こんにちは、カンガル兄さんです。海外送金、特に台湾への送金となると、「手数料は?」「時間はどれくらい?」「安全なの?」と、色々な疑問や不安が出てきますよね。
今回は、そんな皆さんの疑問を解消すべく、Wise(ワイズ)を使った日本から台湾への海外送金について、徹底的に解説していきます。Wiseの基本情報から、実際の送金手順、注意点、さらには台湾での受け取りや税金のことまで、詳しくお伝えします。
この記事を読めば、Wiseでの台湾送金が初めての方も、安心して手続きを進められるはずです。ぜひ、最後までお付き合いください。
なぜWiseが台湾への海外送金におすすめなのか?
Wiseは、数ある海外送金サービスの中でも、特におすすめできる選択肢の一つです。その理由を、詳しく見ていきましょう。
Wiseのメリットとデメリット
まずは、Wiseのメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット
【手数料の安さ】
Wiseの最大の魅力は、手数料の安さです。例えば、日本から台湾へ10万円を送金する場合、Wiseの手数料は数百円程度で済むことが多いです。一方、銀行を利用すると、数千円の手数料がかかるのが一般的です。
10万円を送金する場合(※レートは参考です。)
Wise: 送金手数料 約410円 + 為替手数料 約408円 = 合計 約818円
銀行A: 送金手数料 3,000円 + 為替手数料(TTSレート)約1,000円 + 受取手数料(台湾の銀行)= 合計 4,000円以上
【明確な手数料体系】
Wiseは、手数料の内訳を明確に示しています。「送金手数料」「為替手数料」など、何にいくらかかっているのかが一目で分かるので、安心して利用できます。

【実際の為替レート】
銀行は、独自の為替レート(TTSレート)を設定しており、これが実際の為替レートよりも不利な場合があります。一方、Wiseは、実際の為替レート(ミッドレート)を使用するため、より公平な取引が可能です。

【スピーディーな送金】
Wiseの送金は、非常にスピーディーです。多くの場合、数時間から1営業日程度で送金が完了します。銀行のように数日待つ必要がないのは、大きなメリットですね。
送金時間の目安:
日本から台湾への送金の場合、通常、数時間から1営業日程度で完了します。ただし、週末や祝日、受取銀行の営業時間などによっては、時間がかかる場合もあります。
【多様な入金方法】
Wiseは、銀行振込だけでなく、デビットカードやクレジットカードなど、複数の入金方法に対応しています。
各入金方法の特徴:
* 銀行振込: 手数料が安いが、反映に時間がかかる場合がある。
* デビットカード: 手数料が比較的安く、即時反映される。
* クレジットカード: 即時反映されるが、手数料が高い場合がある。
【日本語サポート】
Wiseは、ウェブサイトやアプリが日本語に対応しているだけでなく、カスタマーサポートも日本語で対応しています。不明な点があれば、日本語で問い合わせできるので、安心です。
デメリット
- 【台湾への送金は米ドル建て】
Wiseで台湾へ送金する場合、直接台湾ドルを送金することはできません。送金は米ドル建てで行われ、受取人が台湾の銀行口座で米ドルを受け取り、台湾ドルに両替する形になります。
注意点:
受取人が台湾ドルに両替する際に、為替手数料が発生する場合があります。 - 【入金方法によっては銀行振込が必要】
クレジットカードやデビットカードが利用できない場合は、銀行振込で入金する必要があります。銀行振込の場合、振込手数料がかかる場合があります。 - 【受取人の銀行口座情報が必要】
これはWiseに限ったことではありませんが、海外送金には受取人の銀行口座情報が必要です。事前に正確な情報を確認しておきましょう。
Wiseと他の海外送金サービスとの比較(表形式)
サービス名 | 手数料(例:10万円送金時) | 為替レート | 送金時間 | 受取通貨 | 日本語対応 | 口座開設の容易さ | 安全性 |
Wise | 約818円 | 実際の為替レート(ミッドレート) | 数時間〜1営業日程度 | 米ドル(台湾ドルへの両替は受取人側) | 〇 | オンラインで簡単。本人確認書類が必要。 | 金融当局の認可、分別管理、2段階認証など |
銀行 | 4,000円以上 | 銀行独自の為替レート(TTSレート) | 数日〜1週間程度 | 銀行による | 〇 | 銀行による | 銀行による |
PayPal | 約4,000円(通貨換算手数料含む) | PayPal独自の為替レート | 数分〜数時間程度 | PayPalアカウントまたは銀行口座 | 〇 | オンラインで簡単。本人確認書類が必要な場合あり。 | 独自のセキュリティシステム |
Revolut | 無料〜(プランによる) | 実際の為替レート(週末や一部通貨は手数料上乗せ) | 数時間〜1営業日程度 | Revolutアカウントまたは銀行口座 | 〇 | オンラインで簡単。本人確認書類が必要。 | 金融行動監視機構(FCA)の認可 |
WiseとRevolut、どちらがお得か迷う方もいるかもしれません。WiseとRevolutを海外旅行で徹底比較!どっちがお得?【2025年最新】では、両サービスを様々な角度から比較しているので、ぜひ参考にしてください。
Wiseで日本から台湾へ送金するステップ – 図解付きで分かりやすく解説
それでは、実際にWiseを使って送金する手順を、ステップごとに詳しく解説していきます。
アカウントの作成方法 – 実際の画面で手順を解説
まずは、Wiseのアカウントを作成しましょう。
必要な書類(日本在住者向け)
登録手順
- STEP1公式サイトにアクセス
Wiseの公式サイト(https://wise.com/jp/)にアクセスし、「会員登録」をクリックします。
こちらから詳細が確認できます。 - STEP2メールアドレスとパスワードの登録
メールアドレスとパスワードを入力し、「アカウントを作成する」をクリックします。
- STEP3個人アカウントを選択
「個人アカウント」を選択します。
- STEP4居住国の選択
居住国として「日本」を選択します。
- STEP5電話番号の登録と認証
電話番号を入力し、SMSで送られてくる認証コードを入力します。
- STEP6個人情報の入力
氏名、生年月日、住所などを入力します。
- STEP7本人確認書類のアップロード
指示に従い、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)をアップロードします。
- STEP8審査
Wiseによる審査が行われます。通常、数時間から1営業日程度で審査が完了します。
【よくある質問】アカウント作成でつまずきやすいポイントと解決策
- Q: 本人確認書類がうまくアップロードできません。
A: ファイルサイズが大きすぎる、またはファイル形式が間違っている可能性があります。ファイルサイズを小さくし、指定されたファイル形式(JPEG、PNGなど)で再度アップロードしてみてください。 - Q: 審査に時間がかかっています。
A: 混雑状況によっては、審査に時間がかかる場合があります。数日経っても審査が完了しない場合は、Wiseのカスタマーサポートに問い合わせてみましょう。
送金手続き – 実際の画面で手順を解説
アカウントの作成が完了したら、いよいよ送金手続きです。
送金額と受取通貨の入力
- Wiseのダッシュボードにログイン:
Wiseのアカウントにログインし、ダッシュボードを表示します。
- 「送金する」をクリック:
画面上部の「送金する」をクリックします。

- 受取人の情報を入力:
受取人の氏名、銀行口座情報などを入力します。
注意点:
受取人の情報は、正確に入力してください。誤りがあると、送金が遅延したり、失敗したりする可能性があります。

- 送金元と送金先の通貨を選択:
送金元を「JPY(日本円)」、送金先を「USD(米ドル)」に設定します。
注意点:
台湾への送金は米ドル建てで行われます。

- 送金額を入力:
送金する金額を入力します。
注意点:
Wiseには、1回あたりの送金限度額があります。
本人確認
- 初めて送金する場合や、高額の送金を行う場合は、追加の本人確認が必要になることがあります。
- Wiseの指示に従い、追加の書類を提出してください。
送金内容の確認と実行
- 送金内容を確認:
送金額、受取人情報、入金方法などを確認します。 - 「送金実行」をクリック:
内容に間違いがなければ、「送金実行」をクリックします。
【よくある質問】送金手続きでつまずきやすいポイントと解決策
- Q受取人のSWIFT/BICコードが分かりません。
- A
受取人に直接確認するか、受取銀行のウェブサイトで調べてみましょう。
- Q入金方法でクレジットカードが選択できません。
- A
Wiseでは、一部のクレジットカードが利用できない場合があります。別のカードを試すか、他の入金方法を選択してください。
送金時間と手数料 – 詳細な内訳と計算例
送金にかかる時間
- 通常、数時間から1営業日程度で送金が完了します。
- ただし、週末や祝日、受取銀行の営業時間などによっては、時間がかかる場合があります。
- Wiseのウェブサイトやアプリで、送金状況をリアルタイムで確認できます。
手数料の詳細
Wiseの手数料は、主に以下の2つで構成されます。
- 送金手数料: 送金額に応じて変動する手数料です。
- 為替手数料: 実際の為替レートにわずかな手数料が上乗せされます。
具体的な計算例:
10万円を日本から台湾へ送金する場合(レートは参考です)
- 送金手数料: 約410円
- 為替手数料: 約408円
- 合計: 約818円
手数料割引について
- 送金額が大きい場合、手数料が割引になることがあります。
- Wiseのウェブサイトで、手数料シミュレーションを行うことができます。
Wiseの詳しい手数料体系や、手数料を抑えるコツについては、【Wise海外送金、口コミの闇を暴く!】手数料無料の罠と、それでも選ばれる理由で解説しています。ぜひチェックしてみてください。
送金時の注意点とトラブルシューティング – 困ったときの対処法
海外送金には、国内送金とは異なる注意点があります。トラブルを未然に防ぐためにも、以下の点を確認しておきましょう。
送金前に確認すべきこと – チェックリスト形式で分かりやすく
- 受取人の口座情報の再確認:
- 氏名(英語表記)は正確か?
- 銀行名(英語表記)は正確か?
- 口座番号に間違いはないか?
- SWIFT/BICコードは正しいか?
-
受取人の口座情報を間違えてしまったらどうなりますか?
カンガル送金が遅延したり、失敗したりする可能性があります。最悪の場合、資金が戻ってこないこともあります。必ず、受取人に正しい情報を確認しましょう。
- 送金限度額の確認:
- Wiseには、1回あたりの送金限度額と、1日あたりの送金限度額があります。
- Wiseのウェブサイトやアプリで、自分の送金限度額を確認しておきましょう。
- Wiseの利用規約の確認:
- Wiseの利用規約には、重要な情報が記載されています。
- 特に、禁止されている取引や、免責事項については、必ず確認しておきましょう。
送金が遅延した場合 – 考えられる原因と対処法
- Wiseの送金状況の確認:
- Wiseのウェブサイトやアプリで、送金状況を確認します。
- 「処理中」「完了」などのステータスが表示されます。
- 受取人に確認:
- 受取人の銀行口座に、資金がまだ入金されていないか確認します。
- 受取銀行の都合で、入金が遅れている可能性もあります。
- Wiseへの問い合わせ方法:
- Wiseのウェブサイトやアプリの「ヘルプ」から、問い合わせを行います。
- 日本語で問い合わせできます。

送金が遅れることはよくあるんですか?

通常、Wiseの送金はスピーディーですが、週末や祝日、受取銀行の営業時間などによっては、時間がかかる場合があります。また、受取人の情報に誤りがある場合や、本人確認が必要な場合も、遅延の原因となります。
送金が失敗した場合 – よくある原因と対処法
- 失敗の一般的な理由:
- 受取人の口座情報の間違い
- 送金限度額オーバー
- 本人確認未完了
- Wiseの利用規約違反
- 受取銀行側の問題
- キャンセルと返金:
- 送金が失敗した場合、Wiseから連絡があります。
- Wiseの指示に従い、送金をキャンセルし、返金手続きを行います。
- 返金には、数日かかる場合があります。
- 情報の修正:
- 受取人の口座情報などに誤りがあった場合は、修正して再度送金手続きを行います。

送金が失敗したら、お金は戻ってきますか?

はい、ほとんどの場合、返金されます。ただし、送金手続きをキャンセルする必要がある場合や、返金までに時間がかかる場合があります。
万が一、Wiseでの送金中にトラブルが発生した場合は、Wise海外送金トラブル完全攻略ガイド!裏事情から対策まで徹底解剖を参考にしてください。トラブル解決のヒントが見つかるはずです。
台湾での受け取り – 知っておくべきこと
台湾の銀行での受け取り – 手数料と注意点
- 受取手数料:
- 台湾の多くの銀行では、海外からの送金を受け取る際に、受取手数料がかかります。
- 手数料は、銀行によって異なります。
- 受取人に、事前に確認してもらうことをおすすめします。
- 両替手数料:
- Wiseからの送金は米ドル建てで行われるため、受取人が台湾ドルで受け取る場合は、両替手数料が発生する場合があります。
- 手数料は、銀行によって異なります。
- その他注意点:
- 受取人が銀行口座を持っていない場合は、Wiseから直接現金を受け取ることはできません。
- 受取人が銀行口座を持っている場合でも、本人確認書類の提示を求められる場合があります。
台湾のATMでの引き出し – Wiseデビットカードの利用
- ATMの利用方法:
- Wiseデビットカードは、台湾の多くのATMで利用できます。
- ATMの画面の指示に従い、現金を引き出します。
- 言語選択で「English」を選択すると、英語表示になります。
- 手数料:
- Wiseは、月2回、合計3万円までのATM引き出し手数料が無料です。
- それを超える場合は、Wiseの手数料がかかります。
- ATMによっては、別途ATM手数料がかかる場合があります。
Wiseデビットカードを海外のATMで利用する際は、【海外ATM手数料で損する前に!】Wiseデビットカードを海外でつかうための完全ガイド|徹底比較とリアルな口コミも参考に、手数料や注意点を確認しておきましょう。
海外送金と税金 – 贈与税に注意
贈与税の基本
- 海外送金が、贈与とみなされる場合は、贈与税の課税対象となります。
- 年間110万円を超える贈与には、贈与税がかかります。
注意点
- 家族への送金でも、贈与とみなされる場合があります。
- 贈与税の申告は、受贈者(贈与を受けた人)が行います。
- 申告漏れには、ペナルティが課される場合があります。
相談先
- 贈与税について不明な点がある場合は、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。
読者からのよくある質問(Q&A) – さらに詳しく解説
- QWiseは安全ですか?
- A
はい、Wiseは安全なサービスです。Wiseは、日本の金融庁を含む、世界各国の金融当局から認可を受けています。また、顧客の資金は、Wise自身の運営資金とは別に、分別管理されています。さらに、2段階認証などのセキュリティ対策も導入されています。
- Q銀行と比べてWiseのメリットは何ですか?
- A
Wiseの主なメリットは、手数料の安さ、実際の為替レートの利用、送金スピードの速さです。銀行と比較すると、手数料が大幅に安く、為替レートも有利なため、より多くの金額を受取人に届けることができます。
- Q台湾ドルで送金できますか?
- A
いいえ、Wiseでは台湾ドルで直接送金することはできません。台湾への送金は米ドル建てで行われ、受取人が台湾の銀行で米ドルを受け取り、台湾ドルに両替する形になります。
- Q送金にはどれくらい時間がかかりますか?
- A
通常、数時間から1営業日程度で送金が完了します。ただし、週末や祝日、受取銀行の営業時間などによっては、時間がかかる場合があります。
- Q手数料はいくらですか?
- A
Wiseの手数料は、送金額と通貨によって異なります。Wiseのウェブサイトで、手数料シミュレーションを行うことができます。
- QWiseデビットカードは台湾で使えますか?
- A
はい、Wiseデビットカードは、台湾の多くのATMで利用できます。ただし、ATMによっては、別途手数料がかかる場合があります。
- Q送金目的は正直に申告する必要がありますか?
- A
はい、送金目的は正直に申告する必要があります。Wiseは、マネーロンダリングなどの不正行為を防止するため、送金目的を確認しています。
- Q家族への送金は贈与税の対象になりますか?
- A
はい、家族への送金でも、年間110万円を超える場合は、贈与税の課税対象となる可能性があります。
Wiseの安全性やアカウント凍結のリスクについて、さらに詳しく知りたい方は、Wiseの危険性と信頼性は?アカウント凍結を防ぐ3つの対策【実体験から解説】|徹底比較とリアルな口コミもおすすめです。
まとめ – Wiseで賢く、安全に台湾へ送金
今回は、Wiseを使った日本から台湾への海外送金について、詳しく解説しました。Wiseは、手数料が安く、実際の為替レートを利用でき、送金もスピーディーと、多くのメリットがあります。
もちろん、注意点もあります。台湾への送金は米ドル建てになること、受取人側の銀行で手数料がかかる可能性があることなど、事前に確認しておくべきこともあります。
しかし、これらの注意点を理解し、適切に対応すれば、Wiseは非常に便利な海外送金サービスです。
- 頻繁に台湾へ送金する方: 手数料を大幅に節約できます。
- 初めて海外送金する方: 手続きが簡単で、日本語サポートもあるので安心です。
- 少しでもお得に送金したい方: 実際の為替レートを利用できるので、銀行よりも有利な条件で送金できます。
ぜひ、今回の記事を参考に、Wiseでの台湾送金を検討してみてください。
Wiseのアカウントをまだお持ちでない方は、こちらから簡単に作成できます。
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