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ついつい赤ちゃんがいる時に、テレビをつけっぱなしにしてしまう影響に驚愕

tv_gついつい赤ちゃんがいる時にテレビをつけっぱなしにしてしまう・・・・それが引き起こす影響に驚愕・・・・・

赤ちゃんが産まれて、数ヶ月が経過して、赤ちゃんがいる生活にも慣れて、そろそろ元の生活、自分の時間も欲しいと思う時期になります。

YouTubeやNetflix、出産から生活のリズムが落ち着くまで見ることができなかった、映画やドラマ、バラエティ番組を見たくなるものです。
また、家事や疲れて眠い時、子供が泣き出したり、ぐずったりした時についついやってしまうことありませんか?

その一つにテレビをつけて子供を落ち着かせる。子供の興味をテレビに向けさせてしまいがちです。
私の場合は、特に1人目より2人目の時の方がテレビをつけている時間が長かったように感じます。(だって2人目の時って、1人目のことも見なきゃいけないから、子育てにかかる労力2倍ですから)

テレビってつけてしまうと、消すタイミングってなかなか難しくないですか?赤ちゃんの機嫌も悪くなるし、自分のやることもスムーズに進んでいたら尚更です。消し忘れなんかもありますよね。
でも、テレビつけっぱなしで赤ちゃんに及ぼす影響がかなり大きいんです。

私の体験なんかも含めて紹介していきます。

赤ちゃんにとってテレビってどんな効果

普段、家の中、近所での外遊び、周辺での買い物が生活の中心にある赤ちゃんにとってテレビは興味、感心を持つための宝庫とも言えます。

私の子供の場合、テレビをつけた瞬間に、今やっていることをやめてテレビに注目してしまったんです。アンパンマンはいつの時代も赤ちゃんを釘付けにするキャラクターなんです。電車、花、キャラクター、いろんな映像が流れてくるテレビは赤ちゃんを虜にしてしまいます。

他にも、テレビを通じていろんなことを学び、これまで話したことのない単語を急に話してみたり、音楽に合わせて踊ってみたり。私の母親なんて1日一緒に過ごしただけで成長を感じるなんて言ってました。

実際、歯磨きを嫌がっていた私の子供は、テレビで歯磨きをしている番組を見せたら、素直に受け入れてくれるようになりました。

赤ちゃんっていろんなところから様々なことを吸収しているんですね

でもそのテレビをつけっぱなしにすることで、赤ちゃんが長時間テレビに触れてしまい、それが及ぼす影響がとても多いことに気づいたんです。

影響はすぐには出てこないと思いますが、日々の生活ですから、それが数年後に大きな差として現れてくることをお忘れなく。

テレビつけっぱなしは赤ちゃんにどんな影響?

テレビをつけっぱなしにしていると、赤ちゃんへの影響は下記のようなものがあります。

  • 視力の低下
  • 体力、運動能力の発達の低下
  • 集中力の低下
  • コミュニケーション能力の低下
  • 睡眠の質の低下

それぞれどのような影響があるのか、具体的に見ていきましょう。

視力の低下

これは赤ちゃんに限らずかもしれませんが、赤ちゃんの視力はまだまだ発達段階にあり、視力が低下してしまいます。

赤ちゃんの目はあまり見えないようですが、光の刺激の強い画面に赤ちゃんは集中してしまうんです。

これにより長時間テレビを見続けてしまったり、集中してくるとだんだん画面に近づいてしまいます。画面から近い距離で見ることでピント調整がうまくいかなくなり視力の低下に繋がってしまいます。

その他にも、乱視や内斜視といった影響も出てしまいます。私も視力が悪いのですが、視力悪くて普段の生活で苦労することあります。子供には同じような不自由はさせたくないですね。

自分がテレビを見たいこともありますが、そこは子供のためとぐっと我慢して、子供には、1日のうち観せる番組を決めて視聴時間をコントロールし、自分が見たい番組は録画し、子供が寝ている時間に視聴するなどの工夫もあります。

体力、運動能力の発達の低下

テレビを見る時間が長くなると自然と外遊びの時間も減ります。それどころか、テレビに集中してしまい、家の中でもハイハイをしなくなって運動機能が著しく向上する赤ちゃんの時期に必要な運動の邪魔をして悪影響を及ぼす可能性があります。

私の場合は、1日2回、外に出すと頭のいい子供に育つと聞いたので、朝と夕方、子供を公園に連れ出し遊んだり、図書館に連れて行きます、落ち着いた場所で読み聞かせなどに参加したり、実際に読み聞かせを行ったりしていました。

毎日の生活で大変ですが、落ち着いた空間で過ごすことは自分自身にとってもメリットがあったと感じています。

集中力の低下

子供が遊んでいる時などについついテレビをつけてしまうと、せっかく集中して遊んでいたのに、テレビに注目してしまいます。テレビ、ラジオからの映像、音声は子供を一瞬で惹きつける力があるんです。

また、テレビを見ている時は、脳が寝ているのと同じ状態になっているとも言われています。これは一方的に情報を流されるため脳が受動的になってしまうといったことからのようです。

私の知り合いにも、普段からテレビをつけっぱなしで、家でも車でも外出先でもず〜っとテレビを見させていたご家庭がありました。そこのお子さんは、テレビがないと不安になり泣き出したり、落ち着きがなかったりしていて、今思うと少なからずテレビが影響していたんじゃないかなぁと思います。

コミュニケーション能力の低下

テレビを見ている時ってあまり、言葉を発しませんよね。
赤ちゃんも同じで、テレビから発信されるのは、一方的な会話、音声などといった情報のためどうしても受け身になってしまいます。

この結果、テレビを相手に、言葉のキャッチボールができず、相手と会話するといった機会が不足するため、コミュニケーションの低下に繋がってしまいます。

テレビを見る時は、つけっぱなしにして1人で見させるんじゃなくて、親も一緒にテレビを見ながら、番組の感想や、どんなことが流れているのかを聞いてみたり、会話をするように心掛けるとテレビを見ながらでもコミュニケーションを取れるなぁと思いましたので、参考にしてみてください。

睡眠の質の低下

テレビから出る光の刺激は想像以上のようで、大人の私たちも寝る前にスマホを見てしまうと、脳が冴えてしまって、睡眠の質が低下してしまいます。1日のうち多くの時間を睡眠に当てる赤ちゃんにとってテレビから出る光の影響はとても大きいでしょう。

睡眠の質の低下は起きている時間に機嫌が悪くなったり、集中力を切らしてしまったり、悪循環に陥ってしまいます。つけっぱなしをやめることはもちろんですが、ブルーライトカットを意識したり、睡眠前にはテレビをつけないなどといった工夫が必要になります。

日本小児科学会 子供とメディア委員会は、「メディアに子守させず、視聴時間は2時間以内を目安」と提言しています。テレビは子供にとって有効な面もありますが、このような悪影響もあります。

テレビって生活の一部だし、毎日のことだから、日々の積み重ねって数年経過した時の差ってとても大きくなると思います。

テレビを一度つけてしまうと、あっという間にこれくらいの時間って経過してしまいます。また、ついついつけっぱなしにしてしまうことも多いから、普段の生活の中で気をつけないといけませんね。

最後に

テレビは1日つけっぱなしだと悪影響を及ぼしますが、ぐずった時・家事をちょっとやりたい時などは有効な手段です。

また、日頃体験できないことや見ることができないものもテレビを通じて知ることができ、子供の成長に繋がるものだと思います。

テレビを有効活用しながら、子供のことを思い、ご家庭でのテレビ視聴についてルールを決めてみてはいかがでしょうか。

今から取り組めば、赤ちゃんの健やかな成長に繋がると思います。ぜひ取り組んでみてください。