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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子２人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始
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認知症の母
ご飯がキレイに食べられなくなってきた
認知機能の低下のせいなのか
よく、こぼす
すごーく、こぼす
あまりに、こぼしすぎて
夕飯を一緒に食べている父は
ご飯を食べさせてあげているらしい
それだけ、こぼしたあとの掃除が大変だということだ
そんな母がキレイに食べられる方法を発見した
それは小皿に取り分けてあげること
先日、母とサイゼリヤにご飯を食べに行った
メニューを決める際
母の好きなもので食べやすいもの
を基準に考え、ほうれん草とパンチェッタのスパゲッティを注文
”食べやすいもの”と言っても
フォークでスパゲッティをクルクル巻いて食べることは出来ないし
出来立てはグラタンほどではないけれど、それなり熱い
どうやったら食べやすくなるだろうか・・・
と悩んだ末、小皿にスパゲッティを少しだけ乗せて母に渡した
すると母は小皿を口元まで持ち上げ
お箸でパスタをつまみ、こぼさず食べることができた
こ、これは良い！！
小皿に乗せたことによって
熱々だったパスタが少し冷め
お皿も持ちやすくなり
少量ずつ口へ入れることができるようになった
母もとても食べやすそうだ
そして、なにより良かったのは
少量ずつ取り分けるので
いままで、目の前のご飯を丸呑みするぐらいの勢いで食べていた母も
ゆっくりと食べることが出来た
デメリットとしては
いちいち小皿に取り分けるのが手間だということ
この日は私の他に姉と父もいたので
交代しながら取り分けてあげられたので、それほど大変ではなかったけれど
母と二人だったら自分が食べる暇もないくらい忙しくなったかもしれない
今回はスパゲッティだったけれど
定食などの場合も
メインと白飯を一緒に小皿にのせてあげれば
いつも白飯だけ残してしまう母も、最後まで美味しく食べられるかもしれない
今後もこの作戦を試してみようと思う
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