“玉ウキ”を使って餌の流し方を一工夫したら・・・
2023年5月25日(木)
“釣りキチ三平の里”の狙半内川(さるはんない川)では、師匠との釣果の差に愕然とした私でした。
その原因が“餌の流し方”にある事を師匠から指摘され、目の前でその違いを示され、一時は渓流釣りへの意欲が萎えかけたのですが・・・
やはり渓流釣りが好きなんですね。なんとか立ち直りました!!
帰宅し一杯やりながら「どうすれば“餌の流し方”を改善できるか」考えているうちに、以前に聞いた師匠の話を思い出したのです。
釣りにくいポイントに餌を自然に流したり、水量が少ない時期にオモリを川底に引っ掛けず流すのに、“玉ウキ”を使うという手を教わっていました。
玉ウキ大・中・小の3種類と、オモリも3種類、バランスを合わせて使用しました。
餌を使った“脈釣り”一本槍の私に比べ、師匠は水面に羽虫の跳ぶ時期には“毛鉤”を、水量が少ない時期には“ウキ”を使った仕掛けを別に用意し、その時その場で使い分けていました。
渓流の状況に応じて使い分けていたのは、“オモリ”だけではなかったのです。
私もさっそく“玉ウキ”付きの仕掛けを用意し、いつもの川に出かけ“脈釣り”の仕掛けに“玉ウキ”を加え試してみました。
ついでに、竿も少し短いダイワの先調子7:3、4.3mの渓流竿を見つけ合わせて試してみました。
そうしたら・・・
苦手なポイントも“玉ウキ”で釣れるようになりました。
川に被さるように垂れた枝の下、岸ぎわに生えたヨシの側、水深がなくチャラチャラの流れ、など今まで苦手で避けていたポイントを“玉ウキ”を使って流せるようになりました。
ヤマメがいる確率の高い場所を、水の流れに乗せ自然に流せるのですから、当然釣果は上がります。
4.3mの渓流竿も支流向きで使い勝手がよく、仕掛けのコントロールもしやすくなりました。
結果は、警戒心のましたヤマメも掛かってくれます。
釣り針をしっかり咥えてるので、掛かった後のバレも少なくなったのは嬉しかった。
これなら、難しい条件下でも釣果ゼロは避けられ、渓流釣りも楽しめそうです。
あえて不満を言わせてもらえば、ヤマメが掛かった時のあの醍醐味が半減したことです。
ウキが沈むのを見てから合わせるのですから、楽といえばそうなのですが、代わりに釣りの醍醐味を半分失ってしまいました。
ウキにお任せで楽して釣ってますから、都合の良い自分勝手な言い分ですね!
ここまでお読みいただきありがとうございます。