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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始
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昨日のつづき
大騒ぎしながらも、なんとか診察がはじまった
まずは歯科衛生士さんがやってくれる歯のクリーニング
「椅子、倒しますね」
母の座っている椅子の背もたれが、グングン倒れていく
歯医者に来ている
というか、歯医者という意味自体
忘れてしまっているであろう認知症の母
倒れていく椅子に驚いたりしないだろうか
私はハラハラしながら近くの椅子に座って見ていると
母は大人しく後ろへ倒れていった
おぉ、母凄い!
とはいえ、お腹の上で組まれている母の手は
キュッと力強く握られていた
緊張しているのだろう
私は安心させるために母の手を握ってあげたいと思ったけれど
診察の邪魔になってしまうだろうし我慢する
歯科衛生士さんは
素早くクリーニングを進めていく
その間、ずっと静かにしていた母だったけれど
1度だけ、体を強張らせる仕草をした
それは下の奥歯をフロスでクリーニングしていたときのこと
「痛いですか?」
という歯科衛生士さんの問いかけに
母はウンウンと頷いた
虫歯かな・・・心配になる私
20分ほどでクリーニングは終了した
最後にまた、うがいをすることになり
先程の失敗から、歯科衛生士さんが
うがい受けを持ってきてくれ、問題なくうがいが出来た

そしてクリーニングが終わると
医師が来てくれて診てくれた
先ほど痛がっていたところは
歯茎が少し腫れていたようで
1ヶ月後にまた診てもらうことに
先生からは
「この年齢で、ここまで歯が残っているのは凄いです!」
と褒めていただいた
確かに母は全て自分の歯だし
グラついている歯もいまだ無い
通える限り歯医者に行って
歯を大事にしていきたいと思う
最初は大変だったけれど
診察が始まってしまえば上手に診てもらえた母
歯医者なんかは特に
何をされるか分からない恐怖
もあるだろう
でも母は素直な性格なので
よく分からない状況でも
言われたとおりにしてくれるので本当に助かる
お陰で無事に診察を終えることが出来た
(つづく)
↓母の徘徊がはじまったときの記事
1.我が家の行方不明事件 ★アメトピ掲載