサラサ「0.5mm」「0.7mm」「1.0mm」と比較してみました。

にじみがない状態であれば「1.0mm」とほぼ同じくらいかなという印象ですね。  

シュナイダー ローラーボール「シオッドシャイニー」をおすすめする理由

サラサラとした気持ちのいい書き味が楽しめる

シンプルなデザインながら高い機能性が備わっている

カートリッジ・コンバーター両用式でいろんなインクが使える

というところかと思います。

販売価格は税込定価1760円とローラーボールとしては比較的安価だと思います。

書き味も申し分なかったですが、廃盤になるのはちょっと残念ですね。

今シュナイダーでカートリッジ・コンバーター式のローラーボールは「レイ」というモデルだけになります。

「レイ」の値段は税込定価2420円。

シオッドシャイニーよりちょっと高価にはなりますが、こちらもかなり気になっているのでまた機会があれば使ってみたいと思います。

最後に

今回はシュナイダーのローラーボール「シオッドシャイニー」を紹介しました。

この記事が皆さんのローラーボール選びの一助になれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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