【自由民主党】黒川理恵子愛媛県議会議員、ダンス発表会に花束を贈る公職選挙法違反!

 

【事案の概要】

自由民主党の黒川理恵子愛媛県議会議員(西条市選出)が、西条市内で開かれたダンス発表会に「愛媛県議会議員 黒川理恵子」の名前で、約1万円の花束を贈る公職選挙法違反を犯していたというもの。

【詳細と情状】

公職選挙法違反では、選挙区内の人や団体に対して、寄附をすることが禁止されている。これは、選挙の公正の確保や政治の腐敗を防止するためのもので、金額の多寡を問わないどころか、現金に限らず、地域のイベント等に品物の差し入れをすることも含まれる。総務省のホームページにおいても寄附の禁止の一例が紹介されているが、お祭りや地域行事の差し入れなども禁止事項として明記されている。

確かに、この法律は一般的な儀礼の範囲に当たるか区別が難しく、どこまでが大丈夫かグレーゾーンが多く分かりにくい。黒川理恵子自身も「深く考えず贈った。軽率だった。」などと話していることから、ついうっかり贈ってしまっただけという捉えかたも出来るかもしれない。

しかし、「愛媛県議会議員 黒川理恵子」と「愛媛県議会議員」の肩書をつけて贈っていることからも県議会議員選挙において買収の意図があったことは明白である。加えて、黒川理恵子のホームページのプロフィール紹介を見ると、祖父や父などが新居浜市議会議員を務めたほどの政治家一家でもある。政治家にとって、寄附に当たるか否かは最も気をつけるべきことであり、お歳暮一つをとっても有権者に当たらないことを確認して慎重に贈っているのが普通の政治家である。黒川理恵子も幼いころから祖父や父の姿勢を見て育ち政治家を志していたであろうから寄附には当然気をつけているはずである。「深く考えず贈った。軽率だった。」などとの言い訳は通用しない。深く考えたからこそ「愛媛県議会議員」の肩書を付けているのであろう。当選さえできれば何をやってもいいと考えているただの政治屋である。

「当選するためにはどんなこともやる」という黒川理恵子のような考えは、黒川理恵子個人の問題ではない。政治屋の集まり、自民党に染みついた精神であるといえる。その最たる例が、集票のために統一教会をはじめとしたカルト宗教と手を組んでいることである。今回の花束の寄附などその一部に過ぎないが、いずれにしても政治家になってはいけない人物である。4月9日投開票の愛媛県議会議員選挙にも立候補するそうであるが、当選させてはならない人物である。


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