沖縄県精子提供 命どぅ宝

沖縄県南部で精子ドナーとして活動

沖縄の精子バンク

2023-05-20 12:23:53 | 日記

 

 

沖縄にはストークラボオキナワという精子提供当事者の方が運営されている精子バンクがあります。実際にAIDで実際に精子提供で生まれたお子さんを持った方がここまで行動した例を国内で私は知らなかったですし、海外のような先進的な活動ですね。

 

 

子どもたちにとって本当に大切な出自を知る権利も保証してくれていますし、本土にもこういうしっかりした団体があれば、精子提供を安心して受けられる方も増えるのに…とすら思えるくらい、羨ましく思います。

 

 

ではなぜ命どぅ宝のような個人が提供活動をしようとしているのか?その理由がいくつかございます。

 

 

 

1つ目が近親婚を防止するためです。元々本土で活動していたのを終了したのは、同県内でご依頼を頂くことが増えたためです。

 

 

 

精子提供者から見れば、どこでどなたにご提供したか分かった上で活動すれば近親婚への不安は薄いです。しかし提供を希望されて子どもが生まれた家庭はそうではありません。

 

 

非配偶者間精子提供で生まれたお子さんはドナーでうまれた告知がされる故に、どのタイミングで血の繋がった遺伝子上の兄弟姉妹に出会うか分からない不安と幼少期から向き合わなければいけません。この不安は行動範囲が狭いほど、同一ドナーで生まれたお子さんが多いほど大きくなってしまいます。

 

 

近親婚を完璧に阻止しようとすると、親と子ども両方にとって息苦しい状態になりがちです。それは精子ドナーにとっても同様です。だからこそご提供先に居ない、そして血の繋がりが未だ無い土地、沖縄で活動することは必ずお困りの方の助けになると思えました。

 

 

 

もう一つはご依頼の日にちにあわせて精子提供をするという活動の主たる部分で、精子提供をしているとぶつかりがちな2名以上のご希望日が重なった場合、個人で活動した方が調整しやすいからです。

 

 

 

ドナー経験のある男性ならばお分かりになるかもしれませんが、同日提供となった場合、採精するのに1回目と2回目では量が明らかに違うと思いますので、このような不公平も是正したいというねらいがございます。

 

 

 

自分の場合多くても2枠ご依頼があり次第、ブログやSNSで枠がいっぱいになったことを宣言させて頂きます。

 

 

 

 

最後になりますが、自身は提供活動に全く妥協をするつもりはございません。しかしながら依然として妊孕には解明に至っていない謎も多く、妊娠に至らない場合もあるかもしれません。ある男性の精子でまったく妊娠しなかったが、別の男性の精子で自然妊娠→出産に至ることも充分に有り得るのです。

 

 

 

私はもし運悪くそういう場面に遭遇した方達のために選択肢を多く与えてあげたいと思っています。人工授精よりも安く回数をこなせるシリンジ法をまずお試し頂くことで、他の精子バンクや高度生殖医療を利用をする余地を残したいのです。

 

 

 

シリンジ法だけでは難しくて体外受精を試して頂いたり、私からストークラボさんにドナーを交代して頂いたり、あるいは逆のケースに対応したりしながら、子どもを望む方の願いをかなえさせてもらえれば幸いです。どうぞよろしくお願いします。

 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うえ)
2024-01-18 08:13:43
初めまして、沖縄生まれ、沖縄育ちの者です!
現在同性同士でお付き合いしており子どもが欲しいと望んでおり精子提供を希望してます。
連絡頂けたら幸いです。
Unknown (管理人石田)
2024-01-18 19:17:26
うえ様

コメントありがとうございます!Twitterにメッセージ頂いた方でしょうか?ご返信させて頂きました、よろしくお願いします。

コメントを投稿