3月3日雛祭りの日に63回目の誕生日を迎えた出光節子さんのご紹介です。海外駐在妻としてワンオペ育児を経験し、コロナ禍で実母義母お二人を亡くされた今、これからどのような活動をされるのかを教えていただきたく、経歴を含めて手記にまとめていただくことが叶いましたので、ぜひご一読ください。
出光節子
2023 ミセスグローバルアース東京大会グランプリ
2023 ミセスグローバルアース日本大会グランプリ
東京生まれの東京育ち。
●人生の最大のピンチ
大学時代に知り合って結婚した夫は、各地を転々とする転勤族で、結婚してから私も7回の引越しを経験しました。
その中でも30年ほど前に、夫の転勤で3年間海外のアブダビ(UAE)で暮らした時に最大のピンチを何度も味わいました。
当時、一才になる娘がいましたが、習慣や文化が全く違う国で生活と育児を両立することがとても大変でした。夫は多忙で月の半分は出張しており、子供を遊ばせるのも、外は暑い時は50℃近い灼熱のため、部屋から外へ出ることもままならず。
また、テレビは当時アラビア語か英語放送しかなく、日本にいる家族から送ってもらった日本のドラマや子ども向け番組を録画したビデオを見るのが私と娘の唯一の楽しみで、何回も何回も繰り返して観ていました。
夜中に娘が熱を出した時は、不安で心細い中、片手に娘を抱え、片手に英語の辞書を持って町中の病院に駆け込む事もありましたが、今では貴重な経験です。
日本の人達とのホームパーティーも多く、楽しいはずの会も日本の食材を手に入れるのが困難な中、お料理を作る事にも奮闘!今ではお料理を食べる事も作る事も大好きになった原点となっています。
今振り返るとアブダビでの生活はピンチの連続でしたが、ピンチをチャンスにするという前向きに挑戦していく人になれたのではないでしょうか。
●一番嬉しかった事
その時の娘も今は結婚をして一児の母。その娘から「ママのような前向きで何でも楽しめる女性になりたい!」と言われた事です。親子なので面と向かって褒められたりする事もないので、その時は本当に嬉しかったです。
●これからの夢&目標
コロナ禍で両方の母を亡くしました。人生100年時代、健康寿命がいかに大切かを肌で感じ、予防医学を学び始めました。
今は、薬を飲まない湿布を貼らない、手術をしないで健康でいる事がいかに大切であるという事をSNSを使って時々投稿しています。
【病気のない社会・日本・世界を作る!!】を目標に、次世代に予防の大切さを伝えるとともに、多くの方々にも発信して広めてまいります!
節子さん、お忙しい中ありがとうございました。
節子さんはご自身のSNSアカウントで情報発信されていますので、こちらもぜひご参照ください。
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