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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

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我が家の犬は母が大好きだ

 

 

 

 

大好きすぎて

お散歩のとき、庭に続く門の前で必ず立ち止まる

 

 

 

庭に行けば、1階にいる母に会えるからだ

 

 

 

 

 

今日のお散歩でも

 

近所を一周しようと家を出ると

犬は足早に庭の方へ

 

そして門の前に立ち止まり尻尾をフリフリ

 

 

 

「この時間、母はいないよ」

 

 

我が家の犬は現在14歳

 

耳も遠くなり、私の声は聞こえないようで

門の前から動こうとしない

 

 

 

しばらくすると門を開けてくれないことにしびれを切らし

門の下の少しだけ開いている隙間に鼻をつっこむ

 

 

 

「そこからじゃ入れないよ。行くよ〜」

 

 

私はそう言いつつ

リードを軽く引っ張る

 

 

すると犬は尻尾をシュンと下げながらも歩きだしてくれた

 

 

 

 

 

こんなとき、なんとも不思議な気持ちになる

 

 

 

私の中の母は

もう”認知症の”母だ

 

 

 

母のことを考えるときは

 

困っていないかな、トラブル起こしてないかな

オムツは交換しないで大丈夫かな

 

そんなことばかり

 

 

 

 

でも犬の中の母は、ずっと変わらず”優しい”母だ

 

 

 

会えば「〇〇〜!」と笑顔で名前を呼んでくれて

体中をなでてくれる母

 

 

昔と違って名前が思い出せなくなってきたし

体を撫でることも出来なくなってきたけれど

 

それでも犬は

変わらずに母が大好きで

昔と同じ様に尻尾をブンブン振りながら母に飛びついていく

 

 

 

犬の中に”認知症”は存在しない

 

 

だからこそ犬にとっての母は

ずっとずっと”優しい母”のままなのだ

 

 

 

犬が羨ましい

 

 

私の中は

 

”認知症の母”の割合がどんどん増えてきているから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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