認知症になり変化した食事内容

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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

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先日、いつものように夕飯を両親のところへ持っていった

 

 

 

この日の夕飯は

 

ホッケの焼き魚

ひき肉とじゃがいものグラタン

サラダ

味噌汁

 

出来立てをテーブルに並べていると

父がごはんを準備するため台所へ立った

 

 

おかずは私が毎日用意しているけれど

ごはんは父が炊いてくれている

 

先に並べ終わったおかずを見て

母は待ちきれずに席に座る

 

 

 

今すぐにでも食べ始めてしまいそうなので

 

 

「お母さん、今お父さんがごはん用意してくれてるからね

ちょっと待ってようね」

 

と声をかけると

 

「あら、そうなの?」

 

とても不満そうに椅子の背もたれに体を預ける

 

 

 

数分後、父は先に母のごはんをよそってカウンターに置いたので

私はそれを母の前に置く

 

 

 

すると母は

またお預けを食らったら困るとばかりに

急いでお箸を持って食べ始めた

 

 

父が慌てて自分のごはんを片手に

テーブルにやってきて

 

「お母さん、オレが食べさせてやるよ」

 

 

というも

母は聞く耳持たずで

ホッケの焼き魚を皮ごと一気に口に入れた

 

 

「あぁ〜、一口で食べちゃったよ・・・」

 

 

と父

 

 

「あ、骨はないから大丈夫・・・だけど、お母さんよく噛んで食べてね」

 

 

私も口をモゴモゴさせている母をみて心配になる

 

 

 

小さめの切り身だったので大丈夫だとは思うけれど

ホッケの皮は厚めで弾力がある

 

万が一、喉につまったら大変だ

 

 

 

 

「また、ごはんだけ余っちゃうよ〜・・・」

 

と父はボソリ

 

 

 

最近の母は

味がしっかりとしているものを好むようで

おかずだけ先に食べてしまい、ごはんを残してしまう

 

 

どんぶり飯でも上の具だけ先に食べてしまうので

最後、ごはんにふりかけを掛けてあげたりする

 

 

 

おかずとごはんを一緒に食べる

 

ということが認知症になって出来なくなった

 

 

 

 

ホッケをすごい勢いで飲み込んだ母は

今度はグラタンを食べ始めた

 

父は隣でごはんも一緒に食べてもらおうと頑張っている

 

 

 

 

母が食べているところを見ていると

 

お箸で切り分けて食べる

 

ということが出来なくなったように思う

 

 

切り分けられないから

大きいまま一口で食べてしまう

 

 

今のところ喉につまらせたりはないけれど

今後、嚥下機能が衰えてくることを考えると

食事も小さく切り分けてから出したほうが良いのかもしれない

 

 

 

 

食事内容も

母が認知症になり、かなり変化した

 

 

 

魚やお肉は骨のないものを

 

食べ方が単純なものを

(おそばなど、お汁につけて食べるのは難しい)

 

熱々ではなく、少し冷めたものを

 

 

 

 

 

食べることは生きていくうえで一番大事だ

 

特に認知症の母は

何かを食べている時が1番幸せそうでもある

 

 

 

 

少しでも母が食べやすい食事を

そして喜んでくれる食事を作ろうと思っている私

 


 

あんなに料理嫌いだった私が

ここまで頑張れているのは自分でも驚きである

 

 

 

 

この私が、料理がちょっとだけ好きになってきたのは

母のお陰かもしれない

 

 

 

 

 

 

 

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