” 胃カメラ ”は鼻から口からどっちが苦しい?大学生/体験談/麻酔/【こじらせコラム】

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こんにちは、アイです〜。今回はこれまでの人生で経験した「 胃カメラ 」と、最近の胃カメラ事情についてゆるく語っていきたいと思います。

皆さんは胃カメラやったことありますか?

私は大学生の頃に”逆流性胃腸炎”にかかってしまい、2回胃カメラを経験しました。ひとことで「胃カメラ」と言っても、麻酔の有無や挿入の場所など、いろんな要素でしんどさが左右されるらしい。

ちなみに2回の内容はこんな感じ↓↓↓
1回目:口から胃カメラ(スプレー麻酔のみ)
2回目:鼻から胃カメラ(スプレー麻酔のみ)

この2回の胃カメラ経験が私の人生で上位にランクインするほどのツラさだったので、簡単に振り返ってみます。

胃カメラ 1回目(口から・スプレー麻酔のみ)

bench light love people 胃カメラ いやだ

大学生の頃、寝ても覚めてもずっと唾液がたくさん出て胃酸が上がってくる症状が続いてしまい、消化器内科を受診しました。実際に吐いたりはしなかったものの「吐く直前の酸っぱさ・ムカムカ感」が半月くらいずっと続いてたので授業の合間を縫って病院へ。

ちなみにこの頃は毎晩気持ち悪かったので、かなり寝不足でした。

なんか二週間ぐらいずっとムカムカして吐きそうな感覚が続いているんです…

んん〜、こりゃ胃カメラ撮ってみないとなんとも言えないねぇ。

今日って朝ごはん食べてきた?
もし食べてないならこのまま今日胃カメラやってみようか!

食べてないです!
はい!今日やります!!

胃カメラがどれほどキツいかを知りもせずに、意気揚々と「やります!」と答えた自分に乾杯。知らないって怖い。いま思えばもっと心の準備をするべきだった…

アイさ〜ん、こちらへどうぞ!

言われるがまま処置室へ向かうと、思っていたより…ずいぶん大掛かりなセット。なんかちょっと手術室みたいだ。軽い気持ちで胃カメラやります!と言ったことは果たして正解だったのだろうか…と、少し後悔の念が芽生えはじめる。

はい、こちらの台に横になってください。

今から喉に「のどぬ〜るスプレー」のような霧吹きをかけますね。これで喉の奥の痛みを感じにくくなりますのでね〜。

は〜い。

表面の感覚を麻痺させるようなスプレーを噴射される。おもしろいことに、スプレーされるとすぐに喉の奥の感覚がなくなる。(歯医者さんで麻酔したら唇の感覚がなくなって、まるでおでんくんになったような気分になるアレです。)

おまけに、枕元には嘔吐したとき用の洗面台までセッティングされてしまった。

ここまであからさまにセッティングされるなんて、もはや吐くこと前提じゃないの。そんなに苦しいのか。100%後悔。これから私の喉を通るであろうカメラに関しては4色ボールペン?てくらい太い。

んじゃカメラ入れま〜す。
力を抜いて〜。
はぁ〜と息を吐いてくださ〜い。

!!!!!!!!!!
オェェェェェェエエ!!!

この時の状態を表すそれっぽい言葉を「オエ」しか知らないことに腹が立つくらい本当に苦しかった。胃カメラはなんだかんだ5分強くらいずっと喉の奥を通っていたのですが、永遠に嗚咽しつづけました。

そしてなんと、胃カメラ終わったあとに先生から教えてもらったのだけど、胃カメラには楽に処置を受けるコツがあるらしい。(そういうことなら胃カメラする前に教えてください先生…と思ったのはここだけの話にしておこう)とにかく私は胃カメラを受けるスキルがかなり低かったみたいです。

とにかくオエオエし続ける5分間で、吐くものが胃に入っていなかったのでどうにか大惨事にならず済んだけど、想像の10倍は苦しかった。

胃カメラを楽に受けるコツについて、以下引用です↓

  1. 体勢は常に横向きで、右脚を左脚の前に出すようにしておいてください。
  2. 最初はあごを突き出すようにしておいていただいて、カメラの先端が食道内まで進んだら、今度はあごを引くようにお願いします。
  3. カメラが食道に入る際にはできるだけ力を抜いてください。力を抜くのが難しい場合には大きな飴玉を飲み込むような感じで、カメラを飲み込んであげてください。
  4. カメラの先端が食道に入った後はできるだけ力を抜いて楽にしておいてもらえればけっこうです。ただ、げっぷだけ極力我慢いただくようにお願いいたします。げっぷを我慢いただければ胃の中の観察がスムーズに進み、検査時間自体も短くなります。
  5. 検査中はつばや上がってきた胃液などはすべて自然に口から垂れ流すようにお願いいたします。飲み込むと気管に入り、むせたり、肺炎を起こすおそれがあります。
https://shosha-nishimuranaika.jp/column/egd

とにかくカメラを嫌わずにありのまま受け入れることが大事なのだと、人生の教訓のようなアドバイスをいただきました。

そんなこんなで人生初の胃カメラは終了。診断の結果は「逆流性食道炎」でした。

胃カメラ 2回目(鼻から・スプレー麻酔のみ)

woman in gray tank top looking frightened 胃カメラ やだ

続いて2回目の胃カメラ。

これもまた、1回目とは別のタイミングで胃腸の調子が悪くなったときに受けました。

んん〜。
この症状だと胃カメラやる必要があるんだけど、今日やっちゃいましょうか?

胃カメラ……。

や、ちょっと待ってください。
実は以前受けたことがあって、正直かなり苦手だったので、心の準備が必要です。ちょっと待ってくだs……

口から入れるの怖かったら、鼻からでもいいですよ。鼻からの方がラクだとおっしゃる患者さんが多いんですよ〜。

え!!
鼻からとかできるんですか!
すごい!じゃあ鼻からでお願いします!

てなわけで、鼻からの胃カメラも経験することに。前回とまったく同じ要領で、喉の奥にスプレーで麻酔をかけてもらう。喉の感覚はほとんどない。

鼻から胃カメラの場合、もっと細いカメラがあるらしく鉛筆くらいの太さでした。だけど、インフルの検査で鼻グリグリする綿棒のことを考えると、鼻にとってはかなり太い棒なのではないだろうか。

いざ、鼻からの胃カメラがスタート…

鼻の奥→喉の奥→食道を通ってカメラが胃まで到達する。

…あれ?

かなり異物感があってもちろん苦しいし気持ち悪いけど、想像よりはしんどくないぞ…?口からと鼻からでこんなに違うものなのか。

何より、オエってなった時にちゃんと冷静に口から息を吸えるので、そこまで苦しくないのです。「口でゆっくり呼吸できる」と言う逃げ道があるので、涙目になりながらも耐えることができたって感じです。前回の教訓を生かして少しスキルアップしたのかもしれません。

こんな感じで2回目の胃カメラ終了。なんと診断は今回も「逆流性食道炎」。何かと胃腸にくるタイプなのかもしれない。

後から知ったけど麻酔薬を使えるらしい

woman in white long sleeve shirt using silver laptop computer 胃カメラ 麻酔できるらしい

そして、去年の人間ドック。
私はできることなら胃カメラを受けたくない一心で胃カメラオプションを外してしまいました。(よくないことというのは理解しつつも…)

後から同じ職場の先輩に胃カメラについての探りを入れてみる。

せんぱぁぁい!!!
胃カメラどうでしたか?
わたし胃カメラ嫌いすぎて…
今年は断念してしまって…

えー!
胃カメラ全然キツくなかったよ!

注射で麻酔してもらって、意識があるのかないのかハッキリしない感じで、ぽわぽわ〜って横になって気づいたら終わってた!

あんまり記憶ない(笑)

・・・

…なんだって!!??

そんなふうにポワポワする麻酔をかけてもらえるものなのか!!!!そうと知っていれば、これまでの胃カメラはもう少し省エネで受けられたかもしれない。

検索上位の病院ページではこんな記載もある。

胃カメラを楽に受けるコツを記載させていただきましたが、一番楽に受けられる方法は検査時に麻酔薬を使うことだと思います。適切に麻酔薬を投与することで、ほとんどの方が極めて楽に検査を受けていただくことが可能です。当院では希望される方には麻酔薬を用いて検査を行っていますが、検査を受けたことを覚えてらっしゃらない方が多いです。検査結果の説明をするために診察室に入っていただいた際に「これから胃カメラですか?」とおっしゃられることがよくあります。

ただ、麻酔薬を使用するとその日は車などの乗り物の運転や、高所での作業などはできませんのでご了承ください。

https://shosha-nishimuranaika.jp/column/egd

け、検査を受けたことすら覚えていないだと……

昨年初めて知った事実。

来年こそは麻酔してもらって、ちゃんと胃カメラ受けよう…と思った出来事でした。

それにしても、実際この麻酔ってどんな感覚なんでしょうか。一応意識はある(ように振る舞える)感じなのかな?もし胃カメラで麻酔受けたことある方がいたら感想を教えてください!

そしてわたし、バリウムが未知なのです。バリウムについても、受けたことある方がいたら体験談をお聞きしたいところです。

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子宮内膜症治療の詳しい様子については、【子宮内膜症治療記録】と題してまとめています。
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①体調不良と産婦人科受診のキッカケ
②産婦人科受診編
③術前検査編(初めてのMRI検査)
④入院アイテム、心と体の準備編
⑤手術前説明編( 腹腔鏡手術 )
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1993年生まれのこじらせアラサー女子。 2022年12月に婦人科系疾患【子宮内膜症・卵巣嚢胞】と診断されたことがキッカケで治療記録のブログを始める。 元国際線CA / 現職は商品開発部 / 上級睡眠健康指導士 / 英語科教員免許あり