十両感動物語・2024春場所初日

 琴ノ若が大関に昇進して1横綱4大関で迎えた春場所。
蓋を開けてみれば波乱のスタート(初日)だった。

が、しかし個人的にはこれらの事よりも再十両組の再起の相撲からお伝えしたいと思う。
また違った趣があったので。

北磻磨ー伯桜鵬
戦後2位の高齢記録となる37歳6ヶ月での再十両、相撲の職人・北磻磨と左肩関節亜脱臼の為、2場所連続休場・遠回りを余儀なくされた伯桜鵬。再十両同士の初日は、立ち合いから攻勢を仕掛け上手投げで伯桜鵬。北磻磨に何もさせなかった。

https://youtu.be/50t1dxmkx_Y?si=_vsKGxBc7WNgG364&t=106

若隆景ー欧勝海
右膝靱帯の大ケガから3場所連続全休後、幕下2場所を経て再十両した若隆景の再起戦。
激しい突き合いから左差し、もろ差しへ。無難に初日白星スタートとなった。場所前には大栄翔らといい稽古を積み重ねてきたようである。まずは初日、第一歩を踏み出した。

幕内2場所目・大の里
先場所、新入幕で11勝(敢闘賞)を挙げた大の里。プロ6場所目。未だざんばら髪の初日は剣翔。
立ち合いからスピードと圧力で先制。問題なく寄り切った。目覚ましいすべり出し。

~波乱の横綱大関陣~

冒頭に少し書いたが、この5番のうち3番に変動あり(先に言ってしまうが)
どこにスポットを当てようかと思ったが、先場所優勝を遂げた横綱・照ノ富士の相撲。
対戦相手は再小結・錦木。
右差しに左おっつけの錦木に対し、委細構わず寄って出るが、錦木も途中で左上手を取った。
巻き替えてもろ差しになった錦木。体を預けながら寄り切った。

 たかが初日されど初日なのだが、休場が多く膝を中心に爆弾を抱える横綱が早くも初日で躓いた訳だがこれ如何に。
定型句通りにこの先も荒れるのか。

ここからだ、照ノ富士!!↓↓↓

奈落の底から見上げた明日 

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