あけましておめでとうございます 吉田のうどんの紹介です

グルメ

あけましておめでとうございます。アクセスありがとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

今回と次回は、「吉田のうどん」をまとめて紹介したいと思います。

忘忙庵は富士五湖方面なので、河口湖ICや西桂スマートICをよく使います。忘忙庵への往き帰りにインター近くでお昼ご飯を食べようというとき、良く吉田のうどんを食べます。夫婦とも吉田のうどんのファンです。

「吉田のうどん」とは?

「吉田のうどん」とは、讃岐うどんや稲庭うどんほど全国的に有名ではありませんが、富士吉田市を中心に広がるうどん文化というか、地域色豊かな郷土料理とも言えるものです。

吉田のうどんの特徴は、

  • 麺がともかく硬い。ごわごわの太麺で日本一硬いともいわれる。食べると顎が疲れる
  • 出汁は醤油、味噌、醤油+味噌のミックスなど。温かいものがスタンダードですが、冷やし、つけ麺式などお店によりバリエーションあり。私は麺のコシが楽しめる冷やしが好きです。
  • トッピングは、茹でキャベツ馬肉しぐれ煮が特徴。他にはわかめ、かきあげ、ちくわ天、太いきんぴらごぼうなど。天ぷらやきんぴらごぼうなどはお店ごとに個性あり
  • かきあげ、茹でキャベツ、わかめ、生卵、馬肉しぐれ煮、きんぴらごぼうなどを追加トッピングできるお店も多い
  • 注文は、客席の机に置いてあるメモに書いてスタッフに渡すのが基本のお作法
  • どのお店も机の上には、「すりだね」と呼ばれる赤唐辛子ベースの調味料があり、辛みを調整できる
  • 多くのお店が、ランチのみ営業。うどんがなくなり次第終了
  • 「吉田うどん」とは言わず、必ず「吉田うどん」と呼ぶ

などです。麺、出汁、かき揚げ、すりだねには、お店それぞれの個性があって、地元の方もそれぞれなじみのお店を持っているようです。

こちらは、富士吉田市の吉田のうどん紹介サイトです。

現在(2023年11月)富士吉田市には、47店舗あるそうです。一時は60店舗以上あったそうですが、新型コロナのあおりで閉店となったところも多いようです。

そのほか、お隣の富士河口湖町にも10店以上あります。観光客の多い夏休みシーズンは人気のお店は行列になります。

いろいろなお店に行ってみましたが、内容や混雑状況、場所などから、行くお店がだんだん収束してきました。良く行くお店を紹介しましょう。

くれちうどん

くれちうどんは、中央道河口湖線下りの河口湖の一つ手前の、西桂スマートICを出てすぐのところにあります。

店名は、富士吉田市上暮地という地名から来ているものと思われます。忘忙庵から東京に帰る通り道にあるので、帰る日の昼食に何回か利用しました。

ご多分にもれずしっかりとコシのある太麺が楽しめるお店です。わかめ、キャベツ、卵、肉、油揚げが乗ったいわゆる「全部乗せ」の「くれちうどん」、

麺のコシさらに堪能したい時には、冷たい麺(暖かい麺も選べます)のつけうどん(スープは暖かいです)なども良いです。

吉田のうどん「てっちゃん」

吉田のうどん「てっちゃん」は、河口湖から山中湖へ向かう国道413号線の、浅間神社を過ぎてすぐの富士-上吉田線を右折してすぐ左手にあります。

吉田の街なかのホームセンターやドラッグストアへの買い物の際、国道を通るので時々立ち寄ります。こちらのお店は、ちょっと洋風の店内。店内も広々していて居心地が良いです。

私が良く食べるのは、「肉うどん」。吉田のうどんではお肉は馬肉のしぐれ煮が定番ですが、てっちゃんでは、あえて牛肉をしぐれ煮ではなく、そのまま煮込んだものがトッピングされます。この日は追加で玉子を乗せてもらいました。

妻は、わかめうどんをチョイス。デフォルトのキャベツにたっぷりのわかめがトッピングされます。

さらに、野菜不足解消にと、キャベツときんぴらを追加トッピングで注文、別皿にしてもらいました。それぞれ\50とお手頃です。かき揚げはサービスです。

私たち夫婦好みのやさしい塩味控えめのうどんつゆで、途中すりだねを加えて味変を楽しめます。便利なロケーションにあり、安定したおいしさの吉田のうどんが食べられるお店です。

こちらがメニューです。

メニューの一番下に注目! このメニューは、「ひばりが丘高校」の生徒さんが作ったものです。ひばりが丘高校については、次の機会に詳しく紹介しようと思います。

手打ちうどんムサシ

富士吉田の国道139号線から1本富士吉田市街側に入ったところにあります。

のれんがなければ、うどん屋さんには見えない外観です。店内はたたみ敷きのテーブル席のみ。こじんまりしたお店です。

ムサシのうどんの魅力は出汁が良く効いたどんつゆです。だしの風味を楽しむため、暖かいうどんがおすすめです。そのため寒い時期によく行きます。

こちらではいつも、店名を冠した「ムサシうどん」、いわゆる全部乗せを食べています。大きなかきあげが載っていてどんぶりが小さく見えますが、かなりのボリュームがあり満足感が高いです。女性は少し持て余すかもしれません。

途中ですりだねを加え、味変しながら食べるのがお気に入りです。

吉田のうどん 玉喜亭

玉喜亭は、ムサシから国道をさらに河口湖方面に進んで、河口湖ICの500mほど手前、藍屋の向かい、ダイソーの大きな路面店の隣にあります。

国道に面して広い駐車場があり、その奥にお店があるのですぐにわかります。

メニューはこのようになっています。少し前の写真なので値段は変わっているかもしれません。

まだ、少し寒い時期だったので私は、温かい肉天うどんをチョイス。玉喜亭のお肉は牛肉です。

妻は、麺のコシを楽しみたいと、天つけを選びました。

少し茶色味がかった、角がきりりと立った麺が特徴的です。吉田のうどんの中では硬いほうではありませんが、ビジュアル的には力強さがあります。熱々で提供される温かいうどんと、同じく熱々の天ぷらがこちらのお店の魅力です。

ここまでは、富士吉田市の吉田のうどん店の紹介でしたが、ここからは富士河口湖町に入ります。

吉田のうどん蔵ノ介

河口湖ICから国道139号線を西湖方面に進み、1kmちょっとほどいたところに、吉田のうどん蔵ノ介があります。こちらは、河口湖町にある「吉田のうどん」のお店です。夏休み時期になると、行列ができる人気店です。

駐車場とお店の入り口は国道の反対側にあります。

以前は、周囲にこんもりと林があって、国道からは建物が見えず、見つけにくいお店でしたが、周りの木が伐採され、国道沿いに看板も出ていてわかりやすくなっています。

お店の中は、普通のお家そのもの。畳の間に机が並んでいます。

テーブルの上の伝票に注文を書いて、スタッフに渡します。(写真は少し前のもので、今は、多分、かけうどん・つけうどんは530円、肉うどん・冷やしたぬきうどんなどは580円などです)

私は、吉田のうどんのコシを楽しみたいので、寒い時期以外はできるだけ冷やしたぬきを食べます(冷やしたぬきがない店や、温かいうどん汁がおいしいお店は別ですが)。こちらが冷やしたぬきです。

追加トッピングでかき揚げとキャベツを追加(別添え)。蔵ノ介のかき揚げは、輪切りのちくわがのっていて。ビジュアル的にも楽しいのが特徴です。

妻は、つけうどんにキャベツを追加。

蔵ノ介は、しっかりとコシのある麺とさっぱりのうどんつゆが魅力です。食べたことはありませんが、ちくわの磯部揚げや、カレーうどん、古代米のカレーなども人気のようです。おいしいうどんを食べたくて行くので、まだ食べたことがありません。

くらよし

河口湖町からもう一軒、蔵之助からさらに国道139号を西湖方面に進み、1km弱のほど行くと右手にフォレストモールというショッピングモールがあります。DIYでよくお世話になっているホームセンター「くろがねや」もここにあります。また、そばに「風林」という吉田のうどんのお店もあります。

フォレストモールを右手に見てさらに進み、2つ目の信号を右折。林の中の道を400mほど下っていくと、左手にくらよしがあります。

林の中に、広い未舗装の駐車場があります。くらよしは、駐車場が広く、お店も広いので、平日などは、地元のお仕事の方がよく利用していて、繁盛している印象があります。

くらよしでは、ほぼ一択で冷やしたぬきをたのみます。

しっかりとしたコシは、冷やしで食べるのが一番です。ほんのり甘いつゆと揚げ玉、ワサビとの相性が良く、DIYや草刈りなどで疲れた時には最高においしいです。

ほかにも、まだまだ富士吉田と河口湖町においしい吉田のうどんのお店がたくさんあります。いろいろ食べてみて、自分の好みのお店を見つけるのも楽しみのひとつだと思います。

次回に続きます。

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