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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

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母は認知症になり

洋服を上手に着られなくなった

 

 

 

後ろ前逆や裏表逆に洋服を着てしまうのは日常茶飯事だし

調子が悪いときは、シャツをズボンのように履こうとしたりする

 

 

 

そんな母だから

最近では多少、間違って着ていても気にならなくなってきた

 

 

 

そんな、ある日

姉が母をかかりつけ医に連れて行ってくれるというので

身なりを整えてあげようと、母をよくみると

片方の靴下だけ、裏表逆で履いていた

 

 

確か、かかりつけ医の病院はスリッパに履き替えたはず

その際に、裏表逆の靴下をみられたら恥ずかしいかも

そう思った私は

 

 

「おかあさん、靴下が右足だけ裏表逆になってるから履き替えようか!」

 

と声をかけると

 

「あら〜、逆になってた?」

と、笑顔で母は靴下を脱いでくれた

 

 

このときも

母はソファに座りながら靴下を脱ごうとしてくれたのだけれど

足が思うように上にあがらないようだった

 

かなり足の筋力が落ちてしまっているな・・・

 

と心の中で思いつつ

母の靴下を脱がせ、足をみるとビックリしてしまった

 

 

足の爪がとっても長く伸びていたのだ

 

 

 

「お母さん、爪がすごい伸びてたね💦ごめんね気づかなくて。足痛くなかった?」

 

と聞くと

 

「爪?まったく痛くないわよ。大丈夫大丈夫」

そう言って急いで靴下を履こうとする

 

 

「お母さん待って待って!爪切ろう!このままじゃ危ないよっ」

 

と母の爪をよく見ると

伸びすぎて爪が分厚くなり、親指は2重爪になっていた

 

 

今すぐ切らないと

爪が割れたり、怪我したりしてしまいそうだ

 

 

ただ私に切れるのだろうか・・・

 

 

 

分厚くて固くなった爪

我が家にある爪切りで切れる気がしない

 

無理やり切ろうとすると

変に爪が割れてしまいそうでもある

 

 

困っていると

ちょうど姉が来てくれたので相談すると

 

 

「皮膚科で切ってくれるから、今日行って切ってもらうよ!」

と言ってくれたので助かった

 

 

 

母は認知症になり体のメンテナンスが自分で出来なくなった

 

 

洗顔と歯磨きは自分でやっているけれど

歯医者に連れていくと「磨き残しがかなりあります」と言われてしまうし

爪切りも家族が見てあげないと伸び放題だ

 

 

 

人間は歳を取ると子供に戻る

 

と言うけれど、本当にそう思う

 

 

 

母を見ていると

私の息子たちが赤ちゃんだった頃のことを思い出す

 

 

歯を磨いてあげて

爪を切ってあげて

ご飯を口に運んであげる

 

 

現在は息子たちが成長して

自分たちでやってくれていることだけれど

赤ちゃんのころは全て私がやってあげていた

 

そして、これからは

同じことを母にやってあげることになりそうだ

 

 

私が息子たちにやっていたことは

同じように母が私にやっていたことだ

 

 

そう考えると不思議な気持ちになる

 

 

 

母に昔やってもらった

 

歯を磨いてもらい

爪を切ってもらい

ご飯を口に運んでもらったこと

 

 

 

今度は私が母にやってあげる番

 

 

 

 

 

 

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