使用機材紹介

 

OM SYSTEM OM-5

M.ZUIKO DIGTAL ED 12-200mm F3.5-6.3

Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4 ASPH. H-E08018 

 

撮影日 2025年 1月21日  群馬県富岡市富岡1−1

 

富岡製糸場後半は正面入口から左方向の見学コースをたどってみる。こちらのコースには製糸場と言えば誰しも思い浮かべるまゆから糸を取る機械が並ぶ工場がある。女工さん達が機械の前に座り長い列になってひたすら糸を巻き取る作業をしてた工場だ。いったいどれだけの人数の人達がここに座って作業していたのだろうか。今は薄暗く、音も無く、熱も無く、臭いも無い。静かに眠っているような巨大な機械を見ていると一度でも実際に稼働していた時の風景を見た事のある人ならば過去の記憶が鮮明に蘇るだろう。私の前を歩いていた3人組のおばちゃんの一人が渡り廊下の角っこを見つめ、休憩時間よくここに座って休んでいたと話声が聞こえた。ここで働いていた女工さんのようだった、数十秒そこをじっと見つめて何かを思い出しているようだった。きっと火照った体をここで冷まし汗をぬぐったのだろう、今は冬だが夏場は丁度渡り廊下の屋根の日陰になり目の前は花木が植えられていて涼しげな場所だった。建物だけでなく訪れる人の中にも富岡製糸場の歴史を背負っている人がいるのだなと思った。その後、見て回れる所は全て見て富岡製糸場を後にした。ついでに近くの商店街も見て回ったが世界遺産があるにもかかわらず地元の商店街はあんまり恩恵を受けているようには見えなっかた。私はまゆこもりと言うお湯で溶かして食べる餅のようなお菓子が気に入ったので家のお土産に買って帰った。

 

 

 

 

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